春の勉強会 第三回 まるごと猫の話

病院の花壇が本格的に、花が咲いてきました。昨年末植えたチューリップも、徐々にですが、花開いています。これからしばらく、きれいな花壇が続きますの、ぜひまた見てください。

まずは、四月の休診日のお知らせです。
4月2日(木曜)、9日(木曜)、16日(木曜)、23日(木曜)、30日(木曜)はお休みをいただきます。また、4月29日(水曜 祝日)は午前・午後ともに通常診察いたします。

さて、先週末は「まるごと猫の話」として、猫に関わるいろいろな雑学や話題、体の仕組み、飼い方、病気のサイン、予防法、よくある病気。様々な話を、詰め込めるだけ詰め込んだ、まさにまるごと猫の勉強会を行いました。

今われわれと一緒に暮らしてるネコの祖先は、実は砂漠地帯に生息していたリビアヤマネコというヤマネコが祖先だったこが研究により明らかになりました。5000年ほど前に、狩猟から農業にへと人々の食生活が変わるにつれて、ネズミ取りの役目がかわれ、人と共に暮らすようになりました。日本に猫が飼われたのは、奈良時代ぐらいだそうで、船の書物をネズミから守る役目として、中国より仏教と共に来たそうです。

さて、そんな猫たちはエジプト北部の砂漠がもともとの住処として進化したことにより、水分を効率よく使用し、余分な水分を尿にして出すことを極力へらすように体を対応していきました。それが逆に病気の原因となることもあります。

一つは猫では非常に多い病気の、膀胱炎です。さらに、症状の悪化によりオスでは尿道に石などがつまり、半日で命に関わるほどの病気へ進行する場合があります。猫の尿量や尿回数が少ないことは、尿を貯める膀胱にとってばい菌が増えたり、尿石症のもとを作りやすい環境になります。これに、ミネラル分の多い食事や、または不衛生なトイレ、冬場のさらなる飲水量の減少などにより、膀胱炎の発病の確率が高まります。

また、もう一つは、腎臓病です。現在、様々な病気が治るようになり寿命が延びた猫の、最終的な死因となる第一となる病気です。水をあまりしない猫の体は、体の水分量は少ないにもかかわらず、体の老廃物をしっかりと尿にする必要があります。そのため、尿をつくる腎臓には、多大なる負担がかかります。また、腎臓病の初期には、多飲多尿の症状を出すことで、体内への老廃物の貯留を防ごうとしますが、限界がくると今度は脱水を起こしてしまい、さらなる腎臓病の悪化を招いてしまいます。

これらのことより、砂漠がもととなる猫は、飲水量と尿に関わるこの二つの病気が非常に注意が必要となります。また、これらの病気の進行の予防や、治療には飲水量を増加させることへと繋がっていきます。ネコを飼われている方は、ぜひ新鮮な水と、きれいなトイレを、常々に準備できるように心がけてください。

さて、来週末は犬のしつけ教室です。大阪よりしつけのインストラクターがきてくれます。すべてのしつけの基本的な話や、よくある問題行動についてや。また、時間のある限り質問の時間もありますので、個別にお困りの事がありましたら、飼い主さんだけの参加もOKですので、ぜひぜひご参加をお待ちしております☆

*おまけ*
猫の好物と言われれば、何を思い浮かべられるでしょうか?実は猫の好物は魚と考えられているのは、世界ではほとんど日本だけです。もともと、外国のキャットフードやおやつにはあまり魚が日本のように使われていません。それは、もともと砂漠に生息していた猫には、あまり魚はなじみがあるものではなかったからです。日本は海に近いので、猫も魚を食べる機会が多かったためと、サザエさんの歌のお魚をくわえたどら猫のイメージも影響しるとかしてないとか☆

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