ふれあい教室

先日、当院の学区内にある北里小学校から獣医師会にふれあい教室の依頼があり、お手伝いにいってきました。今回は、北里小学校で飼われているウサギのお世話を主にしている2年生を対象としてのふれあい教室です。午前は授業で講義をうけてもらい、お昼からは10に程のグループになってもらい、たっぷりウサギと触れ合ってもらいました。

実際のウサギを見ながら、特徴的な耳の作りや、目の位置による視野の広さ、また食べ物による歯の違いなどをみてもらいました。みんな、興味津々でした。ちなみに、ウサギは前足の指は5本ですが、後ろ足は4本です。ちなみちなみに、本来のウサギの数え方は「匹」ではなく、「羽」です。これは、鳥と魚以外の動物を食べることが禁止されていた時代に、ウサギを鳥と見立てて食べてた事に由来するからだそうです。

その後に、正しいウサギの抱っこの仕方の練習をしながら、ふれあってもらいました。ウサギの抱っこの仕方も、実はウサギが一番落ち着く持ち方やコツがあります。最初はこわごわの生徒さんもいましたが、だんだんみんな上手にウサギを抱っこすることができました。意外に、特に元気な男の子のほうが若干怖々でした。逆に女の子はみんな思い切りが良かったです。

最後には、ウサギ飼いなぁと言う生徒さんもいました。動物に愛情をもって、ぜひぜひ今後のウサギの世話に役立ってくれればなと思います。自分自身も、小学生の素直な反応に刺激を受け、良い経験となりました。また、偶然にも小学校の時に担任をしてもらった先生がおられ、ウサギの世話をしていた自分自身の小学校時代を思い出しました。ふれあい教室に参加してくれたウサギさんたちもお疲れ様でした☆

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