投稿者: みかみ動物病院

動物フェスティバル 小中学生募集

少し涼しくなったと思いきや、再び暑い日が戻ってきたりと、まだまだ今年の夏は油断が出来ません。台風も来たりで、過ごしやすい日はまだ遠いでしょうか。IMGP0571

さて、今年も9月23日(日曜)に竜王のドラゴンハットにて動物フェスティバルが開かれます。動物フェスティバルでは、人と動物の様々な関わりを学んだり、体験できるイベントで、6000人近い来場があった大きなイベントです。食事の屋台などもあったり、ヒツジの毛刈りのデモンストレーションがあったりと、たくさんの企画があります。

その動物フェスティバルの中で、小学生、中学生向けに、様々な動物病院の事が体験できる模擬動物病院が開かれます。事前の申し込みが必要になり、8月31日までの受付になります。診察室コースが小学1~4年生、検査処置室が小学5年~中学3年までが対象になります。昨年までも実際の犬の心臓の音を聞いてみたり、顕微鏡などを使った検査が体験出来たりと、おもしろい企画で毎年人気です。ぜひ、ご興味のある方は滋賀県獣医師会のホームページにて申し込みをしてください☆IMGP0570 IMGP0572

びわ湖わんにゃんマルシェ

先週末にわんにゃんマルシェに、お手伝いで参加させてもらいました。お昼からは、個別でしつけや飼い方相談を行いました。夕方に30分ほどのプチ講座をお話させてもらいました。今回は「もっと知りたい犬、猫の事」のテーマで、この時期気を付けたい熱中症のこと。また、去勢・避妊手術についてのお話をさせてもらいました。IMGP0612  IMGP0629

今回は猫の睡眠についての話もさせてもらいました。よく、飼い主さんからうちの猫は寝てばっかりとの話を聞きます。さて、猫のは一日でどれぐらい寝ているのでしょうか?何と猫は、14時間~20時間ほど一日のうちで寝ています。一日のうちで2/3以上も寝ています。ちなみに、犬は12時間ぐらいです。しかし、猫の眠りは浅く、少しの音で目を覚まし動けるようにしています。警戒心の強い動物ですので、寝ながらでも常に緊張しています。また、眠りには周期があり、80分ほど寝て、30分ほど起きると言う周期を繰り返します。また、半夜行性の動物で、日が明ける時と、日が暮れる時が一番元気です。どうでしょうか?お家の猫ちゃんの睡眠にも当てはまるでしょうか?IMGP0626IMGP0623

良く眠る猫だからこそ、睡眠の環境は大事です。なるべく、ふわふわした素材のベッドで、丸々とちょど収まるぐらいのサイズのベッドが適しているようです。室温のベストは22℃ぐらいが一番睡眠に適している言われています。若い猫であれば、暑すぎず寒すぎなければ基本はOKです。猫の性格にもよりますが、囲まれている場所が落ち着く猫もいれば、見通しの良い高い場所を好む猫もいます。できれば2か所あっても良いかもしれません。犬や猫の事をたくさん知ると、もっと上手に犬や猫と付き合えると思います。ぜひぜひ、彼らの事をもっと知ってあげて下さい。IMGP0608

今回のマルシェはお昼はさすがに暑さで人もまばらでしたが、夕方からは人も動物えの参加も多く賑わっていました。来月も開催が決まっています、9月9日の日曜日です。これから犬や猫を飼いたい人は、ぜひ一度覗きに行ってみて下さい。素敵な出会いが待っているかもしれません。IMGP0630 IMGP0636

さて、パピーパーティーのお知らせです。8月25日(土曜)の午後より生後半年までの子犬向けのパピーパーティーを開催します。この時期にぜひ経験してもらいた子犬同士の触れ合いや、飼い初めに知ってもらいたい飼い方についてなどお話させてもらう予定です。ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい☆

わんにゃんマルシェお知らせ&小学校支援メニューフェア

保護犬、保護猫の譲渡会のイベントのお知らせです。今月も8月12日(日曜)に野洲アルプラザ駐車場でわんにゃんマルシェが開催されます。今回は夏の特別企画で通常の朝から夕方までではなく、17時からは「夕涼みマルシェ」として縁日がはじまるようです。今回も屋台などもでるそうで、さらに食べ物ブースも充実するのでしょうか。動物や人向けの雑貨屋さんも毎回充実しています。見るだけでも楽しいです。

今回も13時半ごろより、健康についてや、ペットのお困りごとについての相談会でお手伝いをさせて頂きます。17時からは、簡単なペットについての知って得するお話をさせて頂きます。ぜひお越しください。

