ガンバレ 実習生6 病気用フードの勉強会

先週に比べると、夜は過ごやすい日が多いですが、昼は相変わらず暑いです。病院では、暑そうなワンちゃたちにはお水を用意しますので、もし必要であればお声がけください。

病気の治療にはもちろん薬が必要になりますが、他にも人と同様に病気を治療するために重要となってくるのが、食事による治療です。動物への栄養学も最近は非常に進歩しており、最近のペットの寿命が大きく伸びた要因には、食事の改良の成果が大きいとも言われています。先日、それらフードの事を学ぶために、フードメーカーのヒルズさんに来てもらい多くのことを教えてもらいました。そんなわけで、今回はそんな病気用の食事、いわゆる、療養食や処方食と言われる、病気用のフードの話です。

犬や猫も飼い方の多様化により、様々な病気にかかるようになり、それに合わして様々な食事による病気の治療や予防などができるようになってきました。処方食として現在は、アレルギー用、皮膚病用、心臓病用、肝臓病用、腎臓病用、関節疾患用、糖尿病用、下痢用、尿石症用、体重管理用、歯石用、癌用などなど、本当に様々な食事が開発されています。

一般的に処方食は、栄養学的にバランスを損なわないような形で、それぞれの病気について有益なものを加えてみたり、悪さをする栄養素を減らしてみたりと、様々なことに考慮されて作られています。例えば腎臓用の食事は、腎臓に負担がかかりにくい良質なタンパク質の割合を考えて、さらに悪化の要因になるリンの成分を減らしています。そのことで、一般の食事を食べている腎臓病の動物に比べて、病気の進行度がゆるやかになるために、病気が見つかってからの寿命が2~3倍に伸びたという報告もあります。また特に猫に非常に多い尿石症の食事は、尿石の原因になるミネラル分を極力減らすことにより、尿石を溶解したり、予防したりが出来るようになります。特に繰り返し、膀胱炎を起こす動物には、薬よりも食事で治療ができるために、非常に有用なものとなります。

今回、スタッフも改めて食事のことを多く学ばせてもらい、食事の重要性を再認識しました。やはり栄養面のサポートを適切にすることは、動物の健康面にも大きく関わりがあります。もし、食事や処方食のことでお困りのことがありましたら、ぜひ気軽に相談してください。

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2週間にわたってインターシップ実習に来ていた、藤井さんが先週末で実習終了となりました。多くの入院動物がいた時期でしたが、それぞれの動物の性格をしっかり観察して、自分なりにより良いと思ったことを実践できる、心のこもった看護や世話がでる学生さんでした。

そんな藤井さんから、実習中も多くの高齢のワンちゃんネコちゃんと接する機会があり、また自身でも動物福祉について感心があり勉強をしていることで、高齢動物の認知症についてポスター案内を作ってもらいました。最近は、人と同様に寿命以上に長生きできる動物たちが増えてきました。その一方で、夜鳴きや徘徊などの痴呆症状が出てくる動物たちもでてきました。そんな認知症のポイントや、対策、または予防などを分かりやすくまとめてもらいました。その他にも、子犬子猫を飼い始めてで、誰もが迷う、避妊手術や去勢手術のメリットなどをまとめたポスターも作ってくれました。近いうちに、病院に掲示する予定ですので、是非ご覧ください。

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