投稿者: mikami-ah

猫の皮膚病&シャンプー

先日、入院していた猫ちゃん(おチビちゃん)ID0279 14.04.29 北おちび 皮膚2をシャンプーしました。

おチビちゃんはもともとノラネコちゃんで、皮膚病がありました。新しくお家に迎えてもらう前に、元いる猫ちゃんたちに皮膚病がうつらないようにと、飼い主さんの希望で入院治療となりました。

おチビちゃんは、カイセンというダニに感染しており、体中に掻き傷だらけでした。カイセンは主に、外猫ちゃん同士でうつってしまう、非常に痒みの強いダニです。一般的なダニの予防薬では効かないのが非常に厄介な病気です。

おチビちゃんは入院後すぐに、ダニの駆虫薬と抗生剤にて治療を開始しました。痒みも減って、体の傷少なくなって、退院の前には随分きれいな猫ちゃんになりました。

退院前にはシャンプーをしてもらい、さらにキレイになってもらいました。猫はシャンプーを嫌がる子が多いですが、ゆっくり休憩しながらするのがコツです。やっぱり、猫もきれいになると気持ちがよいのか、シャンプー後はかなりご機嫌な様子でした。

これからの時期、外に出る猫ちゃんはいろいろな皮膚病の元となるノミやダニなどをもらってきます。ノミやダニは人にも痒みが出る為に、きっちりと予防することが大事となるものです。特にこれからの暑くなるにつれて注意が必要です。

また、当院でももう少し設備が整えば、薬の治療以外でも皮膚のお手入れのお手伝いが出来ればなと考えています。トリミングサロンなどではどうしても断られてしまうような、皮膚病や高齢のワンちゃん猫ちゃんはそれなりにいるようです。病気だけではなく、そんなところもケアが出来るような、病院にしたいと考えております☆

 

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フィラリア予防始まり&頑張れ実習生!

暑い日が続くようになってきました。そろそろ蚊も活発になり、フィラリア予防の季節がはじまりました。

この時期、病院では健康なワンちゃんたちも来てくれるので、新しいワンちゃんとの出会いに嬉しい毎日です。フィラリア予防薬の第一回目の投薬は5月中頃から、6月初めのうちに必要になりますので、お忘れありませんように。

 

さて、ゴールデンウィークと先週末に大阪の専門学校から二人の学生さんが実習にこられました。学校は大阪ですが、地元は滋賀県です。病院にて、実際の診察や検査、手術を丸一日勉強してもらいました。

自分自身も、学生の頃は休みがあるたびに、前病院の西川動物病院にて勉強をさせてもらいました。やはり、学校での実習と、実際の現場では違うものが多いといろいろ学ぶことが多かったです。

今回こられた実習生はお二人とも明るく動物好きで、将来有望な学生さんたちです。病気の動物や、困った飼い主さんの助けに少しでもなりたいと夢を語ってくれました。

 

今後も病院では、学生さんが実習にこれることがあると思います。勉強のため、診察時にお邪魔することもあろうかと思いますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。

頑張れ、学生さん☆このまま素晴らしい動物看護士になられることを期待しております。

 

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お馬さんの話(足伏走馬)

5月6日に病院の近くの加茂町にある加茂神社の祭りにお参りしてきました。病院から歩いて行ける距離にある神社です。そのお祭りで行われていた、足伏走馬をご紹介。

足伏走馬とは、平安時代に宮中で馬を競争していた行事が、この地に伝わり継承されている由緒のある行事で、現在の競馬の元となる行事だそす。もともと、この地が日本で初めての馬牧場が作られたことによります。

京都の上賀茂神社とここでしか行われてない、珍しいお祭りで、馬の聖地とも呼ばれています。

加茂神社では、2匹ずつ順番に400mほどの馬場を走って競争を行います。

どの馬も勇ましく、迫力のある姿に感動させられました。

また、ご興味のある方は、来年でもぜひ覗きにいってください。お馬さんとのふれあいコーナもあるそうです。

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さて、せっかくなので馬のちょっとした雑学。実は人とは動物たちとは、随分足のつくりが違います。