日時:8月12日 10時~20時(17時より夕涼みマルシェ)
場所:野洲アルプラザ

新しい飼い主を探している保護犬、猫ももちろん来ます。これからペットを飼いたい人も、既に飼っている人も、ぜひぜひ遊びに行ってみて下さい。IMGP0575

今週は近江八幡市桐原小学校で、小学校の先生やPTAさん向けの、様々な団体や企業が小学生向けに、授業や活動を紹介するイベントが開かれました。私も獣医師会のお手伝いとして、参加してきました。主に小学校向けのふれあい教室や、飼育指導についての話をさせてもらいました。ウサギとモルモットさんにも来てもらい、実際に触ってもらいながらで、生き物の良さを知ってもらうことが出来ました。昔に比べると、動物を飼っている小学校や、保育園、幼稚園なども減ってきているため、ふれあい教室などを利用してもらって、もっと子供たちにも動物や生き物たちの良さなどを感じてもらえたらと思います☆IMGP0597 IMGP05982018080814020001

8月休診日のお知らせ&夏の花壇

8月休診日のお知らせです。8月2日(木曜)、9日(木曜)、16日(木曜)、17日(金)、23日(木曜)、30日(木曜)はお休みを頂きます。11日(祝日・土曜)は、午前午後ともに通常で診察いたします。振り替えで、17日(金曜)にお休みをいただきます。

お盆期間も診察を行います。*午後の診察時間が変更となります

8月13日(月曜) 午前9:00~12:00 午後15:00~17:00
8月14日(火曜) 午前9:00~12:00 午後15:00~17:00
8月15日(水曜) 午前9:00~12:00 午後15:00~17:00
8月16日(木曜) 休診日
8月17日(金曜) 休診日

(9月初旬にお盆休みの振替で、お休みをいただきます。)

IMGP0520さて、まだまだ暑い日が続きます。最近では暑さで熱中症になりかけの動物の来院も増えてきています。尋常な暑さではないため、いつも以上の注意が必要です。当院の花壇もこの暑さに、水やりを怠るとすぐにへばっています。毎日の水やりがかかせません。綺麗な花が咲くように、頑張ります☆IMGP0519IMGP0524

熱中症に注意

今までにないほどの、暑い日が続きます。いよいよ、人も動物も体調を崩すことがあるかもしれない暑さです。犬や猫は人のように汗をかくことがほとんど出来ずに、熱を発散すること苦手です。暑くなるこの時期は、注意が必要な病気です。今回はそんな熱中症の話です。IMGP0525

万が一に熱中症になると、脱水や高い体温により様々な臓器を悪くします。見た目の症状としては、ぐったりしたり、呼吸が早い状態が続きます。様子を見る事で、悪化しますので、早期に気付いてもらうことが重要となります。最悪の場合、命に関わることもあります。IMGP0528

基本的にはならないように、気を付けてもらう事が一番です。若い犬や比較的自由に移動の出来る猫などは、人が普通に過ごせる部屋であれば、動物たちもあまり問題はないことが多いです。しかし、高齢の動物や、病気を持っている動物、また出かける際などで人が過ごせない温度になる可能性があれば、クーラーをつける事をお勧めします。設定は暑すぎなければ良いので、26~28度ぐらいの室温でも問題はないです。外にいる動物などは、しっかり影があり、風通しのよい場所が最低限必要です。場所によっては、その時は日陰の場所でも地面が暑い場所もあるため、地面なども暑くなっていないかを確認してください。

もし、万が一に熱中症の兆候があれば、あまり様子を見ずにすぐに動物病院の診察を受けてください。まだ動ける余裕があれば、部屋を涼しくして、水分をしっかりあげてください。また、体温を下げるために、水や濡れタオルなどを使い体を冷やす必要があります。ただし、注意点としてあまり冷たい水などを使うと、逆に血管などが収縮し体温が下がりにくくなることがあるため、ぬるま湯ぐらいが一番効果的です。IMGP0530

何より、熱中症も予防が重要です。散歩はあくまでも、健康のために行くためのものですので、決して暑い日はなるべく短く済ませてもOKです。一日ぐらい散歩に行かなくても大丈夫です。院内にも熱中症注意のポスターを掲示しております。ぜひお気を付けください☆IMGP0526

動物医療の勉強会

暑い日が続きます。人も動物もクタクタになるほどの暑さです。これぐらいの暑さでは、なるべく涼しい時間帯を選んでもらい、さらに無理せずお散歩なども手短に済ませてください。人が出かける時も、風通しをよくしておくか、エアコンをつけてあげて下さい。

