2019年ノラ猫の去勢・避妊手術サポートについて

みかみ動物病院では、本年も地域のノラ猫ちゃんたちの繁殖抑制のため、ノラ猫の去勢、避妊手術のサポートを行います。

ノラ猫は、これから日が長くなり暖かくなる春に向けて、繁殖行動が盛んになってきます。猫は妊娠期間が約2ヶ月と短く、一年のうちで何回も出産を行うことが可能です。また、一回の出産で3~5匹の子猫が産まれます。その子猫も、半年を過ぎると大人になり繁殖ができるようになります。少しでも地域の猫の繁殖抑制になればと、2019年も春前である1~2月に、ノラ猫ちゃんの去勢手術、避妊手術に関してサポートを行います。(ノラ猫は、基本は飼い主がいない猫のことで、外で長期にエサをあげている猫の事ではありません。いわゆる外飼いの猫ではありません。)

麻酔手術には負担があるため、若い猫(半年から約2歳)であることと、健康な猫に限ります。すでにおなかが大きく妊娠している猫などは、サポートの対象とはなりません。また、安全な麻酔手術を行うため、健康状態の把握のための術前検査などは、基本的には省略しません。(当院では、薬や手術器具などは全て通常の手術と変わりなく、動物のリスクを犠牲にしてのサポートではありません。)また、ノラ猫の場合は、再び捕獲されることもあるため、手術をした目印として耳カットが必須になります(今回のみ無料)。

手術の予約の際に、サポートについてスタッフへお申し出ください。料金について相談させて頂きます。手術は基本的には予約制でございますが、ノラ猫の捕獲は困難な場合が多いため、事前に相談を頂きましたら、時間の融通についてもなるべく相談させてもらいます。また、あくまで通常業務と並行しておこないますので、ご希望に沿えない場合もございますので、ご了承下さい。

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さて、今週は気温もぐっと下がり、本格的な冬となりました。皆様、風邪などひかれませんように☆

謹賀新年&1月休診日

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。1月4日より、通常通りで診察を開始しております。今年も良い診察を心がけて、猪突猛進で頑張っていこうと思います。

1月の休診日のお知らせです。1月10日(木曜)、17日(木曜)、18日(金曜)、24日(木曜)、31日(木曜)はお休みをいただきます。また、1月14日(月曜 祝日)は午前・午後ともに診察いたします。振り替えで、18日(金曜)にお休みを頂きます。1月12日~14日は院長は不在となります。IMGP1366

さて、今年も当院の受付にて、お正月飾りの晩白柚(バンペイユ)を飾っています。晩白柚は柑橘類で最大の大きさで、人の頭ほどの大きさがあります。熊本が産地であり、毎年この時期に、熊本の親戚から送ってもらっています。お正月に鏡餅のように床の間などに飾る、縁起物です。非常に香りもよいです。かなりの大きさにびっくりですので、ぜひぜひご来院の際は、見てみて下さい☆IMGP1371 IMGP1373

 

2018年 動物たちとの約束

2018年も終わりとなります。年々歳をとると一年があっという間と言いますが、本当に今年はめまぐるしいあっという間の一年となりました。今年も良い一年となりました。ありがとうございました。

さて、年末年始のお知らせです。1月1~3日まではお正月休みを頂きます。また、1月4日(金)から、通常通りの診察となります。緊急の場合として、救急のみ診察を受けつけいたします。時間は以下の通りです。必ず10時までに、お電話をお願いいたします。

1月2日(火) 午前10時~11時

さて、今年最後のブログも、「犬の十戒」をご紹介いたします。世界で広がっている英語の詩で、日本でも訳されて広がっています。ペットとして犬が飼い主である家族に守ってもらいたい、10の事を語りかけています。非常に多くのことを考えさせられれる文章です。

1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.

私の命は10年や15年ぐらいです。どんな時でも、あなたと離れるのは辛いです。

私と一緒になる前に、ずっとそれが出来るか考えてください。

2.Give me time to understand what you want of me.

あなたがしてほしいことを理解するには、私は時間がかかります。

どうか根気強く待ってて下さい。

3.Place your trust in me- it’s crucial to my Well-being.

どうか私のことを心から信頼してください。

そんなあなたの心が、私の幸せのすべてなんです。

4.Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.

あまり長い時間叱ったり、どこかに閉じ込めてしまう罰を与えないでください。

あなたには、仕事もあります。楽しいこともあります。友達だっています。

でも、私にはあなたしかいないのです。

5.Talk to me. Even if I don’t understand your words, I understand your voice when it’s speaking to me.

