3月休診日のお知らせ

今日はひな祭りです、とても暖かい春らしい日となりました。受付のカウンターには先日飼い主さんからいただきました、素敵なステンドグラスのお雛様を飾っています。花壇の花もますます春らしくなってきました。

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3月の休診日のお知らせです。

3月3日(木曜)、10日(木曜)、17日(木曜)、24日(木曜)、25日(金曜)、31日(木曜)はお休みを頂きます。また、21日(月曜 祝日)は、午前、午後ともに診察しております。

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3月より狂犬病予防注射の新年度(平成28年度)の注射が打てるようになりました。春は様々な予防のシーズンとなります。狂犬病注射、フィラリア予防、ノミダニ予防と、お忘がれありませんように☆

にゃんにゃんにゃんの猫の日

猫の飼い主は、猫が近くに寄ってくることで冬を感じ、猫が離れていくことで春の足音を聞きます。懐くようで懐かない猫の癒しは、猫を飼ってみないと分かりません。きっと猫を飼えば、すぐに猫のとりこになること間違いなしです。先日、2月22日はにゃんにゃんにゃんで、猫の日でした。そんな訳で、今回は猫の話題です。

最近では、CMやテレビなどでも猫の出演が増えており、猫ブームと言われています。猫の写真集も多く発売され、書店では猫のコーナーが出来るぐらいだそうです。滋賀県でも、ひこにゃんはもちろんですが、湖南市では猫市長が毎年選ばれています。今年も3月1日より立候補の受付が始まりました。いよいよ近いうちに、猫の飼育頭数が初めて犬を上回るのではと言われています。

また、冬のこの時期は猫は暖かさをもとめて、車の近くで日向ぼっこをしたり、中にはエンジンルームに隠れたりすることがあります。自動車会社の日産が中心に、猫バンバンと言う、車に乗る前に車を叩いて、万が一に猫が侵入していても気付けるようにという運動を行っています。車に乗る時は、ひと手間かけて一度車の周りを確認してください。

いろいろな分野で猫が注目されています。しかしその一方で、保護センターなどに持ち込まれる猫もまだまだ多いのが現状です。犬は貰い手が見つかるそうですが、なかなか猫は貰い手が見つからないことも多いそうです。もし、猫を飼いたいと思われる方は、ぜひ保護猫なども検討してみてください。雑種猫はカワイイのはもちろんですが、何より丈夫で病気も少なく飼いやすいです。また、外猫にエサをあげるのであれば、過度な繁殖は防ぐために、ぜひ避妊去勢手術をしてあげて下さい。不幸な猫が一匹でも減り、幸せな猫が一匹でも増えることを願います。

さて、今回のおまけは、スタッフの猫のカンパチです。カンパチも生後半年になり4kgの立派な猫となりました。先日は、ついに去勢の手術が行われました。手術後にもかかわらず、エリザベスカラーをつけながら、寄ってくるカンパチです。元気に退院していきました☆

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フィラリア予防の注射&春直前の花壇

今年度もフィラリア予防の注射が始まりました。フィラリアとは、蚊から寄生して犬の心臓に住み着く寄生虫です。寄生されてしまうと有効な治療薬はなく、心不全により死亡する病気です。その為、予防が重要となる病気です。

現在飲み薬がフィラリア予防としてはメジャーですが、最近は新しい予防法として注射によるフィラリア予防も出来るようになりました。フィラリア予防の注射の利点は、一年中効果が持続するため年中予防が可能です。また、飲み薬が苦手な犬や、万が一に飲み残しがありえる犬にとっては、手間や心配がなくなり非常に楽になります。もちろん、飲ませ忘れが時々ある飼い主さんにとっても安心です。

飲み薬と同じようにフィラリア検査と体重測定が必要なります。その後、身体検査により健康状態に問題がなければ、接種は可能です。ただし、超小型犬(2kg以下)や、持病を持っている場合、高齢の犬の場合は、体調などと相談しながらになります。また、狂犬病注射などと、同時接種は出来ないので、少し間隔をあける必要があります。

もし、ご希望の方はフィラリア予防の際に、スタッフにお伝えください。在庫がなくなり次第に終了となります。(前年は6月の初旬で終了)また、通常のフィラリア予防の飲み薬は5月半ばから投薬の開始となります。処方は3月半ば過ぎからの予定をしています。

先週末はかなり暖かい天気となりましが、今週は再び寒い日が続きます。そんな中で、みかみ動物病院の花壇も少しずつですが春に向かっております。冬の間にもすくすくと花壇の花は成長しております。また、春にはきれいな花を咲かしてくれると思いますので、楽しみにしてください☆

