4月の休診日のお知らせです。4月6日(木曜)、13日(木曜)、20日(木曜)、27日(木曜)はお休みを頂きます。また、4月11日(火曜)、12日(水曜)は通常通り診察を行いますが、院長は地域の狂犬病予防注射のため不在になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。4月29日(土曜 祝日)は午前・午後ともに通常診察いたします。尚、5月の連休も診察を行う予定です。(時間変更あり)
さて、先日は春の勉強会の第二回として、しつけ教室を行いました。今回は4匹のワンちゃんの参加がありました。特に、今回は若いワンちゃんの参加が多く、同じような悩み事が多かったです。今回も、大阪で訪問しつけなどをされている、大塚先生にきてもらいました。まずは、講義編として、しつけの基礎的な考え方や、問題行動の対策を学びました。やはり、犬の問題行動のきっかけは、きっちりと犬の最低限の要求に応えられているかです。例えば、多くの犬が散歩や運動が足りていないと、無駄吠えや、甘噛みなど様々な問題行動につながります。本能的な欲求が満たされないと、それらの対策をしたとしても、別のところで支障が出てきます。小型犬であっても、一回30分ほど散歩が2回必要です。もし、出来てなければ、まずはそこからです。実践編としては、今回はお散歩などでリードを引っ張るというワンちゃんが多かったため、室内で飼い主に注目をする練習をした後に、外に出て引っ張らない散歩の練習を行いました。人が主導権を持って、犬の気を引きながら行うのがポイントです。犬に引っ張られるがままの散歩になると、犬にとっては引っ張れば自分の行きたいところに行けると学習してしまいます。まずはリードはなるべく短めにすることが重要です。最初から自由度が高いと、リードを引っ張るきっかけになります。また、犬と人の位置関係は常に一定にすることも大事です。右なら右、左なら左と決まりを作ります。さらに、基本ですが決して引っ張っても、ついていかない。その代わりに、リードがゆるんだら進むを繰り返すことです。また、散歩中でも、常に飼い主が意識できる練習をしてください。名前を呼んで、こっちを向いたら褒めたり、ご褒美を挙げてください。ここでポイントは、すぐ褒めることです。できれば、5秒以内。そうすることで、飼い主を意識しながら、散歩することができます。 最初はどのワンちゃんも、あちこちが気になっていたのですが、飼い主さんに注目すると褒めてもらえるので、だんだんと30分ほどの外での練習で、集中しながら散歩ができるようになりました。あくまでも、今回は練習の入り口です。これを繰り返すことで、きっと理想的な散歩に近づけると思います。
次のしつけ教室は、5月6日(土曜)にあります。もし、しつけや問題行動で困っている場合は、ぜひご相談ください☆