狂犬病予防注射
日に日に暖かい日が増えてきました。昼間は、少し暑い日がでてきました。近江八幡の桜もだいぶ、散って寂しくなってきました。
さて、ちょうど4月、5月は狂犬病予防注射の季節です。決まった日にちの、決まった時間ですが、お近くの公民館や公園などに、獣医師と市の職員が、狂犬病予防注射に回らさせてもらっています。市からのお知らせのハガキや、公報などに詳しい時間や場所は記載されています。
先日は、東近江地区の五個荘周辺と湖東周辺の集合注射でお邪魔させてもらいました。桜舞う中、非常に良い天気でした。短い時間でしたが、多くの犬と触れ合わせてもらい、また地域の方々とお話をさせてもらい、貴重な時間でした。
狂犬病とは、人と犬ともに感染してしてまう、いわゆる人畜共通感染症です。死亡率は人、犬ともにほぼ100%です。そのため、犬を飼われている方は、毎年一回の予防注射が義務となっています。
日本では狂犬病予防注射が始まって数年後より、50年以上発生が見られない病気ですが、多くの野生動物にも感染が起こるため、ひとたび日本に入ると感染が十分に拡大する可能性があります。お隣の台湾では昨年に、50年ぶりに狂犬病の発生が見られました。
犬の命を守る為、またそのまわりの人たちを守る為に、一年に一回の狂犬病予防注射を受けてください。
ただし、健康に心配がある、妊娠しているなどの場合は、獣医師と相談のもと延期もしくは、中止も出来ます。また、動物病院ではこの時期以外でも、注射は可能です。健康が優先ですので、くれぐれも無理がありませんように。
五月は永源寺地区に、集合注射でお邪魔させてもらいます。春は狂犬病に、フィラリアに、ノミダニ予防、予防が続くシーズンですが、くれぐれもお忘れありませんように。