梅雨の外耳炎に注意

6月も半ばとなりました。そろそろフィラリア投与の2回目の時期となります。お忘れありませんように。さて、梅雨になりました。本格的な雨の日が増えてきました。ジメジメした日が増えてきます。さて、今回はこんな時期に気を付けたい、外耳炎のお話です。

外耳炎は耳に炎症が起こり、痒みなどが出る病気です。犬にも猫にも起こりますが、犬の方が特に多いです。溜まった耳垢に細菌やカビなどが増殖することで、悪くなることがあります。特にこの時期は、暑く蒸れやすい時期になるので、悪化しやすい季節です。

一般的には耳が垂れている犬種に多く、プードルやダックス、ゴールデンなどは特に要注意です。日頃からに耳のお手入れをしてもらっていると、病気になりにくく、なっても早期に気付きやすいため、一月に1~2回ぐらいは耳のチェックをおススメします。基本的には耳の奥までできなくとも、耳の入り口の汚れを軽くとるだけでも十分です。

万が一、耳をよく掻いたり、よく振るなどの痒みの症状があったり、耳垢がいきなり増えたり、じゅくついた場合は外耳炎の可能性が高いです。なるべく早めの診察をお勧めします。初期から中期ぐらいであれば、耳に入れる薬だけで治る事が多く、放置して起き重症になれば薬も多く、時間もかかります。ぜひ、お気をつけください☆

IMGP0436

Comments are closed.