ペットの防災

先日は大阪を震源として、関西地方で大きな地震がありました。関西では久々の大きな地震だったのではと思います。東日本大震災や熊本の地震でも、多くの人が避難所へ行く際に、ペットの避難についても問題がありました。改めて、ペットと防災についてのお話です。

まず、災害が起こった時にパニックになった動物が逃げ出し行方不明になるケースがありました。犬の場合は首輪に迷子札や、狂犬病の鑑札などをつける事で、発見の時の飼い主さんの情報になります。また、猫の場合も、迷子札をつけた首輪が有効です。ただし、猫の場合は狭いところを通るため、首輪がひかかってしまい動けなくなるケースもあるため、外れるタイプのものがおススメです。また、最近も簡単にマイクロチップも装着できるようになったため、万が一の対策としては一番良いです。

また、避難所で問題になったことが、ケージに慣れないペットたちでした。もともとに、ケージなどに入ったことない動物たちが家族と離れた状態で大きなストレスになりました。できれば日ごろからで、ケージの中で過ごせる時間を作ってもらい、慣れる練習をしておく方が良いです。犬の場合は、ケージでご褒美をもらったり、食事をもらったりで良い印象を与えておくことがおススメです。猫の場合も日ごろに寝床のひとつとして、お気に入りのお布団などを入れて使うのもありです。特に犬の場合は、ケージに慣れておくことで、一緒に車で出かける際なども非常に楽です。

また、避難のための準備物としては、数日分のフードと水、リードや食器などを、避難道具と一緒に準備しておいてください。もし、継続している薬があるなら、それらも数日分はあった方が良いです。

万が一のために、日ごろの備えが重要です。院内受付にも、環境省が発行しているペットの災害時のパンフレットがあります。ご興味のある方は、ご自由にお持ち帰ってください☆IMGP0454 IMGP0455

 

梅雨の外耳炎に注意

6月も半ばとなりました。そろそろフィラリア投与の2回目の時期となります。お忘れありませんように。さて、梅雨になりました。本格的な雨の日が増えてきました。ジメジメした日が増えてきます。さて、今回はこんな時期に気を付けたい、外耳炎のお話です。

外耳炎は耳に炎症が起こり、痒みなどが出る病気です。犬にも猫にも起こりますが、犬の方が特に多いです。溜まった耳垢に細菌やカビなどが増殖することで、悪くなることがあります。特にこの時期は、暑く蒸れやすい時期になるので、悪化しやすい季節です。

一般的には耳が垂れている犬種に多く、プードルやダックス、ゴールデンなどは特に要注意です。日頃からに耳のお手入れをしてもらっていると、病気になりにくく、なっても早期に気付きやすいため、一月に1~2回ぐらいは耳のチェックをおススメします。基本的には耳の奥までできなくとも、耳の入り口の汚れを軽くとるだけでも十分です。

万が一、耳をよく掻いたり、よく振るなどの痒みの症状があったり、耳垢がいきなり増えたり、じゅくついた場合は外耳炎の可能性が高いです。なるべく早めの診察をお勧めします。初期から中期ぐらいであれば、耳に入れる薬だけで治る事が多く、放置して起き重症になれば薬も多く、時間もかかります。ぜひ、お気をつけください☆

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わんにゃんマルシェ開催のお知らせ&花壇準備中

関西も梅雨に入りました。これからジメジメとした天気が続きます。散歩好きな犬にとっては、つらい時期となりました。

6月10日に野洲のアルプラザで、わんにゃんマルシェが開かれます。先月は雨で縮小になったようですが、今回は晴れると良いのですが。今回も人も動物も楽しめる出店などもあるそうです。

今回は少し個人的に私もお手伝いをさせてもらうとになりました。13時半からで、動物を飼う際に知っておいてもらいたい、ちょっとした話を少しさせてもらいます。今回は13時より、素敵プレゼントがある抽選会があるそうです。ぜひお越しください。

日時:6月10日(日曜) 10時~16時
場所:アルプラザ野洲 南平面駐車場(宝くじ売り場側)IMGP0434さて、当院の花壇も冬から春にかけて頑張って咲いてくれた、ビオラやなでしこたちも終わりの時期となりました。今は、また土に堆肥や土壌改良材を入れつつ、夏からの花壇に向けて準備中です。楽しみにしててください☆IMGP0440

