投稿者: みかみ動物病院

ゴールデンウィーク診察のお知らせ

本格的なフィラリア、狂犬病予防注射のシーズンです。この時期は毎年混み合いますが、今年は予約等を利用して頂く事が多く、待ち時間も何とか長くならずに済んでいます。今は、新型コロナ対策のこともありますので、なるべく予約をご利用下さい。また、混み合っている時は、お車でお待ち下さい。

ゴールデンウィークのお知らせです。今年もゴールデンウィークも診察いたします。5月4日、5日、6日は時間変更があります。午前は通常診察、午後診察は14時から予約診察のみとします。(その他は通常通りです。)

  • 4月29日(水曜 午前9~12時 午後14~18時)
  •       30日(木曜 休診日)
  • 5月 1日(金曜 午前9~12時 午後14~18時)
  •    2日(土曜 午前9~12時 午後14~18時)
  •        3日(日曜 午前9~12時 午後 休診)
  •        4日(月曜 午前9~12時 午後14~【予約診察のみ】)
  •    5日(火曜 午前9~12時 午後14~【予約診察のみ】)
  •    6日(水曜 午前9~12時 午後14~【予約診察のみ】)
  •          7日(木曜 休診日)

さて、4月も後半になりました。当院の春の花壇も一層に元気に咲き誇っています。株によっては、かなりすくすくと育ってくれています。草抜きと、花がら摘みをしつつ、もうしばらく何とかきれいに保ちたいものです☆

2020年狂犬病予防集合注射

当院でのコロナ対策、ご協力を頂きましてありがとうございます。混雑する時間帯もありますが、予約も入れて頂く方も多く、何とか全体的に待ち時間が少なくなっております。

さて、今週と先週は地域の狂犬病注射で地域の公園や公民館をまわらせてもらいました。今年は能登川の地域を担当されてもらいました。

狂犬病は世界ではまだまだ死亡者の多い伝染病で、犬など様々な動物にも感染し、人にも感染がおこります。動物、人ともにほぼ100%の致死率をもつ、大変怖いウィルス病です。島国の日本ではいったん終息し、60年ほどおこってはいませんが、世界からいつ入ってきてもおかしくないと言われ続けています。

おおよそ伝染病の流行を防ぐには、集団の中で70%以上が免疫を持つ必要があると言われています。流行を起こさないために、人に一番感染のリスクが高い犬について、狂犬病予防ワクチンの接種が義務付けられています。しかし、地域によっては70%の接種率を下回る地域もあります。

集合注射は狂犬病予防のため、少しでも接種率をあげるために、ご年配の方や、近くに動物病院が無い方、車に犬が乗せられない方等のために行われています。市町の担当の方が毎年に各地域をなるべく満遍なく回れるよう、スケジュールを調整して回っています。そのため、場所によっては、大変短い時間帯の場所もありますが。ちなみに、近江八幡は沖島もあるため、島にも行きます。

今回のコロナウィルスの流行や、昨年には日本にはなくなった豚コレラが再び日本で流行したりと、様々な伝染病に対してはまだまだコントロール出来てない現状に、伝染病の怖さを我々も再認識しました。改めて、予防できる病気は万が一の時のためにも備える事は重要だと思いました。

集合注射は4月、5月に各地区を回っております。各市町のホームページや、広報などに、時間や場所が記載されています。動物病院では基本的には一年いつでも接種が可能です。この時期はフィラリア予防の時期にもあたりますので、同時にされる方もおられます。狂犬病予防注射、一年に一回の接種をお忘れありませんように☆

当院の新型コロナ対策について

当院の新型コロナ対策について(4/6現在)

滋賀県でも新型コロナウイルスの感染者が増加しております。
当院では感染防止の対策として以下のことを行います。

・待合室が混雑している際は、お車でお待ち下さい。順番が近づき次第、お知らせいたします。

・予約診察は時間帯で枠を設けており、診察の分散が出来るようにしております。なるべく診察時間が分散できるように、予約診察もご利用下さい。
(食欲、元気がない等の重症の症状は、予約なしでも、なるべく早い時間帯の診察をお勧めします。)

・混雑時には、長期の内服薬の処方・調剤には、時間がかかります。ご希望の方は診察後に会計だけを済ませて頂いて、後で薬のみ取りに来ていただく事もできます。

・皮膚病、外耳炎、ホルモン疾患等の継続した投薬治療が必要な病気で、病状も安定している場合は、ご希望の方は相談の上、長期(約2カ月まで)の処方を検討いたします。

・当院では通常、動物の院内感染防止のため、一日2回の病院全体の消毒を行っております。人の感染症にも有効であるため、現在は消毒回数を増やしております。待合室等でお待ちいただいてる際も、消毒作業でご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご了承下さい。

