ご長寿ペットフォトコンテスト&長寿犬優良飼育者 募集のお知らせ

日本のあちこちで大雨が続きます。滋賀県でも、雨の日が続きます。人も動物もそろそろ蒸し暑さにばててきそうです。そろそろ雨が降るのも終わりにしてほしいです。体調にはくれぐれもお気をつけください。IMGP1865

さて、早くも9月の敬老の日に向けて、長寿ペットの募集がありましたのでお知らせいたします。

一つは動物の製薬会社の共立製薬が主催している、『ご長寿ペット フォトコンテスト2019』です。7月11日から9月22日までの間、インターネットより応募が出来るそうです。参加条件は7歳以上のワンちゃんネコちゃんです。12回目のイベントで、今年は応募者全員に2019年度版の応募者全員の写真が載った「わんにゃんブック」がプレゼントされるそうです。その他にも日めくりカレンダーや、豪華景品があるようです。IMGP1866 IMGP1867 IMGP1868

二つ目は滋賀県動物保護管理協会が主催している、『長寿犬優良飼育者』の募集です。7月1日から8月23日までの間の募集です。16歳以上で、狂犬病予防がきっちりと毎年打ててるワンちゃんが条件です。応募用紙に記入して、写真と愛犬カードのコピーを添付して、郵送するとのことです。9月22日に開催される動物フェスティバルにて、表彰があるそうです。IMGP1869

両方ともに、動物病院に冊子や応募用紙を置いていますので、ぜひご興味のある方はご応募下さい☆

ノミの季節

どんよりとした天気が続きます。季節的には仕方がないですが、ジメジメと蒸し暑い日が多いです。その一方で夏の花壇は、暖かさと水分ですくすくと育ってきました。IMGP1840

さて、この時期に気を付けてもらいたい事に、ノミやマダニの寄生があります。ノミも虫ですので、他の虫と同様に春から秋にかけて発生します。特に7月は一年間の中で、一番ノミの発生が多いい時期です。最近でも、診察でノミのついている動物が6月、7月とずいぶんと増えてきています。特に外に行く猫や、ノラ猫ちゃんなどは、高い確率でノミが付いています。

動物同士でも簡単にうつりますが、人にも来ることがあります。マダニは一般的には草むらに潜んでいますが、ノミはジャンプ力があり自分の体の200倍ほどの高さまで飛んで感染がおこります。その為、草むらや動物との接触がなくても、ノミがつく事があります。

ノミは吸血をするため、噛まれると非常にかゆく、蚊などよりも長く痒みが続きます。中には掻きすぎて、皮膚病を起こしたり、猫などはアレルギーを起こしてさらに悪化する場合もあります。

ノミやマダニの対策としては、ひと月に一回の薬が一般的です。犬猫尾ともに背中に塗るスポットタイプのものと、犬では最近は食べるオヤツタイプのものがあります。薬は数時間で効果が出始めて寄生しているノミやマダニをやっつけます。また、一カ月ほどは予防効果もありますので、外にいく動物はこの時期は必須です。市販のノミとりの首輪や、シャンプーはマシにはなるかもしれませんが、本格的な感染にはあまり効きません。

また、ノミは13℃以上あれば家の中でも繁殖が可能ですので、家の中でノミがわく場合があります。万が一にノミがついていた場合は、犬猫の薬をしばらく続けるだけではなく、寝床などの掃除もきっちりしてください。

さて、今週末の7月14日はびわ湖わんにゃんマルシェです。野洲のアルプラザ駐車場で開催です。午後からですが、今回も何でも相談会でお手伝いに行かせてもらいます。お時間がある方は一度訪れてみて下さい☆

7月休診日のお知らせ&命をつなぐジャズコンサートお知らせ

7月休診日のお知らせです。7月4日(木曜)、11日(木曜)、18日(木曜)、19日(金曜)、25日(木曜)はお休みをいただきます。また、7月15日(月曜 祝日)は午前、午後ともに通常診察いたします。振り替えで、19日(金曜)にお休みをいただきます。

