先日、春の勉強会の第二回として、しつけ教室が開催されました。しつけ教室は、毎回人気の勉強会で、今回も比較的にあっという間に埋まってしまいました。今年の秋も開催する予定です。ぜひホームページなどを、チェックしてください。
さて、今年も大阪で家庭犬の訪問しつけをされている大塚先生に、きてもらいました。今回は若い犬の参加が多く、食糞や甘噛みなどの、子犬のよくある相談などがありました。まずは、それぞれの困りごとを相談してもらいました。
次に、いろいろなしつけの基礎となる、飼い主に注目をしてもらう訓練の、「ターゲットハンド」を練習を行いました。ご褒美になる、フードや小さくしたおやつを手に持ち、呼びかけた時に、手のご褒美に注目できたら褒めてあげます。次に、その手を動かして、目で追えるようになったら、さらに褒める。これを繰り返します。また、それを自分の顔のところにもっていくき、目が合ったときに褒めると、アイコンタクトの練習になるそうです。
さらに、これを少し応用すると、お座りや伏せが出来るようになります。例えば、手を少し上で、犬の頭の上に動かしていくと、ご褒美を追いながら、自然に座る体勢にようになるそうです。また、その手を地面に近づければ、顔と体が下がっていきます。これを繰り返し、徐々にご褒美をなくしていくと、手や言葉だけで、お座りや伏せができるようになるそうです。
後半は、お散歩の練習をしました。お散歩好きはグイグイひっぱる犬もいれば、怖くて動けない犬もいます。理想はリードを少しゆるめに持つことです。あまり引っ張ると、外が怖い犬はもっと緊張が伝わり、ますます外が嫌いになります。また、ぐいぐい引っ張る犬は、なるべく人の横につかせ、犬が引っ張たら止まるを繰り返すと、引っ張る=進めない事がわかり、なるべく引っ張らずに歩けるそうです。ただし、何事も根気強く一歩ずつだそうです。
もし、普段でもお困りごとがるようであれば、また診察のついででもご相談下さい。病気はもちろんですが、しつけの相談も出来る範囲で、アドバイスいたします。さて、今週末は犬種別セミナーのプードル編です。プードルに関わる、真面目な話から、面白い雑学まで、いろいろお話する予定です。もし、ご興味がある方は、ぜひご参加ください☆