みかみ動物病院 院長

*今後、診察時間や対策等も、その時々の状況により、変更する場合があります。変更はホームページにも掲載いたします。

4月休診日のお知らせ&コロナ対策の消毒

4月休診日のお知らせです。4月2日(木曜)、9日(木曜)、16日(木曜)、23日(木曜)、30日(木曜)はお休みを頂きます。4月29日(水曜 祝日)も診察を行う予定です。(ゴールデンウィークも、診察を行う予定です。診察時間などの詳細は後日お知らせいたします)

また、8日(水曜)、15日(水曜)は通常通り診察を行いますが、院長は地域の狂犬病予防注射のため不在になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

さて、当院では新型コロナ対策として、平常時よりも院内の消毒回数を増やす対策を行っています。もともと動物の院内感染防止のため、病院全体の消毒を一日に2回行っていましたが、人の感染症にも有効であるため、消毒の回数を増やしております。待合室でお待ち頂いている際も、消毒作業によりご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。また、予約診察にてなるべく診察時間が分散されるよう設定し、混み合う時間が少なるように工夫しております。ぜひ、予約診察もご利用下さい。

いよいよ、新年度になりました。新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。桜もずいぶんときれいに咲いてきました。当院の花壇の花もずいぶんとにぎやかに咲いてきました。大変な時期ですが、綺麗な花や景色に心が癒されます☆

 

2020年フィラリア予防薬、処方開始

三月も末になりました。そろそろと予防のシーズンが本格的にはじまってきました。当院も3月28日より、フィラリア予防薬の処方を開始いたします。例年では投与開始直前の五月中旬や週末が混雑する事が多くなりご迷惑をおかける時期になります。今年からはフィラリアシーズンも予約が出来ますので、ぜひご利用下さい。

さて、フィラリアは予防薬により少なくなりましたが、犬では有名な非常に恐ろしい寄生虫の病気です。犬は蚊に刺されることでフィラリアに感染し、心臓にフィラリアがわいて病気になります。数か月から数年かけて心臓を弱らせて、最終的には咳や呼吸困難がひどくなり最終的には死亡します。基本的には完治する治療薬はなく、リスクはありますが全身麻酔にて心臓からフィラリアを取る手術を行い、一時をしのぎます。有効な治療がないぶん、予防が非常に重要になります。昔は予防をせずにフィラリアに感染して、長生き出来ない犬は多かったのですが、今は月一回の予防薬で予防が出来る時代になりました。

現時点では昔に比べるとフィラリアに感染する犬は減りましたが、あくまでも予防が出来ている犬の場合です。やはり蚊はどこにでも入ってきますので、室内の犬でも予防をしてないことにより、感染がおこる場合があります。

フィラリア薬の投与の期間は、蚊が出てきてから一か月後、蚊がいなくなって一カ月後までになります。滋賀県の近江八幡周辺ではおおよそ、5月中旬~11月中旬までが予防薬の投与が必要な時期です。

フィラリアの予防薬は、食事に混ぜる事の出来る「粉薬」、何か包むことの出来る「錠剤」、最初からおいし「おやつタイプ」、飲み薬が全般に苦手な犬のための「注射薬」があります。また、同時にノミダニの予防までが出来る

毎年にフィラリアの予防薬を飲む前には、必ずフィラリアに感染をしてないかを調べる必要があります。簡単に少しの採血で調べることが出来ます。万が一にフィラリアに感染している場合は副作用が出て、死亡してしまう事があります。時々あるのが、昨年の飲み残しを検査をせずに飲んでしまう方がおられます。飲み残しがある場合は感染している可能性が十分にありますので、特に感染がない事を調べる必要があります。

チラホラと木によっては桜が咲いていきました。暖かくなってきましたが、年度末は生活が変わり、体調も壊しやすい時期です。ぜひ、お体には気を付けて、元気に過ごしましょう☆

フィラリア予防注射スタート

だんだんと、春らしくなってきました。当院の花壇も、花々がきれいに咲き始めてきました。学生さんたちは、いつもよりは小さくですが無事に卒業式も行われているようです。次のステージに向かって羽ばたいてほしいです。