人の場合は、五本の指とかかとを付けて、立ったり歩いたりしています。

馬は奇蹄目といい、蹄が一つあります。蹄は人とで言うと、指の先端です。

なんと馬は、指先一本だけであの大きな体を支えているんです。

ちなみに、犬は親指が退化しているので、四本の指ですが、かかとはつけずに立っています。

馬と同じように、指先だけで立っています。ずっとつま先立ちです。

意外に、馬と犬も日頃から頑張っているという話でした。

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5月休診日&花火が怖い犬

ゴールデンウィークも後半になりました。

近江八幡では四月からこの時期にかけて、あちこちで町内の祭りが盛んです。どこかしらで毎週末、花火がなってきます。昨日は近江八幡の篠田神社で花火を見にいきました。仕掛け花火で非常に有名な祭りです。

さて、今回はそんな花火の話題です。

花火があると、次の日は動物病院では下痢のわんちゃんが多いんです。実は、大きな音が続くのが怖くて、お腹を壊しちゃう犬がいてるんです。雷の日の次の日なんかも多いです。

そんな大きな音が苦手なワンちゃんを少しでも何とかできないかと、対策法をご紹介。

①大きな音がなりそうな前から、その他の音(テレビ、音楽)を大きくして聞こえないように、ごまかす。

②花火や雷の音を録音して、毎日少しずつ大きさを大きくしていきながらで慣らす。

短期的な対策としては①、長期的な訓練としては②が出来ると効果的です。

もともと平気な犬は音が鳴っていてもお構いなしで寝てます。でも、不思議なことに苦手な子ほど耳を立てて、音がなるのをわざわざ聞くんです。嫌いなのに、耳をそばだてて。

これから夕立や花火なんかも増えてきますので、ちょっとした対策法のご紹介でした。

 

さて、5月のお休みのお知らせです。

8日(木曜)、9日(金曜)、15日(木曜)、22日(木曜)、29日(木曜)はお休みをいただきます。

なお、連休中は、午前午後ともに診察しております。

 

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ゴールデンウィークのお知らせ

みかみ動物病院は、ゴールデンウィーク中も診察を行っております。

フィラリア予防のシーズン、狂犬病予防注射のシーズンになりました。

随時受付中ですので、お済みでない方はぜひお越しください。

29日(火) 9:00~12:00 16:00~20:00
30日(水) 9:00~12:00 16:00~20:00
1日(木) 休診日
2日(金) 9:00~12:00 16:00~20:00
3日(土) 9:00~12:00 16:00~19:00
4日(日) 9:00~12:00 午後休診
5日(月) 9:00~12:00 16:00~19:00
6日(火) 9:00~12:00 16:00~19:00

 

せっかくのゴールデンウィークですが、今日は雨です。

しばらく暑い日が続いていましたので、植物には恵みの雨になったみたいです。

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高齢動物の話

前回の春の勉強会は、「高齢動物の体の変化と、病気」についての話をさせてもらいました。

だんだん生活環境の改善、予防医療の進歩などにより、動物にも高齢化がすすんできています。寿命が延びた分、動物たちの体にも様々な変化が起きています。前半は、高齢化に伴う体の様々な変化をお話をさせてもらいました。老化は病気ではありませんが、事前に知ってもらい対策をとることで、様々な変化と上手に付き合っていくことができます。また、介護についての話もさせてもらいました。

動物たちも歳をとると、心臓病や、腎臓病、癌などの病気になります。現在ではこれらの病気が人と同様に、死因のトップとなってきました。後半は、今回はそんな病気のメカニズムや、治療方法、また一番大事な早期発見の仕方などをお話しました。老齢期の病気は、早く見つけて、いかに進行を遅らしていくかがポイントとなります。

若いときは少々のことは大丈夫なことが多いですが、歳をとるとそうはいきません。少しでもおかいしいと気づかれることがあれば、高齢動物の場合は早い目にご相談ください。高齢動物の病気は「早期発見、早期治療」に勝るものはありません。また、病気ではなくても老犬老猫の介護などでお困りなことがございましたら、なんでも相談ください。我が家の犬は今年で20歳になります。歳はとりましたが、食欲もあり元気です☆目標は、より良い生活でより長生きができることです。

