秋の勉強会 第六回 知っておきたいプードルの話&11月の休診日

11月の休診日のお知らせです。11月3日(木曜・祝日)、10日(木曜)、17日(木曜)、24日(木曜)、25日(金曜)はお休みを頂きます。尚、11月23日(水曜・祝日)は通常通り、午前午後ともに診察しております。また、26日(土曜)、27日(日曜)は通常通り診察していますが、院長は不在となります。ご迷惑をおかけいたします。

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さて、先日は犬種別セミナーとして、プードルについて、性格や特徴、必要なお手入れ、またプードルに多い病気などを知ってもらい、プードルにより詳しくなってもらい、健康に過ごしてもらうことを目的として開催しました。

トイプードルを飼われている飼い主さんから、うちの子はすごくやんちゃですと言う話をよく聞きます。トイプードルは小型ではありますが、実は非常に活発な犬です。何と、もともとプードルの祖先は、水辺で働く猟犬が祖先となります。そのため、小型犬の中では、群を抜いて活発なんです。小型犬だからといって、散歩が必要ないなんてことはありません。最低でも、30分の散歩が一日2回は必要です。そのため、活発過ぎてあたりまです。

また、トイプードルはその特徴的な耳の作りから、外耳炎になりやすい犬種です。もともと、トイプードルは体が小さいため、耳の中も狭いです。また、耳の中の毛が多く、汚れが溜まりやすい。また、耳が垂れているために、蒸れやすい。外耳炎は様々な原因で起こりますが、トイプードルは特に耳の環境が悪くなり、細菌、カビなどが増えたことにより、病気が始まります。耳の痒みが出たり、赤みや腫れなどが起こります。耳垢も増え、臭いなども出てきます。早期に治療しないと、耳に変形が出る場合もあります。予防が非常に重要で、耳のお手入れをしっかりしてもらうことで予防になります。まず、単純に耳掃除で汚れをとってもらうことにより、細菌の増殖を防ぎます。ただし、家でのお手入れは耳の周りを軽くふくだけで良いと思います。むしろやりすぎると、傷になります。耳のお手入れのもう一つのポイントは、定期的に耳を見てもらう事で、悪化に早く気付くことが出来ます。決して上手にきれいにならなくても、耳に気を使ってもらうこと自体にも価値があります。

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他にも、特徴的な毛質の話や、小さい口だから起こる病気についてなど、多くのことを勉強してもらいました。また、犬種別シリーズも他の犬種でも、いつか開催したいと思います。ぜひ、期待していてください☆

 

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