さて、暖かくなってくると、予防のシーズンがはじまります。現在、当院ではフィラリア予防のための、注射予防が始まりましました。(飲み薬の処方開始は、4月から。)フィラリア予防の注射は、効果が一年間の為、どの季節に開始しても、きっちりと蚊の時期にも予防できます。

当院では3月よりスタートしています。量に限りがありますので、なくなり次第で終了になります。例年5月中旬ごろになります。

フィラリアの注射は、注射だけで予防が出来るために、飲み薬が苦手なワンちゃんや、どうしても忘れてしまう飼い主さんには非常におススメです。病院にきてもらい、フィラリアの検査を済ませれば、あとは注射を打つだけです。

ただし、体調が悪い場合は、ワクチンなどと同様に打てませんので、体調が良い時に注射にしてください。また、持病があったり、高齢のワンちゃんに関しても、体調と相談しながらになりますので、よろしくお願いいたします。また、体重の安定していない子犬も、大人になるまでは打てません。また、狂犬病注射や、混合ワクチンとは、1,2週間ほど開ける必要があります。同時接種は出来ませんのお気を付けください。

さて、2月末ですが、びわ湖わんにゃんマルシェのお手伝いに行ってきました。3月は、新型コロナウィルスの関係により、お休みになりましたが、4月は12日(日曜)に開催の予定になっているようです。

これからどんどんと暖かくなります。桜とともに明るい話題が増えてくるといいなと思います☆

3月休診日のお知らせ&犬猫のコロナ

早いもので3月です。寒い日もありますが、日中はだいぶ暖かい日も増えてきました。春の足音も聞こえてきました。さて、3月の休診日のお知らせです。

3月5日(木曜)、12日(木曜)、19日(木曜)、26日(木曜)、27(金曜)はお休みを頂きます。また、3月20日(金曜 祝日)、は午前・午後ともに診察いたします。振り替えで、27日(金曜)にお休みを頂きます。

日本各地でコロナウィルスの感染のニュースが毎日と報道がされています。滋賀県の学生さんも今週から休校となったようで、学校もご家庭も大変だと思います。

海外のニュースで、犬の体から新型のコロナウィルスが見つかったとの報道がありました。まず、コロナウィルス自体は犬や猫にも、以前からその動物特有のウィルスがあり、病気があります。通常では人とは別物とされています。犬猫のコロナウィルスが人にうつるということは現時点では、確認はされていません。

また、新型のコロナウィルスに関しても、人間から犬猫に感染する確率は少ないとされています。ニュースで報道されたものも、専門家の意見としては、新型ウィルスに感染した飼い主から排出されたウィルスが、たまたまに犬の毛に付着したものが検査にひっかかったとの見方が強いとされています。

その他にも狂犬病はじめ、人と動物がかる様々な伝染病があります。以前と比べると世界とのつながりが近くなった現代では、医療は発展したとは言え完全に防ぐことは難しいかもしれません。今回の新型コロナウィルスもなんとか早い終息が出来ると良いのですが。これまで通り我々はなるべく不要な外出を控えることと、万が一のために手洗いなどを徹底するのが一番かと思います。何か、動物のことでご不安なことがありましたら、気軽にご相談下さい☆

へんなトリみっけ!講演会のお知らせ

釧路湿原野生動物保護センターの副代表である女性獣医師の渡辺先生に寄る、講演会のお知らせです。「へんなトリみっけ!」と題して、開かれます。

滋賀県もびわ湖もあるため、野鳥も多い地域の一つです。滋賀県にとっても野生動物の保護は課題の一つです。今回は野生動物や、鳥に関わるなかなか聞けない話も聞けるのではないかと思います。

日時:令和2年2月24日(月曜 祝日振替)
   15時~16時半(14時半受付)
場所:草津エストピアホテル 2階  瑞光の間
参加費:無料
お問い合わせ:滋賀県獣医師会

釧路湿原野生動物保護センターは、日本でも有名な猛禽類の保護施設です。私も北海道に野生動物の勉強に行った際に、見学をさせてもらいました。ぜひ、ご興味のある方はご参加下さい☆

2020年パピーパーティー開催&犬種別の性格

前回お伝えしたように、みかみ動物病院では、今年も地域のノラ猫ちゃんたちの繁殖抑制のため、ノラ猫の去勢、避妊手術のサポートを行っています。今年は2月いっぱいとなっておりますので、ご希望の方はご連絡下さい。

さて、先日、パピーパーティーが開かれました。今回は3頭の犬の参加がありました。柴犬、イタリアングレーハウンド、ラブラドールレトリバーとバリエーションに富んだ犬種の子犬たちです。