さて、今回は動物病院の勉強の話。実は動物の医療も、人の医療と同様に、未知の病気が解明されたり、新しい治療法や薬が開発され、まだまだ日進月歩で発展しています。そのため、新しい情報を仕入れて、それを日々の診療に生かしていかなければなりません。DSC_4549

先日大阪にて獣医師や動物看護師が参加するセミナーが開催されました。三日連続で開かれ、1500人以上が参加する関西で大きなセミナーの一つで、大学の先生や、専門病院の獣医師などが、講師となり様々な分野で様々なテーマの講義が開かれます。実際の治療の報告や、診断への考え方など、実践的な話が多く聞けます。今年は外科手術や、また貧血、耳の病気などのついての講義に参加して、新しい情報を得てきました。

また、動物薬の製薬会社や、医療機器、またペットフードメーカー、介護用品など、様々な企業の展示や、製品の紹介などもありました。道具も日々進化しています。以前は人のものを代用していたものも、動物専用の様々な道具が開発されています。DSC_4550 DSC_4551

今回も多くの情報を仕入れることが出来ました。今後も様々なセミナーの開催がひかえているため、なるべく参加し、それらを元に、今後の診察や治療に生かしていけたらと思っています☆

びわ湖わんにゃんマルシェ7月 開催

先週の日曜に、野洲のアルプラザにて「びわ湖わんにゃんマルシェ」が開催されました。先月、先々月が雨で縮小や中止になっていたため、何とか天気が回復して良かったです。当日は風が強かったりはしましたが良い天気で、多くの方が来場されていました。IMGP0501

さて、今回も食事のブースも充実していました。いろいろな雑貨屋さんもあり、動物用、人用様々で見ているだけでも楽しいブースがたくさんありました。今回は抽選会もあり、いろいろ素敵なグッズが当たっていました。当院の飼い主さんも抽選に当たり、豪華なタイのおやつが当たっていました。IMGP0502

今回はイベントの一つをお手伝いさせてもらいました。ステージにて、犬や猫を迎えた時に気を付ける事と言うテーマで、特にフィラリア予防、ノミマダニ予防、去勢避妊手術について簡単にミニ講座を行いました。その後は、個別にトイレの相談や、歯磨きのやり方などについて相談を受けました。来月もお手伝いさせていただく予定です。IMGP0506

8月のマルシェは、夏の特別企画もあるそうです。ぜひぜひ、このイベントに興味のある方や、犬や猫を飼いたいと思われる方、ぜひわんにゃんマルシェに参加して保護犬、保護猫さんを一度見に来てください☆IMGP0505 IMGP0503

 

 

 

パピーパーティー開催&わんにゃんマルシェのお知らせ

暑く蒸した日が続きます。しばらく雨でしょうか。だんだん皮膚炎や外耳炎などが増えてきました。蒸れは皮膚病を悪化させる場合があります。皮膚の痒みなどが出たら悪化のサインですのでお気をつけください。

さて、先日に生後6か月までの子犬限定の、パピーパーティーを開催しました。今回は全員はじめて参加する子犬さんたちです。プードルのぽちちゃんと、ポメラニアン×柴犬のメイちゃんと、チワワのチコちゃんの3匹の参加となりました。パピーパーティーでは、生後半年の社会化期にしか学べない事を体験してもらいます。IMGP0464 IMGP0469 IMGP0492

まずは家族以外の人に慣れてもらう練習です。家族以外の人からおやつをもらいます。この時期はまだ、お散歩にも十分に行けずに、家族しか知らない犬が多いため、いざお客さんなどが来るとずっと吠えたり、怖がったりする犬になる場合があります。この時期に、家族以外の人におやつなどをもらうことで、知らない人への嫌な印象を、良いものに変えます。どこ子犬たちも、みんな上手におやつが食べれました。IMGP0467

次は犬同士との触れ合いです。この時期は人でいう、幼稚園や小学校のような時期です。生後半年を越すと中学生ぐらいです。好奇心よりも、緊張や警戒のほうが強くなります。今後、人間の社会で生活してもらうためには、家族以外の人や犬にもある程度慣れてもらう事が必要です。もともとに社交性の高い犬もいますが、この時期に人や犬に慣れていないと慣れることは難しいです。同年代の子犬同士は好奇心いっぱいですぐに仲良くなれます。犬同士の挨拶は匂いを嗅ぐことで始まります。みんな上手に出来ました。IMGP0470 IMGP0471

