6月になりました。動物たちにとってもバテやすい、梅雨になってしましたした。日中、暑さ対策には十分にお気を付け下さい。
昨年の夏に野生動物保護の勉強のため北海道に行かせてもらいました。札幌から東に約400kmの中標津というところに、道東野生動物保護センターという施設があります、そこで1週間ほど泊まり込みで、研修をさしていただいたきました。
先日、北海道からそのセンター長である森田先生がはるばるかけつけてくださいました。
森田先生はご出身は、滋賀県は日野です。大学卒業後に北海道に行かれて、今もなお野生動物の保護活動で現役でご活躍されております。また、20年程前より動物に関わる学生さんや社会人に研修の場を与えて下さり、後進の指導にも力を入れられております。研修中は本当にたくさんのことを教えていただきました。「北海道にきた観光客が、たくさんキタキツネやエゾシカに出会えてよかった、北海道は自然がいっぱいですねと言う。人の前に姿を現す動物たちに、本当にそれが本来の北海道の自然の姿であろうか。」と言われたのが印象的でした。短期的な対策ではなく、長期的なことも考える。個を見るだけではなく、いつでも全体を見渡すことの重要性を学びました。滋賀県出身の方が、違う地域で活躍をされている姿に、非常に刺激をうけた先生でした。
もちろん滋賀県も野生動物はたくさんおり、琵琶湖はたくさんの野鳥が生活の場としています。微力ながらも、我々若い世代が地域のことを考え、少しでも関わりをもっていかないといけない分野だと思っています。
6月の休診日です。
6月5日(木曜)、12日(木曜)、19日(木曜)、26日(木曜)はお休みを頂きます。
なお、18日(水曜)は通常通りの診察ですが、獣医師会会議のため午後診察は18時頃まで院長は不在となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。