また、8月から午後の診察時間が一部変更になります。詳細は追ってお知らせいたします。

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毎年恒例の滋賀県動物保護管理センターで開催される、ジャズコンサートのお知らせです。7月7日(日曜)に「命をつなぐジャズコンサート jazz for dog&cat charity concert 2019」として、無料のチャリティーコンサートが開かれます。今年で6回目です。

【日時】 7月7日 13:30~16:00 (雨天決行)
【場所】 滋賀県動物保護管理センター(湖南市岩根136-98)
【参加費】 無料

ぜひ、ジャズを聴ききながら、管理センターにいる保護犬、保護猫を見に行って下さい☆

子猫を拾った時に

雨の予報が続きます。お散歩に行けなくなるので、お散歩好きなワンちゃんにとっては、過ごしにくい季節になります。そのぶん他の事でコミュニケーションをとってもらい、上手にストレス発散させてあげてください。IMGP1754

さて、最近は春に生まれた子猫が1,2カ月となり親から少し離れてウロウロとしはじめる時期になってきました。この時期は子猫がよく拾われることがある時期でもあります。最近は子猫を拾って動物病院に来られている飼い主さんが増えてきました。

子猫が道などにいた場合、まずは元気で健康そうかを確認してください。元気で健康そうな場合は、親猫が世話をしている可能性が高いです。親猫もエサをとりに行ったり、子猫たちを一匹ずつ安全な場所へと引っ越ししたりする事があります。危なくない場所であれば、そのままそっと見守ってもらってて大丈夫です。

また、拾っても最終的に飼えないのであれば、中途半端にエサだけをあげたりなどはあまりお勧めはしません。早ければ半年ほどで、栄養状態が良ければ子供が産めるようになり、あっという間に猫が増える可能性もあります。

もし、細かったり弱っていたりすると、はぐれたり、捨て猫の可能性もあります。保護した場合は、歯が生えていれば小さなキャットフードが食べれます。まだ歯が生えてなければ、猫用のミルクを動物用の哺乳瓶で数時間おきにあげなければなりません。

また、ノラ猫の子供の場合は、ノミやダニがいる可能性が高いので、なるべく早い目にノミダニの駆虫薬と、寄生虫のチェックのための検便をおススメします。人にくることもあるために、なるべくきっちりと駆虫してやる必要があります。

また、別で猫を飼っているのであれば、なるべく接触は避けてください。ノミダニはもちろんですが、風邪や伝染病などをもっている可能性もあり、猫同士であれば簡単にうつるかもしれません。ひとまずは、健康が確認できるまでは隔離をおススメします。

健康状態が良ければ、ワクチンなども検討しつつ。半年ほどで去勢避妊手術が出来るようになります。もし、分からない事があれば何でもご相談下さい☆

 

梅雨の外耳炎に注意

雨の日が増えてきました。だんたんと夏が近づき、蒸し暑い日が続きます。人も動物も熱中症には気をつけねばなりません。

さて、この時期になると注意が必要な病気に外耳炎があります。暑く蒸し暑い時期になると、耳の中も細菌やカビが増えやすくなり、外耳炎のもととなることがあります。

症状は足で耳を掻いたり、耳をふったりすることで、耳の痒みが出てきます。掻く事が増えてくると、耳や耳の周りの皮膚に傷が出来たり、脱毛がおこったりします。そのままにしておくと、炎症で耳が腫れて悪循環するケースが多く、最悪の場合は中耳炎などに移行することもあります。

耳が垂れている犬種や、耳の穴が狭い小型犬などは、耳の汚れが溜まったり、蒸れやすいので注意が必要です。特にプードルやコッカー系の犬は要注意です。

痒み以外にも、耳垢が増えるため、できれば月に一回から二回ぐらいは、耳の周りの掃除をしてがてら、耳周囲の汚れのチェックをしてみて下さい。耳の周りだけで、本格的な掃除は必ずしもいりません。いつもよりも汚れが多ければ、外耳炎の可能性があります。また、トリミングに出される方は、トリミングの際におかしければ、教えてもらえる事が多いです。その時は、一度動物病院の受診をお勧めします。IMGP1772

当院の花壇も冬の花壇から、夏の花壇に徐々に変わってきました。ひとまずは、駐車場の花壇にマリーゴールドを植えました。今月中には植え替えが完了すると思います。ぜひご期待下さい☆IMGP1777

