春の勉強会 第四回 しつけ教室

先週末は、春の勉強会第四弾として、しつけ教室を行いました。今回も大阪の家庭での訪問しつけを中心に活動されている、スマートドッグの大塚先生に講師としてきていただきました。飼い主さんだけで参加してもらったり、ワンちゃんと一緒だったりと、待合室がいっぱいになるぐらい来てもらい、ありがとうございました。IMGP4798-1

まず最初は講義編として、しつけの基礎となる考え方を教えてもらいました。まず、しつけの前に自分が飼っている犬種の特性を知ることが重要です。臆病な犬種もいれば、犬も人も大好きな社交的な犬種もいます。例えば、もともと警戒心や縄張り意識が高い犬種に、完璧に人に吠えないようにするのは難しいです。また、もともと運動量が多い犬種が散歩に行けずにストレスがたまって起こった問題行動を、しつけで抑えつけることは不可能です。今起こってる問題が犬種として当然の行動なのか、また犬の問題行動と思っていたことが、実は人の飼い方に問題があるのではないか。ちゃんと犬種の特徴を知り、それにより対応を考えていく必要があります。

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中盤は、実践編として5匹のワンちゃんにきてもらい、いろんなトレーニングの基礎を練習してもらいました。最初はしつけの基礎となる、「ターゲットハンド」の練習をしました。ご褒美をもって、その手に注目できるようにするトレーニングです。犬が飼い主の行動にじっと注目できる事は、いろいろなトレーニングの基礎となります。ご褒美を手にもち(ご褒美自体は、見えないように)、そちらを向いたら褒めて、ご褒美をあげる。徐々に出来るようになると、自分の目線に近づけることが出来ればアイコンタクトが出来ます。少し離れれば、オイデの練習などにもなります。

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最後は実際に困ってる問題行動について、個別に相談してもらいました。しつけや、問題行動の改善は、人も動物も手間と根気が必要です。また、何より問題行動が出てこないように、子犬の頃の接し方や、一手間が重要です。可愛い頃は甘やかし気味ですが、要注意です。

もし、しつけや問題行動の解決は、この方法なら全員がうまくいくという方法はありません。いろんな原因や解決方法を試して、少しずつ良い方法にについてお困りの事がありましたら、ぜひご相談下さい。

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さて、今週末の19日は「予防の話」です。特に子犬、子猫を飼いはじめた人に聞いてもらいたいワクチン、狂犬病、フィラリア、ノミダニ、寄生虫、避妊去勢手術など、聞いたことはあるけどどうすればよいかを詳しくお話する予定です。ぜひぜひ、ご興味のある方はご参加ください。

 

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