膀胱炎に注意

寒くなりました。最近では膀胱炎で、来院する動物が増えてきました。おっしこが赤い。トイレに何回も行く。少量しかおしっこが出てない。このような症状は、膀胱炎の可能性があります。

血尿や、残尿感のある頻尿が主な症状です。基本は命に関わる病気ではないですが、雄の犬猫は、おっしこの通り道の尿道に膀胱結石や、炎症物質や血液が詰まったりすることがあります。運が悪いと、完全に詰まって、尿が出なくなったりすると、尿毒症になり、半日から一日で命に関わる病気になる事もあります。

膀胱炎は、寒さのせいで水を飲まない、トイレを我慢するなどが関わることで、寒い時期に多い病気です。1月、2月は、一年でも膀胱炎の多い時期になります。対策としては、なるべく新鮮な水飲み場を用意する事、トイレをなるべく綺麗にすることで、我慢せず排尿できるようにする事です。

治療は、飲み薬が基本になります。頻尿や血尿は、症状は早ければ数日で良くなることもありますが、きっちりと尿検査をして問題がなくなるまでは、投薬治療が必要になります。体質的に治りが悪い事もあります。場合によれば、食事を変更する必要がある事もあります。

冬場には珍しい病気ではなく、よくある病気です。このような症状があった際は、一度病院に相談してください。

先週末は、共通テストでした。結果はどうだったでしょうか?今の受験生は、新型コロナの影響をモロにうけた世代だと思います。学校も勉強も大変だったと思います。その頑張りはきっと、いつか実になると思います。

2月からは本格的に、入試本番です。くれぐれも体に気を付けて、体調万全な状態で受験生の皆さんが、本番に実力が出せる事を願っております☆

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