先日は、パピーパーティーを開催しました。今回も6ヶ月までの元気な子犬に集まってもらいました。他のわんちゃんや、家族以外の人と接触してもらい、社会化の練習を行ってもらいました。
最初に家族以外の人からおやつをもらう練習。その後、お互いにお尻の臭いを嗅ぎあってもらい、犬同士の挨拶をしてもらいました。その後ちょっとずつ、みんなで遊んでもらいました。いきなり近づきすぎて、逃げられたり、怒られたり。距離を保ちつつ、他の犬が遊ぶのを見ていたり。犬そっちのけで、人が気になったり、おもちゃが気になったりと、みんなマイペースで遊んでいました。この間に、家だけではできない様々なことを経験し学習してもらいました。
さて、子犬の時によくある困り事が、甘噛みです。今回の参加の飼い主さんも、甘噛みで困っていると相談を頂きました。よく子犬は遊んでいると、徐々に興奮して手に向かって噛みついてきます。噛みつきの度がすぎると、困った癖になってきます。今回はそんな、みんなお困りの甘噛み対策のお話です。
まず、子犬にとっては、決して人をケガをさせるために噛んでいるのでありません。あくまでも、子犬にとってはスキンシップだったり、遊びとして噛んできます。本来はこの時期は、兄弟と噛みあったりして遊ぶ時期です。噛むのが仕事みたいなものです。兄弟がいない子犬にとっては、当然に家族が遊び相手になります。そのため、撫でてもらう手でも、子犬にとってはいい遊び道具になります。
癖にしないためには、まず一つとしては、手で遊ばない事が重要となります。子犬と手を使って遊んでるうちに、楽しいと認識してしまうと、ますます手を狙って噛んできます。二つ目は、なるべくリアクションをとらないことです。痛いとリアクションをとってしまったり、中途半端に怒ると、子犬は逆に構ってもらってると思い、余計に興奮します。
三つ目は、なるべく噛んで楽しいおもちゃを使い遊んであげることです。ボールでも良いですし、綱の引っ張りあいっこでも構いません。噛むことを禁止するのではなく、子犬の噛む欲求をきっちりと満たしてあげることです。甘噛みが続く子犬は、不適切な対応をしていたり、噛む欲求がきっちりと満たしてないのです。
今回のパピーパーティーも、みんな上手に遊べました。次回も子犬の参加者希望者がそろい次第で、8月ぐらいで開催を予定しております。子犬に社会化を教えたい方、飼い方なども相談したい方は、ぜひ参加ください☆