 

さて、次回の勉強会のお知らせです。今週末の4月27日(日曜)は、予防の話 第二弾になります。前回に引き続き、犬猫の予防の話を中心にお話をさせてもらいます。

 

もう一つお知らせです。先日、神戸にて老犬の写真展があるという話を患者さんから教えていただきました。

2014ガンバレ!老犬写真展

5月23日(金)~25日(日) GREEN DOG SQUARE神戸 

残念ながら、診察の為行けませんが、ご興味のある方はぜひ行って感想を教えてください☆

 

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狂犬病予防注射

日に日に暖かい日が増えてきました。昼間は、少し暑い日がでてきました。近江八幡の桜もだいぶ、散って寂しくなってきました。

さて、ちょうど4月、5月は狂犬病予防注射の季節です。決まった日にちの、決まった時間ですが、お近くの公民館や公園などに、獣医師と市の職員が、狂犬病予防注射に回らさせてもらっています。市からのお知らせのハガキや、公報などに詳しい時間や場所は記載されています。

先日は、東近江地区の五個荘周辺と湖東周辺の集合注射でお邪魔させてもらいました。桜舞う中、非常に良い天気でした。短い時間でしたが、多くの犬と触れ合わせてもらい、また地域の方々とお話をさせてもらい、貴重な時間でした。

狂犬病とは、人と犬ともに感染してしてまう、いわゆる人畜共通感染症です。死亡率は人、犬ともにほぼ100%です。そのため、犬を飼われている方は、毎年一回の予防注射が義務となっています。

日本では狂犬病予防注射が始まって数年後より、50年以上発生が見られない病気ですが、多くの野生動物にも感染が起こるため、ひとたび日本に入ると感染が十分に拡大する可能性があります。お隣の台湾では昨年に、50年ぶりに狂犬病の発生が見られました。

犬の命を守る為、またそのまわりの人たちを守る為に、一年に一回の狂犬病予防注射を受けてください。

ただし、健康に心配がある、妊娠しているなどの場合は、獣医師と相談のもと延期もしくは、中止も出来ます。また、動物病院ではこの時期以外でも、注射は可能です。健康が優先ですので、くれぐれも無理がありませんように。

五月は永源寺地区に、集合注射でお邪魔させてもらいます。春は狂犬病に、フィラリアに、ノミダニ予防、予防が続くシーズンですが、くれぐれもお忘れありませんように。

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勉強会 しつけ教室

3月30日に春の勉強会の第三回「しつけ教室」を行いました。

今回は5匹のワンちゃんに参加してもらい、またたくさんの人に集まってもらい一緒に勉強をさせてもらいました。

講師は大阪でしつけ教室や個別しつけなどをされている、大塚先生に来ていただきました。

前半は、しつけのコツの話、後半は実際ワンちゃんたちと一緒にしつけの基礎を勉強してもらいました。

まずは、人がどうしたいかを明確にすること、そのためには犬をどうさせたいかをきっちり考えることから始まります。人が曖昧であれば、ワンちゃんたちもどうしいいのかがわかりません。それを家族みんなが、同じように継続して行うことが大事です。動物も人も無理がないしつけ方法を選択することが大事です。

また、「怒る」ことよりも「褒める」を使う。出来なかったことを怒るよりも、出来た時にきっちり褒める。褒めるポイントは、教えたことが出来たまさにスグに行うが重要です。また、もしどうしてもいたずらをして、興奮しすぎて言うことを聞かない時は、「無視」をすることは、かまって欲しいワンちゃんには相当応えますので、「怒る」のではなくて、「無視」なんかも上手に使うといいようです。

さらに、特に若いワンちゃんの場合は、力が有り余ってます。きっちりストレス発散をすることが、問題行動の防止になるそうです。また、しつけのトレーニングなどでなかなか言うことを聞かない時は、一度散歩などに行って、少し疲れた状態でするほうが集中するとのことです。