そのあとはおもちゃで遊ぶ練習です。ストレス発散や飼い主さんとのコミュニケーションをとるためには、おもちゃは大変便利な道具です。おもちゃも、この時期に慣れてないおもちゃは、大人になってからではあまり遊ばない傾向にあります。この時期にぜひ、慣らしておくと楽です。まずは知育玩具とよばれるおもちゃは、おやつやフードを入れて使います。それをうまく転がすことで、フードが少量ずつ出ます。なかなか頭と体を使い、一匹で長い間根気強く遊んでくれます。時間がなくあまり構えない時にも活躍してくれます。また、ボールや音がなるおもちゃなどは、一緒に遊んでコミュニケーションをとってもらうにはとても良いです。一緒で遊ぶおもちゃは、最終的には飼い主さんが回収して遊びを終わってください。布製のものなど壊れやすいおもちゃもありますので、お気をつけください。IMGP0488 IMGP0489

そのあとは、トイレの相談などのしつけの問題などを相談してもらいました。どの方も同じような事で悩まれていることも多く、場合によれば対処が逆効果になっていることもあり、真剣に皆さま聞いてもらいました。パピーパーティーは参加者が揃い次第で開催しますので、もし参加をご希望の方はご連絡下さい。IMGP0495

さて、5月、6月が残念ながら雨で中止になっていました、野洲のアルプラザで開かれているわんにゃマルシェが今週末に開催されます。動物グッズの雑貨屋さんや、様々な出店が出ているお祭りのような、イベントです。今回も天気が心配ですが、ぜひぜひ、保護犬、保護猫さんに会いに来てください☆

7月休診日&パピーパーティー開催のお知らせ

ワールドカップが盛り上がっています。毎日寝不足の方も多いのではないでしょうか。さて、7月の休診日のお知らせです。7月5日(木曜)、12日(木曜)、19日(木曜)、20日(金曜)、26日(木曜)はお休みを頂きます。7月16日(月曜 祝日)は午前、午後ともに診察いたします。振り替えで、20日(金曜)にお休みをいただきます。

また、7月2日(月)にパピーパーティーを開催します。13時半より、15時頃までを予定しています。約半年までのワンちゃんで、ワクチンが最低1回済んでいることが必要となります。生後半年までのこの時期は社会化期と呼ばれ、いろいろな事を受け入れ、慣れやすい時期です。

パピーパーティーでは、同年齢のわんちゃんが触れ合うことで、本来であれば母犬や兄弟犬から学ぶ、犬同士の触れ合い方を学んでもらいます。もともと犬が平気な犬もいますが、社会化の時期に慣らすことで、犬が苦手になることをなるべく防ぎます。また、家族以外の人と触れ合うことで、知らない人にも慣れる練習を行います。

さらにこの時期に気を付けてもらいたい、しつけの話や飼い方の話を行います。さらに、個別に悩んでいることなどがありましたら、何でも質問してください。子犬を飼われた方で、ご興味のある方はぜひお問合せ下さい☆IMGP0396 IMGP0380

ペットの防災

先日は大阪を震源として、関西地方で大きな地震がありました。関西では久々の大きな地震だったのではと思います。東日本大震災や熊本の地震でも、多くの人が避難所へ行く際に、ペットの避難についても問題がありました。改めて、ペットと防災についてのお話です。

まず、災害が起こった時にパニックになった動物が逃げ出し行方不明になるケースがありました。犬の場合は首輪に迷子札や、狂犬病の鑑札などをつける事で、発見の時の飼い主さんの情報になります。また、猫の場合も、迷子札をつけた首輪が有効です。ただし、猫の場合は狭いところを通るため、首輪がひかかってしまい動けなくなるケースもあるため、外れるタイプのものがおススメです。また、最近も簡単にマイクロチップも装着できるようになったため、万が一の対策としては一番良いです。

また、避難所で問題になったことが、ケージに慣れないペットたちでした。もともとに、ケージなどに入ったことない動物たちが家族と離れた状態で大きなストレスになりました。できれば日ごろからで、ケージの中で過ごせる時間を作ってもらい、慣れる練習をしておく方が良いです。犬の場合は、ケージでご褒美をもらったり、食事をもらったりで良い印象を与えておくことがおススメです。猫の場合も日ごろに寝床のひとつとして、お気に入りのお布団などを入れて使うのもありです。特に犬の場合は、ケージに慣れておくことで、一緒に車で出かける際なども非常に楽です。

また、避難のための準備物としては、数日分のフードと水、リードや食器などを、避難道具と一緒に準備しておいてください。もし、継続している薬があるなら、それらも数日分はあった方が良いです。

万が一のために、日ごろの備えが重要です。院内受付にも、環境省が発行しているペットの災害時のパンフレットがあります。ご興味のある方は、ご自由にお持ち帰ってください☆IMGP0454 IMGP0455