 

 

マルシェ&頑張れ実習生

先日はびわ湖わんにゃんマルシェが開催されました。様々なお店と共に、保護された動物の譲渡会です。天気も何とかもって、お客さんもたくさん来られていました。今回もお昼から参加をさせてもらいました。ミニ講座で15分ほど春の予防に関してお話をさせてもらい、そのあとは相談会として様々なしつけや、飼い方に関する相談をうけました。

7月もお昼から参加できたらと思います。なかなか動物病院では聞けないような話でも、何でも聞いてください。ちなみに、今回もたくさんのお店が出展されていました。素敵な雑貨屋、おいしそうな食べ物まで素敵なお店がありました。ぜひ、7月もご興味のある方はご参加下さい。IMGP1757 IMGP1764 IMGP1758

さて今週は、京都の専門学校より学生さんが実習に来ました。一日という短い時間ですが、受付業務から入院管理や、実際の手術の様子などを、見学や実践してもらいました。診察台の消毒や、手術室の清掃もしてもらいました。学生にとってはドキドキの実習です。思い通りにいかない事も多々あったと思いますが、これも経験です。IMGP1765

学生さんたちはこれから、さらに1~2週間の本格的な実習が夏ごろにかけてあるそうです。未来と夢がつまった卵たちを暖かい目で見守ってあげてください☆

春の勉強会 知っておきたい柴犬

先日は、犬種別セミナー知っておきたい日本犬と題して、日本犬のセミナーを行いました。日本犬の生態から、日本犬の病気、日本犬のしつけなど、様々な角度から、日本犬に関して勉強するセミナーです。柴犬では、2018年でも4番目に飼育される犬が多く、人気犬種です。

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さて、日本犬とはなんでしょうか?日本犬は柴犬をはじめとする、日本が原産国で、日本古来の犬の血統で作られた犬種のことです。現在、純粋な日本犬として登録されているのが、北海道犬、秋田犬、紀州犬、甲斐犬、四国犬、柴犬の6種類となります。現在では、柴犬の飼育頭数がほぼ8割ですが、秋田犬なども最近では人気になってきています。

ぜひ、日本犬で飼う上で知ってもらいたい特徴としては、毛があります。日本犬の毛は伸びる事はないため、散髪は基本は必要ありません。しかし、非常に抜け毛が多い犬種です。日本犬の毛は、柔らかく保温力のあるアンダーコートと、体を守るための固い毛のオーバーコートの、二重構造の毛になっています。春を越して暖かくなると、アンダーコートが一気に抜けます。そのため、この時期はなるべくにブラッシングにて、抜け毛をとってもらう必要があります。皮膚病も多い犬種なので、抜け毛のお手入れは必要になります。

また、日本犬は元々は狩猟犬であったため、飼い主には従順ですが、警戒心が強く、他の動物や、家族以外の人に怒る可能性があります。また、抱っこや、足を触られることにが苦手なため、可能でありば子犬のころより、人や動物、また様々な場所に触られる練習をしておく方が良いと思います。また、一見おとなしそうな日本犬がいても、急に怒る場合があるので近づく際は注意してください。ドッグランなどでケンカがあった場合も、比較的に柴犬が加害者となることは多いです。また、人に関しても秋田犬などによるケガが全犬種で一番多いため、決して油断しないようにしてください。IMGP1753

さて、今週末は再び野洲のアルプラザでわんにゃんマルシェがあります。私も午前の診察が終わり次第でお手伝いに行く予定です。もしよろしければご参加下さい☆

6月休診日のお知らせ

5月も終わりです。一気に暑い日が出てきました。人も動物も気温の変化で体調も悪くなりやすいので注意してください。ここ数日は暑さでバテたかなと思われる、体調不良の動物が診察に来ています。特に元気に見えてもシニア期のワンちゃんは、これからは散歩の時間も、暑い時間をなるべくさけてください。特に暑い日は、体調を考えて、少なめの散歩でもよいと思います。

病院の春の花壇も、ぐんぐんと成長しすぎて、咲き誇るを通り越して、咲き乱れています。そろそろ終わりを迎えています。また、夏の花壇にむけて、そろそろ準備をしはじめねばなりません。IMGP1735 IMGP1738