たくさん、私に話かけてください。

言葉はわからなくても、あなたのその声をちゃんと私は理解していますから。

6.Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.

いつでも、私の世話をどのようにするか気にかけてください。

私はそれを決して忘れません。

7.Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

私を叩いて叱る前に、思い出して下さい。

私が本気になれば、あなたの腕にかみつける牙があることを。

でも、私は決してあなたを傷付けないと決めてることを。

8.Before you scold me for being uncooperative, obstinate, or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I’m not getting the right food or I’ve been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

私のことを、言うことを聞かない、頑固だ、怠け者などと叱る前に、

私がそうなっている原因がないかと、どうか自分に問いかけてみて下さい。

ちゃんと私にご飯をくれてはいますか?

暑い日に外に長い間ほってないですか?

もしかして、私の心臓が年老いて弱ってないでしょうか?

9.Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.

私もあなたも年をとります。

いつか私が年老いても、どうか私を見続けてください。

10.Go with me on difficult journeys. Never say, “I can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.” Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.

 最期のときがきたら、どうかその時は私のそばにいて下さい。

「見てられない」とか、「私のいないこところで」なんて、言わないで下さい。

あなたがそばにいてくれれば、私はどんなことだって、受け入れれるんです。

そして、どうか覚えいてください。私があなたを愛していることを。

 

ペットにとって人とは、なくてはならない存在です。また、人にとっても動物はなくなてはならない存在です。動物たちは多くのことを人に教え、影響を与えてくれます。人の心を癒し、気持ちを優しくしてくれます。

今年も多くの動物と出会いがありました。同じく、多くの動物たちとの別れもありました。動物は人より寿命が短いものです。誕生からその生涯を終えるまで、身をもって人に多くの事を学ばせてくれます。時には手のかかる子供のような存在であり、頼れる兄弟のようであったり、優しく話を聞いてくれる親であったり。家族それぞれに、多くの事を教えてくれて、我々を成長させてれます。癒しや楽しい時間はもちろん、年老いていく姿や、最期は自分の死をもって、限りある「命」の重みを考える時間を与えてくれます。

人も含め、動物はいつかは年老い、寿命がきます。決して死は避けれないものです。治る病気はしっかり治して、治らない病気とは上手につきあっていく。しかし命が尽きる前に、この治療で少し命が先延ばす事がいいことなのか?飼い主さん同様に、我々にも永遠の課題です。今年も、よりよい最期の迎え方を頭にいれて、診察を行いました。やはり、どの治療の選択肢が正解というわけではなく、家族全員でしっかり決めた治療が、一番納得のいく治療なのかと思います。病気の治療はもちろん、今後も最期を迎える動物に、その家族の皆様と何が出来るかを一緒に考え、寄り添えことも使命だと感じています。それが、今まで私たちが出会い別れた、多くの動物たちとの約束です。

個人的には、今年はわんにゃんマルシェに参加をさせてもらった事は大きな出来事の一つです。動物に関わるお店などと共に、保護動物たちの事も同時に知ってもらう素敵なイベントです。個人的にも動物に関わる様々な活動をされている方とお知り合いに慣れたことは、非常に大きな刺激となりました。毎回たくさんの来場者があり、実際に保護された動物たちも新たな飼い主さんが見つかったようです。まだまだ、動物たちが新しく飼われる一方で、飼えなくなったり、予定外に産まれてしまったなどで、保護団体に引き取られる動物がすごく多いです。安易に動物を売ったり、動物を新たに買ったりする限り、このように保護される動物はいなくならないと考えさせられました。このような素敵なイベントがある一方で、根本的に飼う前に何か最低限のルールが必要だと改めて思いました。

ぜひぜひ、これから新たに動物を飼う方は、保護された動物も候補にしてもらえたらと思います。最近では、当院に通院されていかた飼い主さんの中にも、マルシェに今度行きますとの話を聞くようになりました。特に動物を大事に飼われた後にお迎えがきてしまった飼い主さんなんかが、次の動物を迎える際に、訳ありの保護動物をぜひぜひ引き取りたいと言う話も聞きます。今後もこのような活動に少しでも関わり、一匹でも幸せな動物が増えてくれたらうれしく思います。

これからも、どんな時でも動物の一番の味方でありたいと思います。動物に関する多くのことにも関わり、少しでも幸せな動物が増えてくれればと思います。また、そんな動物たちが多くの人たちを幸せにし、間接的にでも人の役に立てればと思います。

