子犬のワクチン

暑い日が続きます。この時期になると、そろそろ夕立なども起こってきます。大きな音が苦手な犬にとっては、過ごしにくい時期となりました。雷や花火が嫌いな犬は多いです。少しでも気がまぎれるようにしてあげて下さい。

さて、子犬を飼われた際に、注射をしなくちゃいけないのは知っているけど、一体いつに、何を打ったらよいのかイマイチわからないと言う話をよく聞きます。今回はそんな子犬のワクチンについての話です。

ワクチンは、事前に免疫を得ることで、病気になったときに素早い免疫反応が起こり発症を軽くすることを目的で接種します。散歩やドッグランやトリミングなど、他の犬と接触し、様々な感染症を起こす可能性があるワンちゃんにとっては非常に重要な予防医療となります。

子犬たちは産まれてまもなく、母犬より初乳をもらいます。初乳には移行抗体と呼ばれる、母親からもらえる免疫が多量に含まれます。ただし、母犬ゆずりの移行抗体は生後2~3ヶ月できれてしまいます。その為に、それに合わせるタイミングで、複数回の混合ワクチンの接種を行い免疫を得ます。

通常は、生後2ヶ月前後の時にペットショップで、一回目の混合ワクチンが接種されていることが多いです。二回目は、生後3ヶ月前後に接種が必要となり、その一か月後の生後4ヶ月で3回目の混合ワクチンが必要となります。混合ワクチンは、初年度は2回以上の接種がないと効きが弱くなります。母犬からの免疫はワクチンにとっては、実は邪魔になります。一回目の生後2か月の注射はあまり効いてない場合があるので、生後3ヶ月と生後4ヶ月の注射が特に重要となります。

通常は、外の散歩に行ったり、他の犬と接触が多い場合は、予防出来る病気の種類が多い注射を打った方がよいです。例えば、7種以上のワクチンなどです。また、完全の室内であれば、ウィルスのみの少なめのワクチンでもいいかもしれません。少ない注射でも5~6種ぐらいの混合ワクチンをおススメします。混合ワクチンの数字が大きい方が、予防できる病気の数が増えます。

三回目ののワクチンが打ててから、約2週間ほどで免疫が出来ますので、それからが本格的な散歩が出来るようになります。特に生後2~4ヶ月は、ワクチンも十分でなく、母犬の免疫も落ちてきてるために、感染症には特に注意が必要です。ただし、お庭で遊んだり、抱っこ散歩などは、その後のお散歩の練習にとっては有益ですのでOKです。

ちなみに、狂犬病ワクチンは、混合ワクチンが終わってから約1ヶ月ほどで接種が可能です。狂犬病ワクチンは、もちろん法律で決まっている義務のワクチンのために、必ず打たなくてはなりません。

子犬の予防医療は、その後の病気から守るためには重要です。ご心配の場合は、何でもご相談下さい。人と同様に、病気になってからの治療より、なる前の予防が何より大事です。

今回のおまけは、ここ最近で産まれた1ヶ月ほどの子犬たちです。みんなすくすく育っています。さて、どんなお父さん、お母さんの子供たちかわかるでしょうか☆

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