フィラリア開始&春の勉強会 第六回 しつけ教室

さて、五月も半ばとなりました。いよいよフィラリア予防薬の開始の時期となります。早い目に検査に来ていただ方、投薬お忘れありませんでしょうか?まだもらわれてない方、遅くとも六月までには投薬が必要となりますので、5月中になるべくお越しください。当院ではフィラリア予防薬は粉や錠剤、おやつタイプがあります。また、一年に一回の注射で予防できるタイプもあります。注射タイプは数に限りがありますので、早い目にお越しください。また、フィラリアの検査と同時に健康診断も可能ですので、ご希望の方は診察時に申しつけください。DSC_2111さて、先日はしつけ教室を開催しました。今回も講師として、訪問しつけや子犬の幼稚園などをされている、大塚先生に来てもらい、様々な問題行動や、しつけ相談をしてもらいました。今回もトイレの相談がありました。

犬と一緒に生活する上で、特にトイレの問題は重大です。おしっこを違うところでしてしまい困っているという話をよく聞きます。トイレのしつけの基本は、失敗しても怒らないことです。トイレを失敗してしまった場合は、思わずビックリして声をあげたり、怒ったりしてしまうものです。ですが、犬にとっておしっこした時に怒られると、おしっこ自体をする行為を怒られたと勘違いしてしまいます。そのため、どうしていいか分からず、人がいない時に全然関係ない場所で隠れておしっこをするようになり、ますます悪循環になります。

トイレはあまり人通りが多くない落ち着く場所が良いです。また、基本は綺麗好きですので、あまり寝床や食事の近くではないほうがよいです。マットなど他に失敗する要因になりそうなものは片付けます。また、なるべく最初は狭い範囲からのスタートが良いです。まずは、失敗しにくい環境作りが必要となります。

しつけの基本は、失敗を怒るよりも、成功を褒めることが大事です。特に失敗が多い場合や、しつけの最初の頃は、インパクトに残るようなご褒美や、褒め方が大事です。ご褒美は、大きさよりも数がある方が喜びますので、トイレの近くに、タッパーにでも細かくしたご褒美を用意してください。トイレが成功した時に、ご褒美をしっかりあげて、褒めてあげてください。繰り返し行うことで、徐々にうまくいきます。犬は自分にメリットがあることは、早くに学習できます。完璧に出来てくると、毎回ご褒美は必要ないですが、褒めることは続けてください。成功に人が慣れて褒めるのをさぼると、再度失敗が起こります。DSC_2117

しつけ教室は、また秋にも開催予定です。また、個別ののしつけ相談は、随時受け付けておりますので、気軽にご相談ください。また、子犬のパピーパーティーを、6月の土曜の午後より計画をしておりますので、ご興味がある方はご連絡ください☆