先日春の勉強会として、お手入れ教室を行いました。若いワンちゃん2匹の参加となりました。爪切りや、シャンプー、ブラッシング、臭嚢しぼりなど、日頃に必要な様々なお手入れのコツややり方を一緒に勉強しました。
爪切りは特に嫌がる犬は多く、うまくいかないとの相談をよくうけます。爪切りは人用の爪切りではうまくきれないので、ペット用の爪切りを、ペットショップなどで購入してください。爪切りのポイントは、いかに嫌がらずにするかです。爪切り自体にはそんなに技術はいりません。
まずは、十分に時間をかけて最低でも足をもったり、触れても大丈夫なように慣らしてください。まずは、足を触ってご褒美をあげるを、地道に行ってください。多くの犬が、触られることを嫌がる段階で、爪切りまでもするので、うまくいかないというケースが多いです。1,2カ月ほどかかっても構わないので、ゆっくり進めてください。
また同時に爪切りの道具にならすために、爪切りを持った状態で足に触ったりしながら、ご褒美をあげてください。爪切りに対しても嫌なイメージをうけてしまうと、爪切りを持っただけで逃げてしまう犬になります。
これらが出来れば、あとは爪を切るだけです。できれば、持つ人と切る人の二人で出来るとベストです。なかなか一人だと難しいでうs。一般的には室内犬の場合は1.2カ月に一回で十分かと思います。伸びた爪を少し切るだけでよいです。あまりギリギリすぎると、出血する場合があります。お散歩にしっかり行ってる犬は、ほとんど必要ない場合も多いです。また、必ずしも全部の足を同じ時にする必要もないので、嫌がらないぐらいで数回に分けて切ってもいいもいいです。あまり、嫌がると次が出来なくなります。
じょじょに慣らしていけば、必ずうまくいくと思います。特に高齢になると、散歩も少なくなるので爪も伸びやすくなります。また、トリミングショップも高齢になると、断られる場合もあります。じょじょにマスターしてもらえたらと思います。
さて、今週末の講演会のお知らせです。
日時:5月26日(日曜) 14時~16時まで (開場13時半)
場所:草津市民交流プラザ 大会議室 (南草津駅前)
参加費:無料 (定員130名)
「うちの子が幸せならばそれでいい」という、タイトルでペットの行動学の獣医師である入交先生の講演会です。ペットを飼う上での、しつけや行動の専門家です。うちの子の、様々な疑問を解消するチャンスです。ぜひご興味のある方はご参加下さい☆