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ペットと暮らす防災のポイントお知らせ

だんだんと、寒い日が少なくなってきました。今週末はかなり暖かくなるようです。暖かくなると、そろそろ気を付けなくてはならないのが、ノミやダニです。今週は、なんと早くもマダニがついたワンちゃんが来院しました。例年は、3月半ばぐらいから、散歩中にもらってくる犬が多いのですが。今年は今までにないぐらい、早い時期でした。ダニは皮膚病の原因や、病気を媒介するため注意が必要です。もし、ダニがついた場合も、決して引っ張ってとらないように気を付けてください。きっちりと、駆虫薬にて駆除するのが一番です。今年もノミやダニ予防に気を付けてください。

 

さて、獣医師会主催で、近江八幡でペットと防災の一般公開講演が開かれますので、お知らせします。ぜひとも一回は聞いておきたい内容です。もしご興味がある方はご参加ください☆

「東日本大震災から学ぶペットと暮らす防災のポイント」

日時:2月21日(日曜) 14時から

場所:近江八幡市 ホテルニューオウミ あづちの間

参加費:無料

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2月休診日のお知らせ

本日は立春です。暦の上では、今日から春だそうです。今日は地区の来年度の狂犬病集合注射の会議がありました。狂犬病の話が出ると、個人的にも春の足音が聞こえてくる感じです。今年も4、5月で集合注射が行われます。また、市町の広報などでもお知らせがあると思います。また、2015年度の狂犬病予防注射は2月末までとなります。まだ、お済みでない方は、早い目にうってあげて下さい。

さて、2月の休診日のお知らせです。
2月4日(木曜)、11日(木曜 祝日)、18日(木曜)、25日(木曜)は、お休みを頂きます。

院内に、膀胱炎の掲示ポスターが出来ました。スタッフの力作です。以前のブログでもご紹介したように、冬は膀胱炎に要注意です。まだまだ、寒い日が続きます。ぜひぜひ、猫を飼っておられる方は、ぜひご参考にしてください☆

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パピーパーティー参加者募集のお知らせ

今週の初めはとても気温が下がりました。幸い、近江八幡では雪はほとんど降りませんでしたが。人も動物も体調には気を付けなくてはなりません。

さて、2月に今年初めてのパピーパーティーを開催する予定しています。まだ日程は未定ですが、6ヶ月未満の子犬を対象として、飼い主さんと一緒に多くの事を学んでもらいます。

生後半年までは特に子犬の社会化期と呼ばれ、好奇心が多く活発なこの時期に、多くの事を経験し学ぶ必要があります。この時期に慣れたことの多くは、その後も継続して行うことが出来ます。逆に、この時期までに、経験できなかったことは、その後もなかなか覚えることも難しいです。その為にこの時期までに、しつけの基礎を行うことは非常に重要です。

パピーパーティーでは飼い主さんにぜひ覚えて頂きたいしつけの基礎を学んでもらいます。多くの飼い主さんは、飼って間もないこの時期にいったい何をしていいのか分からないまま、時が過ぎ去ってしまいます。しつけの基礎的な話も行いますが、多くの疑問があると思いますので個別の質問も受け付けます。また、子犬は本来この時期は兄弟犬と一緒に過ごすのですが、ペットショップなどの都合により2か月ほどでバラバラになってしまいます。子犬の多くが、他の犬との接し方が分からないまま育ってしまいます。この時期に、多くの犬と触れ合うことで、なるべく犬が苦手にならずに、上手に接することが出来るように練習します。

12月に行った2回目のパピーパーティーをご紹介します。最初はみんな怖々でしたが、ゆっくりご挨拶。飼い主さん同士が交代しながらで、ご褒美をあげてもらいました。時間がたつごとにみんな上手に遊ぶことが出来るようになりました。いろんなおもちゃにも興味津々でした。もし、ご興味のある方、参加ご希望の方は、ぜひご連絡下さい☆

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2016年ノラ猫の去勢・避妊手術サポートについて

みかみ動物病院では、本年も地域のノラ猫ちゃんたちの繁殖抑制のため、ノラ猫の去勢、避妊手術のサポートを行います。

ノラ猫は、これから日が長くなり暖かくなる春に向けて、繁殖行動が盛んになってきます。猫は妊娠期間が約2ヶ月と短く、一年のうちで何回も出産を行うことが可能です。また、一回の出産で3~5匹の子猫が産まれます。その子猫も、半年を過ぎると大人になり繁殖ができるようになります。少しでも地域のためになればと、2016年も1、2月の時期に、ノラ猫ちゃんの去勢手術、避妊手術に関してサポートを行います。

