4月も残すところ数日となりました。暖かくなり、蚊も出る季節となってきました。犬はフィラリア予防の時期がいよいよとなってきました。また、狂犬病注射もこの時期の方が多いと思います。猫は、ノミやダニの予防は大丈夫でしょうか?ノミダニも暖かくなると、注意が必要です。通常の、予防や診察に関しては予約は必要ありません。お忘れの方は、早い目にお越しください。
ゴールデンウィークの診察のお知らせです。ゴールデンウィークも診察しております。ただし、5月3日、4日(祝日)は午後の診察時間が変更となっております。
4月29日(金曜・祝)9時~12時 16時~20時
4月30日(土曜) 9時~12時 16時~20時
5月 1日(日曜) 9時~12時
5月 2日(月曜) 9時~12時 16時~20時
5月 3日(火曜・祝)9時~12時 15時~18時
5月 4日(水曜・祝)9時~12時 15時~18時
5月 5日(木曜・祝) 休診日
5月 6日(金曜) 9時~12時 16時~20時
さて、先日は春の勉強会の第三回、まるごと猫の話(7歳からの生活)を行いました。現在、猫の寿命は徐々に長くなっています。室内猫は16歳に近づいてきています。様々な病気に気を付け、よりよい生活を送る必要があります。
その一つが肥満です。猫もシニア期になると、徐々に太りやすくなってきます。肥満とは、理想の体重よりおよそ15%以上の増加で肥満です。ちなみに理想の体重とは、1歳になった時の体重が、およその理想体重です。実は、シニア期の猫は半数以上が肥満と言われています。肥満は、人と同様に様々な病気の原因になります。例えば、糖尿病、肝臓病などは肥満が原因となる場合があります。肥満により、寿命を縮めてしまう可能性があります。
シニア期になり理想な体重を目指すには、適度な運動はもちろんですが、再度食事の内容や量などを調節する必要があります。その猫の適量は、理想体重より食事のパッケージなどに書いてある一日の量を目安にして決定します。それでも、体重が増加する場合は、カロリーの少ないダイエット食に変更するのも一つです。ただし、シニア期には、きっちりシニア用の食事を食べることは重要です。
さらに、13歳を超えてくると、超高齢期に突入し、逆に体重が減る猫が増えてきます。もし体重が減るようであれば、食事量を増やす必要があります。また、足腰や口なども悪くなるため、食べやすい食事台や、食べやすい食事などに変更することも対策の一つです。しかし、病気による食欲の低下の可能性もあるため、体重の減少が続く場合は、早い目の診察が必要になります。
最近の猫は20歳をこす事も増えてきます。高齢になればなるほど、多くのことに気をつける必要があります。慢性的な持病なども出てくるため、いかに上手につきあっていくかも重要です。ぜひ、20歳を目標に健康に長生きを目指してください。さて、次回の勉強会は5月8日(日)、6ヶ月の子犬のためのパピーパーティーを開催する予定です。パピーパーティーは、今回に限らずに随時開催していますので、ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。
今回のおまけは、スタッフの猫のキャッティーちゃんです。牡丹の前で凛々しくたたずんでいます☆