実習では「ターゲットハンド」を教えてもらいました。手におやつをもって、それを目や顔で追わす。これが、いろんな動作を教えるコツになるそうです。まずは、手に注目できたら褒める、次にその手を動かして目や顔で追えたら褒める。これができるようになれば、その視線と頭を動かすことで、お座りや伏せができるようになるそうです。例えば、その手その子の頭のほうに動かしていくと、自然に重心がお尻のほうに移動して、座れるようになるそうです。また、その手を地面に近づければ、顔と体が下がっていきます。これを繰り返し、徐々におやつをなくしていくと、手や言葉だけで、お座りや伏せができるようになるそうです。また、それを自分の顔のところにもっていくと、アイコンタクトの練習になるそうです。ただし、何事も根気強く一歩ずつだそうです。

また、他の犬や人に怒る子、チャイムがなったら怒る子などの対処法など、いろいろと教えてもらいました。一気にできるということはないので、本当にゆっくり一歩一歩すすんでいく。トレーナーさんと言えど、近道はないそうです。みかみ動物病院では、様々な問題行動やしつけに関しても、しつけの専門家とも協力しつつで取り組んでいきます。何か悩まれてることがございましたら、病気だけではなくしつけに関してもお気軽にご相談ください。また、しつけ教室に関しても定期的に行えるようにと思っております。

さて、明日13日の勉強会第四回は、「老齢動物について」を予定しております。老齢期の体の変化や、老齢期に多い病気や、病気を早期に見つけるポイントなどをお話できたらと思います。ぜひ、ご興味のある方はご参加ください。

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4月休診日&春の予防のお知らせ

だいぶ暖かい日が多くなり、春らしい季節となってきました。近くでもやっと桜が咲き始めました。

犬猫ちゃんたちにとっては、ノミダニがそろそろつきだします。お外に行く子たちは、そろそろ予防をはじめてあげてください。

また、犬のフィラリア予防のシーズンが近づいてきました。一回目の投与は5月の半ばからになります。当院では、様々な形状のフィラリ薬を用意しおります。また、一年間有効な注射などもございます。それぞれにあったものをお選びください。詳しいことは、お気軽にお問合わせください。

また、狂犬病注射のシーズンです。4月5月はお近くの公民館や公園などでの集合注射があります。また、病院は一年中受けれますので、必ず一年に一回は注射をうけてあげてください。

 

4月の休診日のお知らせです。

4月3日(木曜)、10日(木曜)、17日(木曜)、24日(木曜)

尚、11日(金曜)は通常通りの診察を行いますが、院長は午前診察時間に地域の狂犬病予防注射のため不在になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

(4月29日(火曜 祝日)は午前・午後ともに通常診察いたします)

みかみ動物病院でも、パンジーやビオラがたくさん咲いて春らしくなってきました。これからチューリップも咲きそうです。来院の際は、ぜひ花壇も覗いて帰ってください☆

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勉強会 歯の話

先週末は春の勉強会 第二回で「歯の話」を開催しました。

動物と人の 歯の構造の違いから、なぜ人に比べて歯周病が多いのか、また予防や治療をどのようにしたらいいかなど、をお話させてもらいました。皆様、熱心に聞いてくださり、日頃の疑問なども質問していただきました。後半には、お家で歯磨きを行っている、トイプードルのアンちゃんにも手伝ってもらって、歯磨きのやり方を学んでもらいました。アンちゃん、ご苦労様でした。歯の勉強会に関しては、今後も定期的に行っていきますの、ご興味がある方は是非、ご参加くだい。

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最近は小型犬のお年寄りが増えてきたことにより、歯の病気が非常に多くなってきました。みかみ動物病院では、動物たちの歯の健康維持のため、積極的に治療や予防を行っていきます。

歯のに関して何か相談事がございましたら、いつでも受け付けております。また、歯磨き指導も随時行っておりますのでお気軽に病院スタッフにお声がけください。特に歯の匂いや汚れが気になりだした方、今から歯磨きをはじめたいと思ってる方、是非この機会におこしください。