長寿犬の表彰募集のお知らせ&たまご

とても暑い日が続きます。毎日、花壇の水やりがかかせません。みかみ動物病院は、暑さに負けずお盆も診察を行っています。しかし、食事メーカーなどはお盆休みのため、処方食など必要な方は早い目にご注文してください。さて、最初から今回のおまけです。何の卵でしょうか?答えは最後に。

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今年も9月に竜王で動物フェスティバルが開かれます。動物フェスティバルは、ペットはもちろん、野生動物や、食肉などに関わる動物や、動物の仕事に関わるお祭りです。動物の事や、動物に関わる仕事など、楽しみながら学ぶことが出来ます。食べ物の出店もあります。そのフェスティバルにて、長寿犬の飼い主さんの表彰式が行われます。

対象は『16歳以上の犬(大型犬は14歳以上)で、家族に一員として愛情をもって正しく飼養し、法律に基づき犬の登録や予防注射を受ける等、他の規範となる長寿犬飼養者』とのことです。

もし条件を満たし、ご興味がある飼い主さんはご連絡下さい。締め切りは8月末日です。

さて、今回のおまけの答えです。何とスタッフのすっぽんのガブちゃんが産んだ卵です。すっぽんなどは、ある程度の年数しっかりと成長すると、夏前に卵を産むことがあります。なかなか見られない、貴重な卵の写真でした☆

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8月の休診日のお知らせ

7月も早いもので、最終週となりました。当院の受付も、夏バージョンの小物に模様替えです。

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さて、8月の休診日のお知らせです。8月4日(木曜)、11日(木曜)、18日(木曜)、25日(木曜)はお休みを頂きます。また、お盆期間も診察を行います。ただし、診察時間が変更となります。

8月11日(木曜 祝日) 休診日
8月12日(金曜) 午前9:00~12:00 午後15:00~18:00
8月13日(土曜) 午前9:00~12:00 午後15:00~18:00
8月14日(日曜) 午前9:00~12:00
8月15日(月曜) 午前9:00~12:00 午後15:00~18:00

尚、9月初旬にお盆休みの振替で、お休みをいただきます。

さて、今回のおまけは、以前もご紹介した柴犬の子犬たちです。すくすくと育ち、ワクチンを打ちに来ました。まだ、2匹は里親が見つかってないそうです。全員かしこく、ワクチンも平気でした☆

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動物の暑さ対策

梅雨があけました。いよいよ本格的な夏が来ます。人にも動物にも、暑く大変な時期がきました。今回はそんな暑い日々を乗り越える、暑さ対策についての話です。

まずは、人と動物の暑さに対する体の仕組みの違いからです。人の場合は暑いと、汗をかくことにより体温が下げることが出来ます。体の表面についた汗が、気化することにより熱を奪ってくれるのです。犬や猫は、実は汗がかけません。犬などは、代わりにベロを出すことでわずかながら体温調節を行います。そのため、よく暑さ対策として、犬や猫に扇風機をあてるという話を聞きますが、汗をかけない動物にとってはあまり効果はありません。これらのことより、動物は人と比べると暑さには比較的弱いのです。

どのぐらいの暑さ対策が必要でしょうか?一般的な動物であれば、基本は人が耐えれる環境であればちょうど良いと思います。クーラーをつけるのであれば、26~28℃ぐらいで良いです。

外犬の場合は、直射日光が当たらない日陰があり、風通しが良いことが必要です。ある程度は自分であちこち移動が出来るぐらいの、リードの余裕があるといいと思います。また、コンクリートより、土などのほうが地面がヒンヤリしますので良いです。

内飼いの犬の場合は、この時期はクーラーを付けるか検討です。少なくとも完全に締め切って出かえるようなことがあれば、クーラーをつけてください。人が涼しければ、わざわざクーラーをつけるまでの必要はないです。

猫の場合は、自分で涼しいところを見つけますので、犬ほどには気を使うことはないかもしれません。ただし、よっぽどの暑さの時はクーラーを付けてあげて下さい。ちなみに、暑いときに、なぜかひなたぼっこをしていても、自分で自由に出来るのであれば、止める必要はないです。