麻酔手術の負担があるため、若い猫(半年から約2歳)であることと、健康な猫に限ります。また、安全な麻酔手術を行うため、健康状態の把握のための術前検査などは、基本的には省略しません。また、ノラ猫の場合は、再び捕獲されることもあるため、手術をした目印として耳カットが必須になります(今回のみ無料)。手術の予約の際に、サポートについてスタッフへお申し出ください。料金について相談させて頂きます。手術は基本的には予約制でございますが、ノラ猫の捕獲は困難な場合が多いため、事前に相談を頂きましたら、時間の融通についてもなるべく相談させてもらいます。また、あくまで通常業務と並行しておこないますので、ご希望に沿ない場合もございますので、ご了承下さい。

さて、今週はこの冬初めての雪になりました。気温もぐっと下がり、やっと冬らしくなりました。おかげで、朝に昼にと駐車場の雪かきが、なかなかいい運動となりました。皆様、風邪などひかれませんように☆

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猫の膀胱炎に注意

1月の半ばとなりました。今年は雪は降らないですが、それなりに寒い日が続きます。今回のテーマは、この時期に気を付けなくてはならない病気の、膀胱炎についてです。

膀胱炎は特に猫に多い病気です。もともと飲水量が少なく、尿量も比較的少ない進化を遂げたことにより、猫に多くみられるようになったと言われています。そのため、自然と飲水量の減る、この冬場には膀胱炎が非常に多くなります。

最も典型的な症状は、血尿と頻尿です。おしっこの色がおかしいはもちろんですが、トイレに何回も行く、トイレからなかなか出ない、トイレ以外のところでも排尿をする場合は、膀胱炎の可能性があります。

様々な要因でありますが、若い猫から高齢まで、様々な年齢の猫で起こることがあります。特に、もともとお水を飲まない、トイレを我慢する猫などは多いです。また、肥満猫なども、膀胱炎になりやすいと言われています。人とは違いあまり細菌性の膀胱炎などは多くなく、原因不明の特発性と呼ばれる膀胱炎が多いです。さらに、膀胱炎は長期放置しておくと、その後に細菌が増殖したり、尿石が出てきたりと、どんどんと悪循環が見られますので、早期の発見と治療が重要となります。

膀胱炎は尿検査が重要で、膀胱炎の診断や原因の推測を行います。なるべく新しいおしっこを、何とか液体の状態で持ってきてもらうと、尿検査ができます。ただし、なかなか猫で尿をとるのは難しいので、怪しい症状が出た場合は、尿がとれなくても早い目に病院の診察を受けてください。また、腹部のエコー検査やレントゲンにより、膀胱の炎症の度合いや、膀胱内の尿石の有無や大きさを、さらに詳しく調べることができます。

基本は内服薬による治療と、必要であれば食事治療が比較的長期に必要になります。ポイントは、症状がなくなったように見えても、治療を中断しないことです。まだ症状がなくなった段階では、多くは完全に治癒しておらず、ぶり返す場合が多いです。また、膀胱内に尿石が見られた場合には、外科的治療が必要なケースもあります。

さらに、日頃から出来る治療や予防としては、飲水場所とトイレの環境の整備です。猫は基本はお気に入りの水の飲み方があります。比較的、流れる水が好きなことが多く、水道の蛇口の水などから直接水を飲む猫もいます。最近の水の入れ物は、水流を作る噴水型の水飲みもあります。また、簡単な方法としては食事をウェットフードにすることにより、自然と水の量を増やすことができます。また、トイレはなるべくキレイにすることが重要です。特に、多頭飼いのお家の場合は、猫の数よりも+1つトイレを用意してもらうほうがよいです。また、トイレの砂も好みがあるので、よりよい砂を試してみてもよいかもしれません。

最後にオスの猫を飼っておられる方に、必ず知ってもらいこととして。オスのの場合は、膀胱炎や尿石症により尿道閉塞を起こす場合があります。尿道が詰まることにより、まったくおしっこが出なくなり急性の腎不全を起こします。様子をみることで、場合によれば一日で命に関わることがあります。もし、トイレに行っても尿が出ておらず、急激な体調不良を起こした場合は、すぐに病院の診察を受けるようにして下さい。

さて、今回のおまけは、久々に登場のスタッフの猫の、かんぱちです。5か月となりました。以前に比べると、かなり大きくなりました。元気に成長中です。ちなみに現在、かんぱちも膀胱炎の治療中です。

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謹賀新年&1月休診日のお知らせ

あけましておめでとうございます。今年のお正月は、昨年の雪とは違い、よいお正月が迎えることが出来ました。本年も引き続き、地域の動物のホームドクターとして精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月の休診日です。1月7日(木曜)、14日(木曜)、15日(金曜)、21日(木曜)、28日(木曜)はお休みを頂きます。 1月11日(月曜 祝日)は午前・午後ともに診察いたします。

今回のおまけはお正月飾りです。今年も、熊本の親戚より、お正月用の晩白柚(ばんぺいゆ)を頂きました。九州は熊本では、お正月に鏡餅のように飾られる縁起が良い食べ物だそうです。普通のみかんと比べると、その大きさが分かります。受付のカウンターに飾っていますので、ぜひご覧ください。

