ゴールデンウィーク中も診察しております。5月4日、5日、6日は時間変更があります。午前は通常診察、午後診察は14時から予約診察のみとします。その他は通常通りです。(金曜は14時~16時は予約診察のみ、土曜は16時~18時が予約診察のみとなっています。)
5月 1日(金曜 午前9~12時 午後14~18時)
2日(土曜 午前9~12時 午後14~18時)
3日(日曜 午前9~12時 午後 休診)
4日(月曜 午前9~12時 午後14~【予約診察のみ】)
5日(火曜 午前9~12時 午後14~【予約診察のみ】)
6日(水曜 午前9~12時 午後14~【予約診察のみ】)
7日(木曜 休診日)
さて、最近は飼い主さんより、新型コロナウィルスは犬にもかかりますかと言う話を聞かれます。現時点では『分かりません』と言うのが正しい答えになると思います。新型がゆえにまだ分からない事が多いウィルスですので、完璧な答えとしてかかるともかからないとも、言い難いところです。
実はコロナウィルスの病気は以前より犬にもあります。犬のコロナウィルスは一般的には下痢の症状が出ます。自然治癒する事が多いのですが、若齢では命に関わる事もまれにあります。そのため既に、子犬の時に打つ混合ワクチンには、コロナウィルスが入っています。
一般的にはコロナウィルスは動物を越えて感染することは、基本的にはなく、人のこれまでのコロナウィルスは犬にかかる事はありませんし、犬のコロナウィルスも人にうつることはありません。そのため、新型のコロナウィルスに関しても動物を越えてでかかる事はないと考えられています。
ただ、世界でも新型のコロナウィルスに犬にも感染した報告が出ています。何か犬自体が特殊だったのか?ウィルスが何らかの変異を起こしたのか?今のところは詳しいことはわかりません。しかし、実際、ヨーロッパやアメリカなど、人と犬との生活が近い地域でも、人の感染と比べてもペットの犬に新型コロナウィルスに感染した報告というのは、随分に少ない数だと思われます。
そのため、現時点では犬に新型コロナウィルスかかることは、通常ではやはり起こりにくいと考えてもいいと思います。また、犬から新型コロナウィルスが感染することは、さらに稀な事になると思います。現時点では、人が感染しない事が、万が一の犬の感染が防げると考えれますので、人の感染予防が一番犬にとっても良いのだと思います。
さて、飼い主さんより観音正寺の疫病退散の札を頂きました。病院の壁に貼らせてもらいました。人の病気も動物の病気も、一つでも少なくなる事を祈ります☆