ただ、特に気を付けたいのが、高齢犬、高齢猫の場合です。これは人が大丈夫であっても、なるべく暑くなく、寒くなく気を使ってあげて下さい。高齢動物は、余裕が少ないため、熱中症などもかかりやすく、すぐに脱水を起こしますので、気をつけてください。

さて、今回のおまけは、暑さ対策は必須の短頭種祭りです。短頭種は特に、暑さには弱く、呼吸がしんどくなるため、他の動物以上に、しっかりとした対策が必要になります。新鮮なお水がしっかりと、暑い時間帯のお散歩は控えるなど、基本的な事も忘れないようにしてください☆

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夏の花壇&ヒナを拾わないで

毎日、雨の降る蒸し暑い日が続きます。その中で、みかみ動物病院の花壇の花たちは、毎日すくすくと育っています。先月に植えた花たちも、いっきに育って今は花いっぱいです。草も同じようにスクスク育っているので、草ぬきは大変ですが、植物にとっては良い季節です。今後も、花をいっぱい咲かしてくれると思います。

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さて、この時期は庭先などに巣を作っていた、ツバメが元気に飛び回る姿をよく見ます。今回はそんなわけで、鳥のヒナの話です。時々、鳥が地面に落ちてるけどどうしら良いのかと問い合わせがあります。どうしたらよいでしょうか?

実は、そのまま置いててもらいたいのです。春から夏のにかけての時期は、巣立ちの時期です。鳥のヒナは巣で、親鳥から栄養をもらい成長して、飛ぶ準備をします。準備が整うと、いよいよ巣立ちです。ただ、もちろんですが、すぐにうまく飛べるわけがありません。徐々に、練習しながら飛べるようになります。いよいよ飛べるようになれば、独り立ちとなります。

時々、この練習中の鳥を偶然に見つけて、ケガをしてるのではと思わず保護されてしまう方がおられます。これは、ヒナたちにとっては必要な練習の時期であるため、そのままでそっとしてもらうのが正解です。練習中で飛べない間は、実は親鳥は近くにいて、エサを運んでくれています。人が鳥の親代わりに、エサをあげたり、飛ぶようには決してできません。

もし、万が一に交通量の多い道路などで見かけて、どうしてもほっとけない状態であれば、なるべく近くの安全な場所に移動してあげるぐらいに留めておいてください。よっぽどでない限りは人間は手を出さずに見守ることが、自然の動物にとっては一番良かったりします。もし、分からない場合は県の鳥獣保護の部署に指示を問い合わせて下さい。そんなわけで、ヒナは拾わないでの話でした☆

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7月休診日のお知らせ&危険な食べ物

梅雨らしい雨の日が続きます、6月も終わりとなりました。早いもので一年の半分が終わり、いよいよ7月となります。2016年の後半戦も気合を入れて頑張りたいと思います。さて、7月の休診日のお知らせです。

7月7日(木曜)、14日(木曜)、21日(木曜)、22日(金曜)、28日(木曜)はお休みを頂きます。7月18日(月曜 祝日)は、午前、午後ともに診察しております。

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さて、みかみ動物病院の掲示ポスターが新しくなりました。今回の掲示物のテーマは「おいしけど、危険な食べ物」です。そんなわけで、気を付けたい犬や猫が食べると危険な食べ物の話です。

まずは一番有名な、ネギです。ネギの成分は、血液を壊し貧血を起こします。重度な場合は血混じりの尿が出て、最終的にはひどい貧血により命に関わることもあります。ネギ類の中毒は有名な話なので、食べさす事はないと思われてるかもしれません。ですが、意外に多くあるのが、ネギ使った料理のエキスがついた食べ物です。例えば、すき焼きのお肉などがよくあります。大丈夫と思ってあげてしまうと、あとあとに大変なことになる場合もあります。ぜひ、気を付けてください。