6月休診日のお知らせ&犬の可愛い時期

6月の休診日のお知らせです。6月7日(木曜)、14日(木曜)、21日(木曜)、28日(木曜)はお休みを頂きます。

さて、アメリカの研究で、変わった研究が行われました。いったいどの時期の犬が一番かわいいかを、調べる研究です。生後7か月までの子犬の写真を見せ、一番魅力を感じたものを選んでもらいます。その統計をとり分析したところ、6~8週(生後1.5~2カ月)に魅力があるとの事が分かりました。

これは、犬の離乳の時期と重なります。日本では少なくなりましたが、野良犬の子供たちは、世話をしてくれる親犬が何らかの理由でいなくなると、そのうちの90%が1歳まで生きれないそうです。ちょうど離乳した時に、親から離れた場合にも、人間の気を引くことで、生き残るように進化をしたのではないかと推測されていました。人間はもともと、体に対して大きい頭、大きな目、丸い体の生き物を守りたいと思う本能があるそうです。まさに人間の赤ちゃんがそうです。犬も人間のそのような本能を刺激できる、かわいい姿をした子犬が生き残るようになり、人間の近くで生活できるペットに進化したのではないかと言われています。

しかし、自分の犬はどの年齢もかわいいものです。子犬は子犬で可愛いですし、大人になっても可愛いですし、歳をとっても可愛いです。ぜひぜひ、その年代ごとの可愛さを満喫しつつ、犬ライフを楽しんで下さい。

さて、今回のおまけは、五月に湖東で行われた手作り市のへムスロイドの切り絵です。絵本や切り絵の作家であり、当院のマスコットを作ってもらった奥居さんの、切り絵を見に行きました。どれも良い作品で素敵でした☆IMGP0427 IMGP0423IMG_6591

2018年春の勉強会 歯磨き教室

さて、五月も後半になりました。そろそろフィリア予防のお薬の投与時期です。処方がお済みの方はそろそろ投薬を行って下さい。処方がまだの方は、投与が必要ですので、早い目に診察にお越しください。

先日に春の勉強会にて、歯磨き教室を行いました。今回は生後半年から6歳までのワンちゃん3頭にも参加してもらいました。最近口の匂いが気になりだワンちゃんであったり、若いうちからチャレンジしてみたいワンちゃんなど理由は様々です。

まずは、講義編です。犬と人との歯の作りの違い方から、なりやすい病気や、ケアの仕方を学んでもらいました。口の中のPHなどの環境が人と異なるため、もともと犬は虫歯にはなりにくいのですが、そのぶん歯石が非常につきやすく、歯周病は多い動物です。およそ人の場合、歯垢が歯石になるのに1~2週間かかるのに対し、犬の場合は3日ほどで歯石に変わります。歯周炎になると、人と同様に口に違和感を感じ、痛みなどを伴います。人の場合はこの時点で歯医者さんに行ったりしますが、犬の場合は食欲が落ちたりするまで症状を我慢しますので、気付いた時には重症です。多くは麻酔をかけた状態での処置が必要となるため、なるべく歯磨きで予防をして健康な歯を保つ必要があります。IMGP0359 IMGP0363

そのあと、ワンちゃんに登場してもらっての実践編です。何より大事なのは嫌がらせないことです。イメージとしては、赤ちゃんに歯磨きを教えるのと同じ要領です。嫌がる犬に無理にし続けても、いつの日か理解できて、大人しくなるなんてことは決してありません。犬に良い印象を与えつつ、きっちり歯磨きを行うことが重要です。そのためには、歯磨きペーストを使用するのが、一番効率的です。歯磨きペーストは、それだけでも歯石を予防する効果があります。また、味が犬好みになっているため、ご褒美にもなります。味のしない歯ブラシが口に入れられるよりも、おいしい歯ブラシが入るほうが嫌がることは少なくなります。今回は、どの子も歯磨きペーストを舐めることは大好きで、ブラシにつけても舐めることが出来ました。あとは、1,2カ月かけながら、徐々に歯を磨く訓練をするだけです。犬がその気になってくれれば、あとは難しくありません。IMGP0356