動物たちに感謝し、多くの動物たちとその周りの人たちが幸せに暮らせるため、2019年もよりいっそう精進することを誓い、今年の締めくくりとさせて頂きます。ありがとうございました☆

みかみ動物病院 院長 三上直樹IMG_8007IMG_8177IMG_1982

クリスマス 誤食に注意

クリスマスとなりました。街のあちこちがイルミネーションできれいです。当院でも少しですがクリスマスの飾り付けがしてあります。今年はホワイトクリスマスにはならないようですが、今週は年末にかけて寒くなるようです。IMGP1348

さて、この時期からお正月かけてぜひ気を付けてほしい事が、人の食事の盗み食いです。この時期はイベントごとも多く、家族や友達と集まって食事の機会も多いのではないでしょうか?しかし、動物たちは油断をしていると、思いもよらないすきに盗み食いをしてしまいます。

やはり、食べ慣れてない人の食事などを食べると、嘔吐や下痢に繋がる胃腸症状が出る場合があります。たいていは、数日で良くなりますが、中にはしばらく食欲が落ちてぐったりしてしまう場合もあり、点滴や通院が必要なケースもあります。

また、稀に玉ねぎなどの中毒を起こす料理を食べて、大きく体調を崩す場合もあります。気づくのが早ければ、吐かすこともできますが、そもそもがないにこしたことはありません。

特にクリスマスのタイミングでよくあるのが、骨付きチキンの盗み食いです。鳥の骨は噛むことにより、縦に折れることがあり、先が尖ったまんま飲み込むと、大変なことが起こります。運が悪いと、胃や腸を傷つける場合があるため、手術が必要な場合があります。絶対に気を付けてください。

人の赤ちゃんと同じように、手が届くものは食べる可能性があります。ぜひぜひ気を付けて、楽しいイベントを過ごしてください☆IMGP1345 IMGP1349

パピーパーティー開催 2018年冬

先週末にパピーパーティーを開催しました。今回は5組のわんちゃんが参加で、子供さん含めた家族での参加の方も多く、過去最高の人数での開催となりました。今回は雑種のワンちゃん2頭と、ジャックラッセル、ミニチュアピンシャー、トイプードルのワンちゃんたちの参加がありました。IMGP1212IMGP1214

まずは、この場に慣れてもらうために、家族からご褒美をもらいました。その後に、今度は家族じゃない人からもご褒美をもらう練習をしました。ずっと家族だけで過ごしてしまっているワンちゃんは、多くの場合が家族以外の人を怖いものとして認識してしまうことがあります。今回はその第一歩として、家族以外の人も自分にとっていいことをしてくれるという経験をしてもらいます。今回は子供さんたちの参加もありましたので、わんちゃんたちは子供から大人まで、男の人も女の人も、色んな人と触れ合うことができました。IMGP1222 IMGP1217

さて、次は犬同士の触れ合いタイムです。今回も犬同士の挨拶から始まります。犬同士はお尻の匂いを嗅ぎあうことで、お互いの情報を得ます。お尻をかがれたり、かいだりするのは初めての事かもしれませんが、みんな上手にできました。IMGP1230

IMGP1240今度は実際に犬同士で自由に遊んでもらいました。みんな、すぐに仲良く遊んでいました。もちろん性格的に怖がりの子もいますが、他の犬同士が遊んでいるのが気になり、徐々にですが、前に前に進んできてくれました。他の犬同士が遊んでる姿を見ることだけでも、他の犬に興味がわき、良い経験、良い勉強になります。IMGP1245 IMGP1255 IMGP1225

最後に、犬を落ち着かせながら抱っこするやり方を、練習してもらいつつ終了となりました。今回の経験がこれから長い犬ライフを送ってもらう上で、きっと大きな役に立つと思います。今回は今週末の土曜にもパピーパーティーを開催する予定です。もしご希望の方はご連絡ください。また、子犬の参加の希望が集まり次第、パピーパーティーを開催しますので、ご興味のある方はいつでもご連絡ください☆

 

12月パピーパーティーのお知らせ

寒い時期が続きます、滋賀県でも鈴鹿や湖西の山の上の方は、雪が降って白くなっています。風邪も流行っているようですので、ぜひお気を付けください。

パピーパーティーのお知らせです。12月15日(土曜)、12月22日(土曜)、午後1時半よりパピーパーティーが開かれます。6ヶ月までのワンちゃんが集まって、この時期に重要な生活面の話や、実際に子犬同士で遊びあってもらい、犬に慣れてもらうようにする教室です。