次は、チョコレートです。チョコレートは食べると興奮作用があり、大量に食べると神経症状を起こす場合があります。大きな犬の場合は、チロルチョコぐらいであれば命に関わることは少ないです。甘いものは犬にとっても好物ですので、目を離したすきに盗み食いをされる場合があります。小型犬の場合は、食べすぎると命に関わる場合もありますので、置き場所を犬の届かない場所にする必要があります。決して、油断しないようにしてください。

次は、ぶどうです。ぶどうは腎臓を悪くする可能性があります。重度な場合は急性腎不全を起こし、尿が出なくなり死に至ります。ぶどうで特に気を付けなくてはいけないのが、レーズンなどがはいったパンなどです。パン自体も下痢をおこすこともありますが、レーズン入りの場合はレーズンが原因で腎臓病になる場合があります。下痢は治りますが、腎臓病はその後も後遺症が残る可能性もあります。

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基本的にはいずれの中毒も特効薬はありません。対症療法にて、改善を待ちます。万が一に誤って食べてしまった場合でも、直後の場合は吐かすことで、吸収してしまう量を減らし症状を軽減できる可能性があります。

いずれにせよ、人の食事をあげてしますことは、おススメできません。ちょっとだけと思っていても、徐々に拍車がかかり色んなものをあげてしまいます。また、人の食事の味を覚えてしまうと盗み食いの癖がついたり、フードを食べなくなったりもします。最初から犬猫用フードのみと、ご褒美として犬猫用のおやつを少々が一番おススメです。詳しくは、壁の掲示ポスターを、ご覧ください☆

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パピーパーティー&甘噛み対策

先日は、パピーパーティーを開催しました。今回も6ヶ月までの元気な子犬に集まってもらいました。他のわんちゃんや、家族以外の人と接触してもらい、社会化の練習を行ってもらいました。IMGP7840

最初に家族以外の人からおやつをもらう練習。その後、お互いにお尻の臭いを嗅ぎあってもらい、犬同士の挨拶をしてもらいました。その後ちょっとずつ、みんなで遊んでもらいました。いきなり近づきすぎて、逃げられたり、怒られたり。距離を保ちつつ、他の犬が遊ぶのを見ていたり。犬そっちのけで、人が気になったり、おもちゃが気になったりと、みんなマイペースで遊んでいました。この間に、家だけではできない様々なことを経験し学習してもらいました。IMGP7789

さて、子犬の時によくある困り事が、甘噛みです。今回の参加の飼い主さんも、甘噛みで困っていると相談を頂きました。よく子犬は遊んでいると、徐々に興奮して手に向かって噛みついてきます。噛みつきの度がすぎると、困った癖になってきます。今回はそんな、みんなお困りの甘噛み対策のお話です。

まず、子犬にとっては、決して人をケガをさせるために噛んでいるのでありません。あくまでも、子犬にとってはスキンシップだったり、遊びとして噛んできます。本来はこの時期は、兄弟と噛みあったりして遊ぶ時期です。噛むのが仕事みたいなものです。兄弟がいない子犬にとっては、当然に家族が遊び相手になります。そのため、撫でてもらう手でも、子犬にとってはいい遊び道具になります。

癖にしないためには、まず一つとしては、手で遊ばない事が重要となります。子犬と手を使って遊んでるうちに、楽しいと認識してしまうと、ますます手を狙って噛んできます。二つ目は、なるべくリアクションをとらないことです。痛いとリアクションをとってしまったり、中途半端に怒ると、子犬は逆に構ってもらってると思い、余計に興奮します。

三つ目は、なるべく噛んで楽しいおもちゃを使い遊んであげることです。ボールでも良いですし、綱の引っ張りあいっこでも構いません。噛むことを禁止するのではなく、子犬の噛む欲求をきっちりと満たしてあげることです。甘噛みが続く子犬は、不適切な対応をしていたり、噛む欲求がきっちりと満たしてないのです。

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今回のパピーパーティーも、みんな上手に遊べました。次回も子犬の参加者希望者がそろい次第で、8月ぐらいで開催を予定しております。子犬に社会化を教えたい方、飼い方なども相談したい方は、ぜひ参加ください☆