さて、今週末はパピーパーティーと、老犬のシニア教室です。パピーパーティーは今回は定員がいっぱいですので、また来月以降で子犬の飼い主さんの希望があり次第で開催の予定です。シニア教室は講義形式の、シニア期の過ごし方や注意点についてお話する予定です。まだ空きがあります。ご希望の方はご連絡下さい☆

狂犬病予防注射

さて、5月も後半となりました。先日は、近江八幡地区の二次の集合注射に、市役所の方と行ってきました。4月に比べると、暑い日で人も犬も、クタクタでした。来週にも、近江八幡で今年最後の集合注射があります。IMGP0198 IMGP0197

狂犬病予防注射は、年に一回の接種が義務付けられています。法律で決まっており、必ず打つ必要があります。狂犬病自体は日本では60年以上も起ってはいませんが、外国では感染は多く、発症すると100%の確率で人も犬も死亡します。また、犬だけではなく、他の動物も狂犬病にかかるため、何らかの形で外国から日本へも入る可能性は十分にあります。

基本は、子犬は混合ワクチンが終わってから。大人の場合は、昨年に打ってから一年後になります。集合注射は今だけですが、動物病院では年中接種が可能です。ただし、体調が悪い犬は、その時は避けてください。人と同様に、体調が悪い時には、ワクチンは打てません。また、慢性的に持病を持っている犬は、動物病院に相談してください。中には、重症の場合は、延期または中止が必要になる可能性もあります。

また、引っ越しなどで住所が変わった場合や、飼い主が変わった場合は、登録情報の変更が必要になるため、市役所に相談してください。この時期はフィラリア予防とも一緒にされる方が多いです。もし、お忘れの方は早い目に接種を行ってください☆IMGP0195

 

5月休診日のお知らせ&お手入れ教室

5月も中旬になりました。そろそろフィラリア予防の開始の時期になります。おおよそ、フィラリアの投薬開始時期は蚊が出だしてから、一月後です。処方がまだの方はなるべく、早い目にお越しください。さて、5月の休診日のお知らせです。

5月3日(木曜)、10日(木曜)、17日(木曜)、24日(木曜)、25日(金曜)、31日(木)はお休みを頂きます。

尚、25日(金曜)に、ゴールデンウィークの振り替えでお休みをいただきます。16日(水曜)は通常通り診察を行いますが、院長は地域の狂犬病予防注射のため不在になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。IMGP0213

さて、先日は、春の勉強会として、お手入れ教室を行いました。まずは講義編。お手入れをする前段階のコツをお話しました。お手入れをする上で、何よりも大事なのが、動物がちゃんとじっと受け入れてくれることが最重要です。どんだけ、技術があっても、やはり動物が暴れてはなかなか思い通りにはいきません。そのために、日ごろから、爪を切る必要があれば、手に触る練習を。ブラッシングをするならば、体を触る練習をしてください。その時に、褒めてあげたり、時々ご褒美をあげるのがコツです。手を触れしてくれない動物に、爪を切るのは不可能です。IMGP0207

さて、そのあとはデモンストレーションです。今回もスタッフの犬のうるま君が登場です。実際、ブラッシングや爪切り、臭のう絞りなどんを見てもらいました。その後は、実践編です。自分の犬を使って、様々なお手入れにチャレンジしてもらいました。比較的に、ワンちゃんたちは落ち着てくれていました。やはり、人の方がこわごわでしたが、コツをつかんでもらえたのではないでしょうか。IMGP0225

IMGP0228IMGP0235これをなるべく、動物に嫌がらせないようにするのが大事です。もし、その時にうまくいかなければ、無理にするよりも日を改めたほうが良いです。爪切りなども、何日もかけて完成で良いと思います。

さて、26日の土曜はパピーパーティー、27日の日曜は老犬教室があります。ご興味がある方はご連絡下さい☆

2018年春の勉強会 パピーパーティー

ゴールデンウィークも終わりに近づいてきました。先日、春の勉強会として、パピーパーティーを開催しました。今回は珍しく犬種が全部違い、性格も大きさも違う多様なメンバー5匹でのパピーパーティーになりました。

