ワクチンの効果と考え方

随分と暖かくなったかと思えば、また寒い日がやってきます。体調の管理がなかなか難しい気候です、お体にはくれぐれもお気をつけください。もう少し暖かい日が増えてくると、過ごしやすいのですが。春まではもう少しかかりそうです。

さて、新型コロナウィルス感染の対策として、必要な方から順にワクチン接種が出来るようになってきました。今の生活が変わるきっかけになるではないかと、期待されます。しかし、ワクチン接種の開始が歓迎される一方で、副反応などのに関しても連日、ニュース等でも報道されいます。今回は、そんなワクチンの話を簡単ですがしたいと思います。

ワクチンの予防接種とは一言で言うと、「病気を起こす病原体に予めに免疫をつける事」です。もともと生き物には、同じ病気にかかりにくくしたり、重症化しないために、抵抗力がつけれる能力(免疫)があり、それを利用したものです。動物にも、もちろん免疫があり、ワクチンが存在します。犬猫もそうですが、牛や馬や鶏にもワクチンあり、様々な動物の様々な病気が予防できる時代となっています。

特に動物の場合は、犬が毎年に打たなくてはいけない、狂犬病予防注射が有名です。長年いろんな対策がとられ、現在日本では50年以上は発生が見られていない感染症です。しかし、狂犬病は世界のほとんどの地域で、いまだに発生が見られる病気であり、犬も人も致死率はほぼ100%です。数年前にも日本人が、海外で感染され命を落とされるニュースも報告されています。人への感染の大部分が犬からだと言われているので、犬への毎年の狂犬病予防が重要となります。有効な治療法が無いからこそ、徹底的な予防が重要となります。

子犬、子猫の時は、産まれて数か月で複数回のワクチンを打つこととなります。犬猫の注射にも一度に様々な病気に対して免疫が出来るワクチンがあります。犬猫で打たれる混合ワクチンで、何種と言われている数字の部分は、予防できる病気の数です。数字が大きい方が、予防できる病気の範囲が広がります。飼われる環境や、地域によって、必要なワクチンは変りますので、それらを元に相談をしてください。

診察の際に、「歳をとったらワクチンはやめた方がいいですか?」との質問があります。基本的には、歳をとった動物の方が、抵抗力が落ちているため、より病気にはかかりやすくなっています。そのぶん、重症化の確率は高くなります。そのため、老齢の動物の方が、ワクチンでの感染症予防は重要になります。基本的には、人のインフルエンザ等と考え方は一緒で、高齢になればなるほどに予防が大事です。

ただし、若くても高齢でも、ワクチンは体調の良い健康な状態で打つことが前提です。高齢になり持病をもっている場合等は、相談して打つかどうかを決めていく必要があります。体調が悪い時の接種は、おすすめできません。

今一度、動物もワクチンの重要性を確認して頂いて、なるべく予防が出来る病気は予防をしていただく方が良いと思います。もちろん、わずかですが副反応もあるため、メリットとデメリットを十分検討して頂いく事が重要です。ワクチンの気を付けておきたい副反応に関しも、今後に説明ができたらと思います。

さて、今回のおまけは、先日に降った雪で作られた、雪だるまたちです。スタッフたちが寒い中で作りました。暖かい日が待ち遠しいですが、寒い日だから見れる限定の風景です☆

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