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子犬のワクチン

暑い日が続きます。この時期になると、そろそろ夕立なども起こってきます。大きな音が苦手な犬にとっては、過ごしにくい時期となりました。雷や花火が嫌いな犬は多いです。少しでも気がまぎれるようにしてあげて下さい。

さて、子犬を飼われた際に、注射をしなくちゃいけないのは知っているけど、一体いつに、何を打ったらよいのかイマイチわからないと言う話をよく聞きます。今回はそんな子犬のワクチンについての話です。

ワクチンは、事前に免疫を得ることで、病気になったときに素早い免疫反応が起こり発症を軽くすることを目的で接種します。散歩やドッグランやトリミングなど、他の犬と接触し、様々な感染症を起こす可能性があるワンちゃんにとっては非常に重要な予防医療となります。

子犬たちは産まれてまもなく、母犬より初乳をもらいます。初乳には移行抗体と呼ばれる、母親からもらえる免疫が多量に含まれます。ただし、母犬ゆずりの移行抗体は生後2~3ヶ月できれてしまいます。その為に、それに合わせるタイミングで、複数回の混合ワクチンの接種を行い免疫を得ます。

通常は、生後2ヶ月前後の時にペットショップで、一回目の混合ワクチンが接種されていることが多いです。二回目は、生後3ヶ月前後に接種が必要となり、その一か月後の生後4ヶ月で3回目の混合ワクチンが必要となります。混合ワクチンは、初年度は2回以上の接種がないと効きが弱くなります。母犬からの免疫はワクチンにとっては、実は邪魔になります。一回目の生後2か月の注射はあまり効いてない場合があるので、生後3ヶ月と生後4ヶ月の注射が特に重要となります。

通常は、外の散歩に行ったり、他の犬と接触が多い場合は、予防出来る病気の種類が多い注射を打った方がよいです。例えば、7種以上のワクチンなどです。また、完全の室内であれば、ウィルスのみの少なめのワクチンでもいいかもしれません。少ない注射でも5~6種ぐらいの混合ワクチンをおススメします。混合ワクチンの数字が大きい方が、予防できる病気の数が増えます。

三回目ののワクチンが打ててから、約2週間ほどで免疫が出来ますので、それからが本格的な散歩が出来るようになります。特に生後2~4ヶ月は、ワクチンも十分でなく、母犬の免疫も落ちてきてるために、感染症には特に注意が必要です。ただし、お庭で遊んだり、抱っこ散歩などは、その後のお散歩の練習にとっては有益ですのでOKです。

ちなみに、狂犬病ワクチンは、混合ワクチンが終わってから約1ヶ月ほどで接種が可能です。狂犬病ワクチンは、もちろん法律で決まっている義務のワクチンのために、必ず打たなくてはなりません。

子犬の予防医療は、その後の病気から守るためには重要です。ご心配の場合は、何でもご相談下さい。人と同様に、病気になってからの治療より、なる前の予防が何より大事です。

今回のおまけは、ここ最近で産まれた1ヶ月ほどの子犬たちです。みんなすくすく育っています。さて、どんなお父さん、お母さんの子供たちかわかるでしょうか☆

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夏の花壇&パピーパーティーのお知らせ

6月も半ばとなりました。暑い日く蒸した日が続きます。夏に向けてみかみ動物病院の花壇も、昨年から綺麗に咲いてくれていた、パンジーやビオラなどの冬から春の花壇から、トレニアやペチュニアなど涼しげな夏の花壇に植え替えを行いました。まだ、花の数はこれからですが、太陽の光をあびて、たくさんの花が咲いてくれることを楽しみにしています。

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さて、今週末の6月18日(土曜)にパピーパーティーを開催いたします。6ヶ月までの子犬が対象となります。他の犬や家族以外の人と触れ合ってもらい、社会化の第一歩を経験してもらいます。また、飼われて間もない頃は、いろいろな事が心配だと思いますので、個別での質問も受け付けております。今回は、まだ少し空きがありますので、もしご興味がある方は、ぜひお問い合わせ下さい。