ワンちゃんは、生後半年を越えてくると、警戒心や恐怖心が出てくるため、新たなことには徐々にチャレンジしにくくなります。そのため、これから生活で必要なことは、すべてこの時期に経験し学んでもらう事が必要となります。実は「いつかは出来る、いつかは慣れる」と言うのは、この時期を過ぎると一気に難しくなるのです。IMGP9343

パピーパーティーでは、家では難しい犬同士の触れ合いを一つの目標としています。小さいときに犬同士で遊んでいないと、いざ散歩のときや近所や知り合いのワンちゃんが来ても遊び方がわからず、逃げたり怒ったりしてしまう犬は多いです。この時期は人で言うと、幼稚園や小学生低学年ぐらいです。知らない犬同士でも、好奇心の方が強く上手に遊ぶことができます。パピーパーティではさらに、犬同士の挨拶のやり方なども一緒に勉強します。

また、その他でも、今後必要な様々なお手入れや、ほっておくと困る癖などのお話もする予定です。この時期は皆さん、トイレに失敗や、あまがみなど困ることが多いです。個人的な質問コーナーもあります。IMGP9873IMGP9341IMGP9366

生後半年までで、予防が出来てるワンちゃんが対象です。参加費は500円です。12月22日の方はまだ、少し空きがあるようです。もし、ご興味のある方はぜひご連絡ください☆

みかみ動物病院 5周年

12月になりました。当院は12月4日で近江八幡市江頭町にて開院をさせて頂きまして、5年を迎えました。地域の皆様や、当院に通っていただいた動物や、飼い主さんに支えてあっての事です。ありがとうございます。

今後も動物医療はもちろん、生活全般で動物と人とが一緒に幸せに生活できるお手伝いが出来たらと思っています。子猫や子犬から老猫や老犬まで、困りごとがありましたら、何か少しでもよくなれるようなお手伝いや提案が出来たらと思います。より一層、皆様の動物と家族を笑顔にできるように、スタッフ一同、頑張ります。今後もぜひよろしくお願いいたします。IMGP1199

IMGP1196さて、猫の話題です。NHKで12月から8回シリーズで、日本と猫の文化にスポットを当てた番組が始まりました。月曜の夜にやっています。猫ブームの今と昔を知れる、面白そうな番組です。もしご興味のある方は、ぜひご覧ください☆

12月休診日のお知らせ&花壇の植え替え

11月も終わりです。歳を重ねる毎に時間の流れが早くなってきました。11月もあっという間でした。12月はもっと、さらにあっという間に過ぎ去りそうです。2018年もあと一か月、頑張らねばです!

12月の休診日のお知らせです。12月6日(木曜)、13日(木曜)、20日(木曜)、27日(木曜)、28日(金曜)は、お休みを頂きます。24日(月 祝日)は午前・午後ともに診察いたします。振り替えで28日(金曜)にお休みを頂きます。また、年末は30日まで診察を行います。29日(土曜)は時間変更があります。30日(日曜)は、午前9時~12時となります。

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さて、当院の花壇が現在植え替え中です。夏と秋にきれいに咲いてくれた花たちから、冬から春にかけて、パンジーやビオラを中心に植え替えております。ひとまず、病院の入り口の花壇の植え替えが終わりました。駐車場側はこれからですが、来院の際に冬の花壇をぜひご覧ください☆IMGP1175 IMGP1176

犬の食べムラ対策&紅葉

朝晩も10℃を下回り、本格的に寒くなってきました。まわりの木々もきれいに色づき、ますます秋になってきました。秋と言えば食欲の秋。今回はそんな食欲の話です。image3

診察の際にワンちゃんの飼い主さんから、うちの犬はあまりドッグフードを食べないという話を聞くことがあります。特にプードルやチワワなどの小型犬に多い傾向にあります。ただよくよく聞くと、その原因が人にもありそうな場合が比較的に多くあります。どんなことが原因で、どうすればよいのでしょうか?