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続きましては、しめ縄です。華やかな大きな花がついた、しめ縄を年末に飼い主様より頂きました。病院が一気に明るくなりました。病院の入り口の看板猫が大切に持っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします☆

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動物たちとの約束

もうあと少しで2015年も終わります。今年も多くの皆様のおかげで、よい一年が過ごせました。ありがとうございました。

年末年始のお知らせです。1月1~3日まではお正月休みを頂きます。ただし、緊急の場合として、救急のみ診察を受けつけいたします。時間は以下の通りです。必ず、お電話をお願いいたします。1月4日から、通常通りの診察となります。

1月1日 午前10時~11時
1月2日 午前9時~10時
1月3日 午前9時~10時

 

さて、今年最後のブログも、「犬の十戒」をご紹介いたします。世界で広がっている英語の詩で、日本でも訳されて広がっています。ペットとして犬が飼い主である家族に守ってもらいたい、10の事を語りかけています。非常に多くのことを考えさせられれる文章です。

 

1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.

私の命は10年や15年ぐらいです。どんな時でも、あなたと離れるのは辛いです。

私と一緒になる前に、ずっとそれが出来るか考えてください。

2.Give me time to understand what you want of me.

あなたがしてほしいことを理解するには、私は時間がかかります。

どうか根気強く待ってて下さい。

3.Place your trust in me- it’s crucial to my Well-being.

どうか私のことを心から信頼してください。

そんなあなたの心が、私の幸せのすべてなんです。

4.Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.

あまり長い時間叱ったり、どこかに閉じ込めてしまう罰を与えないでください。

あなたには、仕事もあります。楽しいこともあります。友達だっています。

でも、私にはあなたしかいないのです。

5.Talk to me. Even if I don’t understand your words, I understand your voice when it’s speaking to me.

たくさん、私に話かけてください。

言葉はわからなくても、あなたのその声をちゃんと私は理解していますから。

6.Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.

いつでも、私の世話をどのようにするか気にかけてください。

私はそれを決して忘れません。

7.Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

私を叩いて叱る前に、思い出して下さい。

私が本気になれば、あなたの腕にかみつける牙があることを。

でも、私は決してあなたを傷付けないと決めてることを。

8.Before you scold me for being uncooperative, obstinate, or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I’m not getting the right food or I’ve been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

私のことを、言うことを聞かない、頑固だ、怠け者などと叱る前に、

私がそうなってる原因があるではないかと、どうか自分に問いかけてみて下さい。

ちゃんと私にご飯をくれてはいますか?

暑い日に外に長い間ほってないですか?

もしかして、私の心臓が年老いて弱ってないでしょうか?

9.Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.

私もあなたも年をとります。

いつか私が年老いても、どうか私を見続けてください。

10.Go with me on difficult journeys. Never say, “I can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.” Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.

 最期のときがきたら、どうかその時は私のそばにいて下さい。

「見てられない」とか、「私のいないこところで」なんて、言わないで下さい。

あなたがそばにいてくれれば、私はどんなことだって、受け入れれるんです。

そして、どうか覚えいてください。私があなたを愛していることを。

 

ペットにとって人とは、なくてはならない存在です。また、人にとっても動物はなくなてはならない存在です。動物たちは多くのことを人に教え、影響を与えてくれます。人の心を癒し、気持ちを優しくしてくれます。

今年も多くの動物と出会いがありました。同じく、多くの動物たちとの別れもありました。動物は人より寿命が短いものです。誕生からその生涯を終えるまで、身をもって人に多くの事を学ばせてくれます。癒しや楽しい時間もそうですが、年老いていく姿や、自分の死をもって、限りある「命」の重みを考える時間を与えてくれます。

最近に思うことは、動物たちにとってのよりよい最期とは何かということです。これまでの私たち獣医師や動物看護士の使命は、それまでの時間をいかに健康に充実して過ごしてもらえるかでした。今ではさらに、最期を迎える動物と、その家族の皆様に、いかに寄り添え、何が出来るかを常々に考えていくことも使命だと感じています。それが、今まで私たちが出会い別れた、多くの動物たちとの約束です。

これからも、どんな時でも動物の一番の味方でありたいと思います。そして、病気に関することはもちろん、動物に関する多くのことにも関わり、少しでも幸せな動物が増えてくれればと思います。また、そんな動物たちが多くの人たちを幸せにし、間接的にでも人の役に立てればと思います。

動物たちに感謝し、多くの動物たちとその周りの人たちが幸せに暮らせるため、2016年もよりいっそう精進することを誓い、今年の締めくくりとさせて頂きます。ありがとうございました☆

 みかみ動物病院 院長 三上直樹

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