クリスマスのチキンに注意

もう2020年も残り一週間となりました。子供たちはそろそろ冬休みがはじまります。さて、この年末の時期によくある、気を付けてもらいたい、クリスマスの定番のチキンのお話。

この時期の大きなイベントごとはクリスマスです。子供たちにとってはサンタからプレゼントがもらえる、無くてはならない楽しみの日です。きっと食卓にもクリスマスの御馳走が並ぶかもしれません。さて、そんなクリスマスの日に時々起こってしまう、ペットを飼われているお家で気を付けてもらい事が、犬がチキンを食べてしまう事です。

まず、基本的には、チキンだけではなく食べ慣れていない食べ物はおなかを壊す可能性があります。特に、油分が多いものは消化しきれずに下痢をすることが多いです。特に、ひどい嘔吐や下痢につながる膵炎になったことのある犬は、油分が引き金となって発症することがあります。膵炎は人と同様に、重症化する事があるために、通常の胃腸炎と比べても注意が必要です。

さらに気を付けてもらいたい事が、骨付きチキンです。骨付きチキンは、間違って骨ごとたべると食べ方によっては、骨が胃や腸を傷つける場合があります。鶏の骨は、噛んでしまうと縦に割れる事が多く、割れ方によっては尖った骨の状態で飲みこんでしまう場合があります。運が悪いと、胃や腸を突き破ってしまい、ひどいと胃や腸の中身がおなかに漏れ出して、腹膜炎をおこし命に関わることもあります。

胃や腸の途中で問題を起こすと、お腹を手術しないといけな事もあります。お腹を手術すると、一週間ほど入院が必要な場合もあります。クリスマスから年末年始の楽しいイベントが台無しになっていまします。くれぐれもそうなりませんように。

また、こちらがあげるつもりがなくても、チキンは犬にとっては魅力的な匂いでもあるので、盗み食いされるケースもあります。ぜひお気をつけ頂いて、楽しいクリスマスをお過ごしください☆

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