6月休診日のお知らせです。6月6日(木曜)、13日(木曜)、20日(木曜)、27日(木曜)はお休みをいただきます。

さて、今週末の土曜一時半より、春の勉強会の最終しつけの相談会があります。基本的なしつけの話から、個別でしつけの質問を相談してもらいます。今回は、飼い主さんだけのしつけ教室です。もし、しつけでお悩みの方はぜひご参加ください☆IMGP1736

 

2019年 春の勉強会第三回 お手入れ教室

先日春の勉強会として、お手入れ教室を行いました。若いワンちゃん2匹の参加となりました。爪切りや、シャンプー、ブラッシング、臭嚢しぼりなど、日頃に必要な様々なお手入れのコツややり方を一緒に勉強しました。

爪切りは特に嫌がる犬は多く、うまくいかないとの相談をよくうけます。爪切りは人用の爪切りではうまくきれないので、ペット用の爪切りを、ペットショップなどで購入してください。爪切りのポイントは、いかに嫌がらずにするかです。爪切り自体にはそんなに技術はいりません。

まずは、十分に時間をかけて最低でも足をもったり、触れても大丈夫なように慣らしてください。まずは、足を触ってご褒美をあげるを、地道に行ってください。多くの犬が、触られることを嫌がる段階で、爪切りまでもするので、うまくいかないというケースが多いです。1,2カ月ほどかかっても構わないので、ゆっくり進めてください。

また同時に爪切りの道具にならすために、爪切りを持った状態で足に触ったりしながら、ご褒美をあげてください。爪切りに対しても嫌なイメージをうけてしまうと、爪切りを持っただけで逃げてしまう犬になります。

これらが出来れば、あとは爪を切るだけです。できれば、持つ人と切る人の二人で出来るとベストです。なかなか一人だと難しいでうs。一般的には室内犬の場合は1.2カ月に一回で十分かと思います。伸びた爪を少し切るだけでよいです。あまりギリギリすぎると、出血する場合があります。お散歩にしっかり行ってる犬は、ほとんど必要ない場合も多いです。また、必ずしも全部の足を同じ時にする必要もないので、嫌がらないぐらいで数回に分けて切ってもいいもいいです。あまり、嫌がると次が出来なくなります。

じょじょに慣らしていけば、必ずうまくいくと思います。特に高齢になると、散歩も少なくなるので爪も伸びやすくなります。また、トリミングショップも高齢になると、断られる場合もあります。じょじょにマスターしてもらえたらと思います。IMGP1664

さて、今週末の講演会のお知らせです。

日時:5月26日(日曜) 14時~16時まで (開場13時半)
場所:草津市民交流プラザ 大会議室 (南草津駅前)
参加費:無料 (定員130名)

「うちの子が幸せならばそれでいい」という、タイトルでペットの行動学の獣医師である入交先生の講演会です。ペットを飼う上での、しつけや行動の専門家です。うちの子の、様々な疑問を解消するチャンスです。ぜひご興味のある方はご参加下さい☆

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沖島で狂犬病予防注射

5月も半ばになりました。フィラリア予防開始の時期となりますので、事前に処方しているワンちゃんはそろそろスタートしてください。処方がまだの方は、早い目に取りに来てください。

さて、狂犬病予防集合注射の2次がはじまっています。先日は、市役所の担当の方たちと、近江八幡図書館から、びわ湖沿いに南に向かって回っていきました。午後からは、沖島に集合注射に行きました。近江八幡に住んでいるとは言え、なかなか沖島には行くことがないので、楽しみでした。IMGP1688

沖島への定期船に乗り出発です。10分ほどで沖島に到着します、島の方だけではなく、観光客と思われる方や、釣りを目的で来られている方や、たくさんの方がおられました。沖島のコミュニティーセンターで食事を食べて、いよいよ注射です。沖島には3匹のわんちゃんがいました。IMGP1694 IMGP1704 IMGP1715IMGP1700のんびりした空間で、非常に癒されました。日本で唯一湖で人が住んでいる島ですので、日本で唯一の湖の島での狂犬病注射でした。貴重な体験が出来ました☆IMGP1711 IMGP1709