今回は柴犬のさくらちゃんが一番年上です。もともと、人や犬が大好きです。また、一番小柄で、若い犬がトイプードルのノアちゃん。ノアちゃんも小さいですが、人にも犬も大好きです。ゴールデンレトリバーのダンケちゃんが、一番体が大きく力も強い犬です。ゴールデンレトリバーは、もともと人懐っこい性格の犬が多いです。雑種のねねちゃんは、少々人見知り、犬見知りです。今回は、どこまで人や犬に慣れるでしょうか。最後が、シュナウザーのにころちゃんです。犬見知りのタイプです。ぜひ、この機会に犬同士の触れ合いに慣れてくれるでしょうか?IMGP0338 IMGP0259 IMGP0312

この生後半年までの社会化期は、いろんなことに慣れる事が出来る時期です。本来は親や兄弟たちと、噛みあったりしながらで、犬の社会で必要な事を学んでいく時期になります。この時期は、本当に好奇心もたくさんで、いろいろな事を受け入れる事ができます。逆に、この時期に経験していない事は、なかなかその後も教えたり、慣らすことには時間と手間がかかります。

当院のパピーパーティーでは、お家だけでしにくい、犬同士の触れ合いと、家族以外の人の触れ合いを、楽しく学んでもらう事が、目標の一つです。例えば、散歩中で他の犬に怒って向かって行ったり、逆に逃げたり動けなくなったりすると、せっかくの楽しい散歩も一苦労です。また、せっかく犬を飼ったのなら、犬と一緒にキャンプ場や、ドッグランなどに出かけたり楽しい事も、犬が犬を好きであれば行きやすいです。生後半年以降は、むしろ警戒心のほうが強くなるために、今のうちでしか、犬同士の接し方や遊び方を学ぶ事は出来ません。IMGP0263 IMGP0265

今回も、まずはお尻の匂いを嗅ぐことにより、犬同士の挨拶からの練習です。犬同士は、まずは自分たちの匂いを嗅ぎあうことで、お互いを知り合います。最初から、問題なく出来る犬もいますが、そうじゃない犬もいます。飼い主さんに手伝ってもらいながら、みんな上手に挨拶の練習が出来ました。今回はネネちゃんは、嗅ぐのは良いけど、嗅がれるのは少し怖いようでした。それでも、怖がりながらですが、興味のある様子でした。IMGP0287 IMGP0296

さて、それが終わると、リードをつけてある程度、人がコントロールできる状態で、少しずつに遊ぶ練習です。ダンケちゃんや、さくらちゃんや、ノアちゃんは、あまり怖がることなく、最初から積極的に遊びたいようでした。ノアちゃんは、小型犬のプードルの中でもさらに小さめですが、大きなダンケちゃんにや、活発なさくらちゃんにも、負けずに遊びにいっていました。ただし、遊びが好きな犬たちも、あまり興奮しすぎると、激しすぎる遊びになります。これは、最初のうちは、人がきっちり遊びの辞め時を見極めて、一度休憩して興奮を沈めます。IMGP0290IMGP0298

にころちゃんは、最初は少し他の犬が遊んでいても、距離をとりつつでしたが、他の犬の遊んでいる姿を見ていると遊びたくなり、徐々に遊びの輪の中に入ってきました。にころちゃんにのっては、他の犬の遊び方を見て、どのように混ざればいいのかを見ながら学んでいるようでした。ねねちゃんは、来られるとまだ怖いようでしたが、だんだん気になりだしてきて、自分から遊びにいく事が出来るようになってきました。最初は怖い方が強くても、他の犬が遊んでいる姿をみると、遊びたくなってくるのは子犬らしいことで、これもこの時期にしか出来ません。ねねちゃんにとっては、他の犬が遊んでいる姿が見れたのは、犬に興味が持てるきっかけになったと思います。IMGP0307

