8月後半から先週まで、動物看護士を目指す専門学生さんや、大学で獣医師を目指す学生さんが実習に来ていました。診察等でお邪魔をさせて頂きまして、ありがとうございます。
学校で学んだことを中心に、実際の動物病院での仕事を見てもらったり、時には経験してもらいます。診察の合間に、病気や動物の体について質問をしても、しっかり答えられてよく勉強されています。それでも事前に勉強したことでも、実際で見ると違います。興味津々で、いろいろな事を勉強してもらいました。
さて、今回は動物看護士の学生さんが、ペットの災害の備えのポスターを作ってくれました。災害に対しては人への備えももちろん必要ですが、ペットを飼われている際は、ペットへの備えも必要です。地震や大雨などの災害はいつ起こってもおかしくはありません。
まずは、ケージです。できればケージは常に準備をしておき、日頃より慣らしておくことが理想です。今は、ペットも同行避難と言い、避難所に一緒に避難できる場合があります。
また、最低5日ほどの食事や、ペットシーツなど日頃に必ず使うものも、人の避難グッズと一緒に準備して頂けたらと思います。また、治療で薬を飲んでいる動物は、避難の際は薬も忘れないようにしてください。
また、万が一にはぐれてしまった時のために、出来れば首輪などに名前や住所を書いた迷子札を付けた方が安心です。今は簡単にマイクロチップも入れることが出来ます。首輪を日頃つけてない犬や、猫の首輪はもともと外れやすいため、そのようなペットには、マイクロチップも一つです。
さて、動物看護士の学生さんは来年の春には資格の試験があります。今はどの分野の学生さんも、緊急事態宣言等で時には授業や実習に変更がでたりで、例年にないカリキュラムになっているようです。またちょっとした息抜きや、楽しい学生生活も我慢の方が多いと思います。ぜひぜひ、今の大変さをバネに、社会で羽ばたきより輝いてほしいと思います。頑張れ、学生さん☆