ノミアレルギーに注意

まだまだ梅雨が続きます。大雨が降る事は減りましたが、まだまだ雨が続くようで蒸し暑いです。当院は7月24日(金曜、祝日)も診察しております。31日(金曜)に振替でお休みを頂きます。

さて、蒸し暑い日が続くと様々な原因の皮膚病が増えてきます。その中でも、これからはノミが活発に活動する時期になります。ノミは血を吸うために動物の体に寄生し、生活します。

特に、気温が温かい時期は寄生する確率も増えてきます。今回はそんなノミに寄生された場合におこるノミアレルギーの話です。

ノミによる皮膚病は、通常は吸血によって噛まれた場所がかゆくなり、噛まれた場所を中心に舐めることで皮膚病がはじまります。ノミが増えて数が増えるとだんだんと皮膚病がひどくなってきます。

一方ノミアレルギーは、ノミが少数寄生するだけでも痒みがあちこちに出る皮膚病です。特に猫はノミアレルギーになりやすく、痒みの度合いも強く、あっという間にあちこち全身に掻き傷ができます。環境中に一匹でもノミが残るだけでも、発症の可能性があります。

ノミは今の気候では次々と卵を産んで環境中におとしていきます。おちた卵は数日で孵化し、成長して大人のノミになります。家の中でも増えることができるため、一度室内に持ち込んでしまうとあっという間に大量発生してに大変です。ノミは人も噛まれる事もあります。

何より予防が重要ですので、特にこの時期は人の服などついて室内に入り込むこともあるため、完全の室内猫でもノミに感染する可能性があります。ノミ予防をお忘れありませんように。

さて、先日に野洲のアルプラザでびわ湖わんにゃんマルシェが開催されました。今回は顔をだすことも出来ませんでしたが、スタッフが行かせてもらいました。8月も第二日曜の9日にあるそうです。ご興味のある方はぜひ、ご参加ください☆

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