近畿地方も、梅雨が明けてきました。まだまだ不安定な天気ですが、湿気はましになるでしょうか。ただ、暑さに関しては、まだまだこれからです。最近は診察の時に、動物がいる部屋の温度の設定について質問をよく頂きます。
室内にいる若い動物に関しては、人が同じような環境にいて問題がなければ、エアコンなどはつけなくて良いと思います。ただし、高齢動物や持病を持っている動物などは、普段に人がエアコンをつける、もう一足先につけてもらえると良いです。温度は人が心地よいほどの26~28度ぐらいので良いです。決して、キンキンに冷やす必要はありません。
また、家の中を自由にしている健康な猫に関しては、ある程度涼しいところを自由に行き来しますので、エアコンは必須ではありません。ただし、出かける時などで窓を閉めきる時や、もともとに移動に制限がある場所の場合はエアコンをつけてあげてください。
動物は人と違い、汗をほとんどかけないため、体温の調節がしにくく暑さには比較的弱いです。犬はかわりに、ベロを出してハァハァすることで、少しでも体温を下げようとします。全身に汗をかく人間のように、全身で扇風機の風を受けてもあまり涼しくありません。暑い時は思いきってで、エアコンをつけてください。
さて、みかみ動物病院の夏の鉢植えや花壇も植え替えから約一か月で徐々に花がついてきました。まだまだこれからですが、暑さに負けずぐんぐんと育って綺麗な花を咲かせてくれると思います☆