柴犬はもともと、警戒心が強い犬種です。番犬には向いていますが、知らない人にはなつきにくいです。警戒心が強い犬は、怖がりな犬も多く、しつけの仕方を間違うと、飼い主にも怒る犬になります。特に、しつけ等で怒るタイミングを間違うとこじれることが多いので、褒めるしつけが必要となる犬種です。また、本人にとって嫌な事を教えなければならない時(シャンプー、爪切りなど)は、他の犬よりゆっくり時間をかけて褒めながら行う事がコツです。

イタリアングレーハウンドは、もともとに非常に活発な犬種です。通常の散歩だけでは、体力が有り余る事もあります。特に子犬の時は、体力がありすぎると、悪気はなくとも様々ないたずらをします。なるべく、お散歩にしっかり連れていってもらったり、人と一緒に遊べる遊び(ボール遊び)などを行い、ストレス発散、運動不足を解消してあげてください。ただし、イタリアングレーハウンドなどは、体の割に足が非常に細長いため、特に高さのある運動はケガや、最悪の場合は骨折もありますので、くれぐれもお気を付けください。

ラブラドールレトリバーは、非常に人懐っこい犬種です。動物病院にて注射を打たれながらも、しっぽを振って愛想をふりまけるぐらいの犬です。その反面、非常にテンションも上がりやすく、大興奮で制御が聞かない犬もいますので、マテやフセなど一旦落ち着かすコマンドを覚えてもらう事が対策の一つとなります。また、好奇心旺盛でうちにあるものや、おもちゃなども簡単に噛んで壊すことや、中には飲み込んでしまうこともあります。大きさによっては、腸閉塞を起こし手術をしなければならなこともあるため、注意が必要です。

今回も前半は子犬の時に気を付けてもらいたい、総合的なしつけや飼い方の話、また個々に困っていることなどを講義形式でお話させてもらいました。後半は、犬同士の挨拶からはじまり、徐々に一緒に遊んでもらいました。今回の子たちも最初は緊張しているこもいましたが、最後にはみんな元気いっぱいに遊んでいました。

同じ子犬でも犬種によって、性格は様々です。それぞれ、接し方も違います。またお困りの際は、ご相談下さい。また、ご希望者がそろい次第で開催の予定ですので、参加ご希望の6カ月までのわんちゃんはご連絡下さい☆

2020年ノラ猫の去勢・避妊手術サポートについて

先日はこの冬初めての雪が降りました。雪が大好きな犬もいるので、散歩でテンションが上がった犬も多いのではないでしょうか。大人にとっては、あまり降ってほしくはない雪ですが、子供たちにとっては、待ちに待った雪だったと思います。

さて、みかみ動物病院では、今年も地域のノラ猫ちゃんたちの繁殖抑制のため、ノラ猫の去勢、避妊手術のサポートを行います。

ノラ猫は、これから日が長くなり暖かくなる春に向けて、繁殖行動が盛んになってきます。猫は妊娠期間が約2ヶ月と短く、一年のうちで何回も出産を行うことが可能です。また、一回の出産で3~5匹の子猫が産まれます。その子猫も、半年を過ぎると大人になり繁殖ができるようになります。少しでも地域の猫の繁殖抑制になればと、2020年も春前である2月の間に、ノラ猫ちゃんの去勢手術、避妊手術に関してサポートを行います。(ノラ猫は、基本は飼い主がいない猫のことで、外で長期にエサをあげている猫の事ではありません。いわゆる外飼いの猫ではありません。)

麻酔手術には負担があるため、若い猫(半年から約2歳)であることと、健康な猫に限ります。すでにおなかが大きく妊娠している猫などは、サポートの対象とはなりません。また、安全な麻酔手術を行うため、健康状態の把握のための術前検査などは、基本的には省略しません。(当院では、薬や手術器具などは全て通常の手術と変わりなく、動物のリスクを犠牲にしてのサポートではありません。)また、ノラ猫の場合は、再び捕獲されることもあるため、手術をした目印として耳カットが必須になります(今回のみ無料)。

手術の予約の際に、サポートについてスタッフへお申し出ください。料金について相談させて頂きます。手術は基本的には予約制でございますが、ノラ猫の捕獲は困難な場合が多いため、事前に相談を頂きましたら、時間の融通についてもなるべく相談させてもらいます。また、あくまで通常業務と並行しておこないますので、ご希望に沿えない場合もございますので、ご了承下さい。

さて、今気もぐっと下がり、本格的な冬となりました。皆様、風邪などひかれませんように☆