まず、悪循環の入り口の話です。ドッグフードを食べないから、人の食事やおやつをあげるとよく聞くのですが、元々を聞くと、あげるようになったから食べなくなったと思われるケースが多いです。犬もおいしもを食べさせてもらえば味も覚えます。おいしいものが待てば出るのであれば、犬も待つことが多いです。

食が細い犬になるべくしない方が良いことの第一は、食べないからと言ってスグにおやつや人の食事などをあげないことです。大抵は根競べすれば、最終的には食べる犬は多いです。逆に、何かあげてしまえば、余計にドッグフードを食べなくなってきます。

また、食べない場合はそのまま置いといていいのか?とよく質問を受けます。犬の場合は、どちらかと言えば、10~30分ぐらいで区切りをつけて、下げるほうが結果的によく食べることが多いです。もともと、犬の祖先は狩りを行う動物であったため、いつでも食べ物がある置き餌の状態は、犬にとっては異常な環境です。ますます食に関心が薄れてしまうので、程ほどで食事は下げてるほうが良いです。多くの犬が、その次の食事はおなかがへっているのでよく食べてくれると思います。

ただし、中には本当に食べない犬もいます。根競べすると時のポイントは、体重が減るようなことがないかです。もし、標準以上に体重が減るほどであれば、根競べもできないので、その際はご相談ください。また、食が細いのではなく、体調不良による食欲不振もあるため、気を付けてください。特に好きな食べ物まで関心がなかったら、病気の症状の可能性もあります。

よく食べるからと言って、なるべくおやつや人の食事が多くならないように気を付けてください。やはり、ドッグフードが一番効率よく栄養バランスがとれます。缶詰や、パウチを混ぜたり、少し温めたりと、何とか工夫しながら犬用の食事が食べれるようにチャレンジしてください。
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さて、今回のおまけは、スタッフの愛犬うるまくんと紅葉です。また、その同居猫のキャッティーちゃんです。二匹ともに秋のお散歩も大好きなようです☆

マルシェ開催&犬猫のトイレの失敗

先週末は今年最後のびわ湖わんにゃんマルシェに、お手伝いに行かせてもらいました。今回もすごくすごく賑わっていました。お店もいつもよりさらに多く30件以上のお店が出店されていました。たくさんのお客さんであふれていました。多くのワンちゃんたちも参加がありました。特に今回は、今までこのマルシェで無事にもらわれていった動物たちの参加もあったそうです。
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今回も、何でも相談会として、個別にしつけや歯磨きから、健康相談など、多くの困りごとを質問して頂き、話をさせてもらいました。また、ステージでは今回も犬猫についての、プチ講座をさせてもらいました。今回は冬に多い膀胱炎にもつながる、トイレの話をさせてもらいました。犬や猫を飼った際に、困ることとしてトイレの失敗があります。犬と猫でそれぞれ解決法が違います。IMGP1150IMGP1151

犬の場合は、しつけの問題があります。犬のトイレトレーニングの基本は、成功したら、その瞬間にすかさず褒めることです。その時は、言葉で褒めたり、ご褒美をあげると効果的です。できれば、トイレの近くにご褒美を細かく切ってタッパーなどに事前に用意をしておいて下さい。また、トレーニングの初期は狭い範囲からスタートが失敗が少なく、覚えもよいです。また、トイレのタイミングを把握すると、パターンがあることが多いです。パターンが分かれば、トイレをする兆候が何となくわかるので、トイレに導き失敗がへるかもしれません。万が一に、トイレを失敗したときは、静かに片付けてください。片付けるために出したタオルなどに、犬のテンションが上がってしまうことがあります。最後に、犬のトイレのトレーニングは、絶対に失敗は叱らない!!が重要です。犬にとっては、なぜ怒られているかが理解できづ、トイレを我慢するようになり、余計な失敗のもとになる場合があります。

猫のトイレの失敗の対応は、また犬とは違います。猫のトイレの失敗の原因は、トイレの環境が合わない場合が多いのです。まずトイレの数は、猫の数+1のトイレを用意する必要があります。きれい好きのため、一度したトイレは避ける傾向にあるためです。また、トイレの大きさは小さなものは使いにくく、体の1.5倍ほどの大きさが良いと言われています。また、トイレの形としては蓋がついてるものや、また跨ぎにくいものは嫌われます。トイレの砂もこだわりが強い猫は多く、特に細かいものを好む猫が多いそうです。場所は、猫がよく行動する場所で、比較的に静かな場所がよいそうです。それらを満たしつつ、いつでも清潔な環境に保つことが、トイレの失敗を少なくします。IMGP1142 IMGP1147

次回は来年の春に再開するとのことです。多くの保護された動物たちが、来年もこのような素敵なイベントを通して、良い家族と巡り合えることを願っています☆