今回は、それ以外でも、この時期に重要な飼い方のポイントや注意点などもお話しつつ、少し時間があったとので、お外のお散歩の仕方や、飼い方についての質問をしてもらったりしました。どの飼い主さんも、この時期ならではの悩みを抱えておられました。今回の経験が、飼い主さん子犬たちにとって少しでも役に立ってくれればと思います。IMGP0313 IMGP0320

さて、5月26日(土曜)にも、パピーパーティーを開催する予定です。半年まで犬で、ワクチン接種などが出来ている犬になります。この時期にしか学べない子犬の社会化の訓練や、またこの時期に気を付けてもらいたい飼い方のポイントなどを、お話する予定です。もしご興味がある方は、ご連絡下さい☆

ゴールデンウィークも診察中&春の花壇

暖かい天気の良い日が続きます。ゴールデンウィークも前半はすごく天気も良くお出かけ日和です。近所でも、お祭りや、田植えの準備などがはじまっています。ゴールデンウィークらしい、良い天気です。

さて、ゴールデンウィークも、みかみ動物病院は診察しております。ただし、5月4日(金曜)、5日(土曜)のみ、午後診察の時間変更があります。

29日(日曜 午前9:00~12:00)
30日(月曜 午前9:00~12:00 午後16:00~20:00)
1日(火曜 午前9:00~12:00 午後16:00~20:00)
2日(水曜 午前9:00~12:00 午後16:00~20:00)
3日(木曜 休診日)
4日(金曜 午前9:00~12:00 午後14:00~17:00
5日(土曜 午前9:00~12:00 午後14:00~17:00
6日(日曜 午前9:00~12:00)

 *25日(金曜)にゴールデンウィークの振り替えでお休みをいただきます。

さて、当院の花壇もだんだんと賑やかになってきました。雑草もスクスク育ってきたので、追っかけっこになりますが。春らしい花壇になってきました☆

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2018年春の勉強会 しつけ教室

先日、春の勉強会の第二回として、しつけ教室が開催されました。しつけ教室は、毎回人気の勉強会で、今回も比較的にあっという間に埋まってしまいました。今年の秋も開催する予定です。ぜひホームページなどを、チェックしてください。IMGP0151IMGP0152

さて、今年も大阪で家庭犬の訪問しつけをされている大塚先生に、きてもらいました。今回は若い犬の参加が多く、食糞や甘噛みなどの、子犬のよくある相談などがありました。まずは、それぞれの困りごとを相談してもらいました。

次に、いろいろなしつけの基礎となる、飼い主に注目をしてもらう訓練の、「ターゲットハンド」を練習を行いました。ご褒美になる、フードや小さくしたおやつを手に持ち、呼びかけた時に、手のご褒美に注目できたら褒めてあげます。次に、その手を動かして、目で追えるようになったら、さらに褒める。これを繰り返します。また、それを自分の顔のところにもっていくき、目が合ったときに褒めると、アイコンタクトの練習になるそうです。

さらに、これを少し応用すると、お座りや伏せが出来るようになります。例えば、手を少し上で、犬の頭の上に動かしていくと、ご褒美を追いながら、自然に座る体勢にようになるそうです。また、その手を地面に近づければ、顔と体が下がっていきます。これを繰り返し、徐々にご褒美をなくしていくと、手や言葉だけで、お座りや伏せができるようになるそうです。IMGP0163 IMGP0164

後半は、お散歩の練習をしました。お散歩好きはグイグイひっぱる犬もいれば、怖くて動けない犬もいます。理想はリードを少しゆるめに持つことです。あまり引っ張ると、外が怖い犬はもっと緊張が伝わり、ますます外が嫌いになります。また、ぐいぐい引っ張る犬は、なるべく人の横につかせ、犬が引っ張たら止まるを繰り返すと、引っ張る=進めない事がわかり、なるべく引っ張らずに歩けるそうです。ただし、何事も根気強く一歩ずつだそうです。IMGP0174IMGP0180-2

もし、普段でもお困りごとがるようであれば、また診察のついででもご相談下さい。病気はもちろんですが、しつけの相談も出来る範囲で、アドバイスいたします。さて、今週末は犬種別セミナーのプードル編です。プードルに関わる、真面目な話から、面白い雑学まで、いろいろお話する予定です。もし、ご興味がある方は、ぜひご参加ください☆