2024年春の勉強会 爪切り教室

先日の春の勉強会は、お手入れシリーズとして、爪切り犬編を行いました。爪切りをするコツを実践で学んでもらいました。

一番の爪切りのコツは、爪切りのテクニックより、いかに嫌がらせずにできるかというのがポイントです。そのためには、まずは日頃から足先に触ることに慣れる事が重要です。用はなくても、足先を触れて褒めてあげることで、足先に何かをされることを嫌がらないようにすることです。子犬の時の方がなれやすいですが、成犬になってからでも大丈夫です。最初はご褒美を使って大げさに褒めて、よりテンションをあげると効果的です。一カ月ぐらいすれば、徐々に慣れているはずです。

足先が少しずつ触れるようになると、やっと爪切り本番です。嫌がらない程度に足先を固定して、爪をきります。どうしても動いてしまう時は、少し高さのある台にのせるのもありです。少し緊張して、一時的に動きが止まります。無理してギリギリまで切らない事が大事です。あくまでも、歩きやすい程度に先を落とすぐらいでOKです。最初は、一つの指ができれば大成功です。無理に進めると爪切りが嫌になりますので、嫌がる前にいったん辞めることが大事です。万が一に、切りすぎて出血したが場合は、つめの先を押さえて圧迫止血するとしばらくで止まります。

爪切りは全員に必要という訳ではありません。散歩を日課にしている、ワンちゃんは大体は、地面で削れていますので、そもそも切るほどはのびていません。強いて言えば、親指だけが地面につかないため、数か月に一回ぐらいで爪切りが必要です。散歩にあまりいかない室内犬の場合は、ひと月に一回ぐらいで確認する方がよいです。ぜひ、チャレンジしてみて下さい。また、どうしても出来ない場合は、爪切りも病院でもできますので、ご相談下さい☆

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