狂犬病集合注射

5月も終わりました。先日は狂犬病集合注射に行ってきました。4.5月は各市町は、町内の公民館や、公園や神社等にお邪魔させてもらい、集合注射を行っています。私の今回の担当は近江八幡市の最後の集合注射の担当として、先日は近江八幡市の学区のコミュニティーセンターを回ってきました。

今回は天気も良く、狂犬病の集合注射日和でした。例年、集合注射は雨の日は、会場まで来て頂くの飼い主さんも大変ですし、打つ我々も雨に打たれながら、書類を書く市役所の方も大変そうです。4月の前半は寒くて、数年前には珍しい4月の雪に当たった事もありました。今回はどちらかと言えば暑いぐらいでしたが、コミニティセンターはまだ少々に日影がありますので、何とか動物も人も避難ができました。

狂犬病予防は、基本は一年に一回で飼い犬に法律で義務となっている予防注射となります。日本には数十年発生が見られませんが、海外では多発している危険な病気で、海外に行かれた日本の方でも感染されるニュースが時々とあります。基本的には、致死率は100%に近く、多くは犬も人も助かりません。動物を介して伝染する感染症のため、いつか再び日本にも入ってい来る可能性があると言われています。

集合注射は4.5月が主ですが、動物病院ではそれ以降も接種可能ですので、まだお済でない方は接種してください。ただし、狂犬病ワクチンは、体調が良い時に打つことが基本となります。また持病を持っている犬の場合は、安定しているタイミングで打つ方が良いです。また、あまりにも大病の場合は、獣医師の診断のうえで延期も可能ですので、ご相談下さい。この時期フィラリア予防の処方は同時に可能です。混合ワクチンとは同時接種は推奨されませんので、一カ月ほどの間隔をあけて接種してください。

今回お邪魔させてもらったコミュニティーセンターは、建物も綺麗になっていました。さらには、どの地域も、様々な地域活動や、教室が開かれて、にぎわっていました。まさに町のコミニティーの場となっていました。近江八幡市のコミセンを一日で一巡回る事なんてないので、貴重な体験をさせて頂きました☆