今回のおまけは、以前に紹介した保護猫ちゃんです。へその緒がついて、目もまだ開いてなかった猫ちゃんだったのですが。三週間で、こんなにすくすくと育っています。まだまだ可愛く育ちそうです☆

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春の勉強会第六回 お手入れ教室

梅雨に入りました。暑く蒸した時期が増えてきます。この時期から気を付けるべき病気は、外耳炎です。特に、耳が垂れている犬種や、耳の周りに毛が多く通気性が悪い犬種は注意が必要です。プードルや、コッカースパニエルや、キャバリアなどは要注意です。

さて、先日は春の勉強会の第六回として、お手入れ教室を開催しました。今回も飼い主さんだけではなく、ワンちゃんとの参加もOKでしたので、2匹のわんちゃんが一緒に参加してくれました。IMGP7716

まずは、講義編として、全てのお手入れをはじめるにあたっての接し方を学んでもらいました。シャンプーについてや、耳掃除などなど、日頃にぜひ身につけてもらいたいお手入れのやり方を解説しました。

どんなお手入れも、重要な事は最初から完璧を目指さない事です。特に最初は、なるべく動物が嫌ることをせずに、徐々に慣らすことが大事です。まずは、ご褒美を使い、しっかり褒めたりしながら、体に触られるこを慣らす練習をしてください。その後に、徐々に目的のお手入れの練習をはじめてください。その時も、あまり無理をして動物が嫌がりすぎないようにしてください。例えば爪切りも、片足だけで終わって、また別の日にチャレンジしてください。決して、お手入れに嫌なイメージを与えないように。時間をかけていくことが、重要です。

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その後に実践編として、足裏の毛刈りや、爪切り、臭嚢しぼりなどを行ってもらいました。最初は、スタッフによるデモを見てもらいました。さらに実際、やってもらうことで、ちょっとしたコツなどをつかんでもらいました。コツをつかむと、どのお手入れもそんなに難しくはありません。ぜひ、練習して日頃のお手入れに役立ててください。

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さて、春の勉強会は今回でひとまず終了です。たくさんのご参加ありがとうございました。秋に勉強会を開催を予定しています。ぜひ、ご興味がある方はホームページなどでお知らせしますので、チェックしてください。

さて、定期的に行っているパピーパーティーが、6月18日の土曜日の午後の開催が決まりました。もし、六か月未満のワンちゃんで、参加ご希望の方はお問合せください☆

 

6月休診日のお知らせ&マダニに注意

 

6月の休診日のお知らせです。6月2日(木曜)、9日(木曜)、16日(木曜)、23日(木曜)、30日(木曜)はお休みを頂きます。また、6月5日(日曜)は診察時間が変更となります。午前9時~11時までの診察となります。6月となりました。

いよいよ、6月初旬が最初のフィラリアの投与の時期としてはギリギリとなります。まだ、お済みでない方は早い目に、予防薬の処方を受けて投与を開始してください。

さて、この時期の予防でもう一つ重要なのが、マダニの予防です。暖かくなってくると、マダニの寄生が増えてきます。通常、マダニは草むらの中で生活をしています。ある程度成長すると、草の先端に移動して、動物が来るのを待ち構えます。場合によれば、数十匹がまとまっています。動物が草に触れることで、落下し動物につきます。その後、毛をかき分けて皮膚に到達すると、吸血がはじまります。およそ、一週間ほど血を吸い続けて、また再び草むらに戻ります。

ダニの口は非常に強く噛みつき固定する事が出来ます。そのため、もし吸血がはじまってから無理に引き抜こうとすると、口だけが皮膚に残り、傷になる場合があります。もし、万が一にダニに吸血された場合は、きっちりと薬を使って駆虫する必要があります。決して無理に引き抜かないようにしてください。

また、最近ではマダニに人が噛まれることで、皮膚病などだけではなく、感染症を媒介することもあります。暑い時期にお散歩に積極的に行くわんちゃんは、寄生してからの治療ではなく、予防を心がけてください。

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