平成が終わり、令和がはじまりました。昭和はもう前の前の時代。時の流れを感じます。新しい時代も、さらに良い時代になってくれると良いなと思います。
ゴールデンウィークも午前中は診察を行っています。
- 5月3日(金曜 午前9:00~12:00)
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- 6日(月曜 午前9:00~12:00)
さて、先日にパピーパーティーを開催しました。今回は3匹の子犬の参加がありました。生後半年までのこの時期に飼い主さんに知っておいてもらいたい、生活やしつけでの重要なポイントをお話しました。
子犬が家に来てからで悩むことの一つにトイレのしつけがあります。もともと上手にできる犬もいますが、最初から完璧に出来る犬はいません。徐々に、トイレで排尿排便が出来るように教えていかなければなりません。
まずは、狭いところからスタートです。いきなり家全体を完全に自由にしているより、一部屋やケージを準備して、狭い範囲でトイレトレーニングをする方がうまくいきやすいです。ふわふわで気持ちの良い寝床と、シンプルなトイレを準備してください。基本は自分の寝床は汚さないようにしますので、ペットシーツなどのトイレで排尿をするようになります。最初は少し広めにトイレのスペースを作っていってもよいと思います。うまくいけば徐々に、トイレのスペースを狭めればよいので。
ここでポイントは上手にできた時には、必ず褒めてご褒美を上げることです。特に最初のしばらくは、大げさに褒めるぐらいが良いです。そして、褒める瞬間にご褒美を上げてください。爪の先のサイズの小さなご褒美で十分ですし、普通のドライフード一粒でも構いません。トイレがうまくいった瞬間なので、できればトイレの近くにご褒美用のタッパーなどを事前に用意してください。
トイレがうまくいった=自分に良いことがある、という習慣づけが大事です。いきなりは上手くいきませんが、1週間単位でみると失敗の確率がへっていくことです。前の週と比べて良くできているようであれば、そのやり方であっていますので、根気強く続けてください。
ここでもう一つ、トイレのしつけで重要なポイントは、決して叱らない事です。多くの場合は、トイレが失敗した場合は思わず怒ってしまいそうですが、叱ってしまうと、むしろ逆効果になってしまいます。人にとっては、場所の失敗で怒ったつもりですが、犬にとっては排尿自体の行為を怒られたと勘違いしてしまい、むしろ我慢して違うところでしたり、隠れて違う場所でするようにしますので、失敗がより悪循環してしまいます。
特にトイレがうまくいきだした半年ぐらいから、当たり前のようにうまくいったりして、褒めることも少なくなり、時々の失敗で怒りがちです。そのころより、再びトレイがうまくいかなくなったという相談の多くの理由がこれです。できれば、怒らずに淡々と片付けて終わりにしてください。また、一歳を越すぐらいまでは、うまくいったら褒めるということはなるべく続けてください。毎回ご褒美がなくてもいいですので、きっちり習慣づくまでは、一年ほどかかります。
今回も後半戦の、おもちゃで遊んだり、犬同士での遊びも上手にできました。また、パピーパーティーは参加希望の方が集まり次第で開催する予定です。ご希望の方は、連絡お待ちしております☆