謹賀新年&1月の休診日

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様が今年も健康で幸せで過ごせるよう、心からお祈り申し上げます。また、動物医療を通して、そのお手伝いができるよう、今年も頑張ります。

さて、一月のお休みのお知らせです。1月5日(木曜)、12日(木曜)、13日(金曜)、19日(木曜)、26日(木曜)はお休みを頂きます。1月9日(月曜 祝日)は午前・午後ともに診察いたします。

お正月は良い天気が続きました。暖かく過ごしやすい、日となりました。でも動物にとっては、お正月はお客さんがきてストレスをうけたり、おいしいものをもらったりなどで、そのあと体調を崩しやすいです。くれぐれも体調には、ぜひお気をつけて下さい☆

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動物たちの約束

さて、もうあと少しで2016年も終わります。皆様は動物たちと楽しい一年を過ごせたでしょうか?今年も、よい一年となりました。ありがとうございました。

さて、年末年始のお知らせです。1月1~3日まではお正月休みを頂きます。ただし、緊急の場合として、救急のみ診察を受けつけいたします。時間は以下の通りです。必ず、お電話をお願いいたします。1月4日から、通常通りの診察となります。

1月2日 午前10時~11時

さて、今年最後のブログも、「犬の十戒」をご紹介いたします。世界で広がっている英語の詩で、日本でも訳されて広がっています。ペットとして犬が飼い主である家族に守ってもらいたい、10の事を語りかけています。非常に多くのことを考えさせられれる文章です。

1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.

私の命は10年や15年ぐらいです。どんな時でも、あなたと離れるのは辛いです。

私と一緒になる前に、ずっとそれが出来るか考えてください。

2.Give me time to understand what you want of me.

あなたがしてほしいことを理解するには、私は時間がかかります。

どうか根気強く待ってて下さい。

3.Place your trust in me- it’s crucial to my Well-being.

どうか私のことを心から信頼してください。

そんなあなたの心が、私の幸せのすべてなんです。

4.Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.

あまり長い時間叱ったり、どこかに閉じ込めてしまう罰を与えないでください。

あなたには、仕事もあります。楽しいこともあります。友達だっています。

でも、私にはあなたしかいないのです。

5.Talk to me. Even if I don’t understand your words, I understand your voice when it’s speaking to me.

たくさん、私に話かけてください。

言葉はわからなくても、あなたのその声をちゃんと私は理解していますから。

6.Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.

いつでも、私の世話をどのようにするか気にかけてください。

私はそれを決して忘れません。

7.Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

私を叩いて叱る前に、思い出して下さい。

私が本気になれば、あなたの腕にかみつける牙があることを。

でも、私は決してあなたを傷付けないと決めてることを。

8.Before you scold me for being uncooperative, obstinate, or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I’m not getting the right food or I’ve been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

私のことを、言うことを聞かない、頑固だ、怠け者などと叱る前に、

私がそうなってる原因がないかと、どうか自分に問いかけてみて下さい。

ちゃんと私にご飯をくれてはいますか?

暑い日に外に長い間ほってないですか?

もしかして、私の心臓が年老いて弱ってないでしょうか?

9.Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.

私もあなたも年をとります。

いつか私が年老いても、どうか私を見続けてください。

10.Go with me on difficult journeys. Never say, “I can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.” Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.

 最期のときがきたら、どうかその時は私のそばにいて下さい。

「見てられない」とか、「私のいないこところで」なんて、言わないで下さい。

あなたがそばにいてくれれば、私はどんなことだって、受け入れれるんです。

そして、どうか覚えいてください。私があなたを愛していることを。

 

ペットにとって人とは、なくてはならない存在です。また、人にとっても動物はなくなてはならない存在です。動物たちは多くのことを人に教え、影響を与えてくれます。人の心を癒し、気持ちを優しくしてくれます。

今年も多くの動物と出会いがありました。同じく、多くの動物たちとの別れもありました。動物は人より寿命が短いものです。誕生からその生涯を終えるまで、身をもって人に多くの事を学ばせてくれます。時には手のかかる子供のような存在であり、頼れる兄弟のようであったり、優しく話を聞いてくれる親であったり。家族それぞれに、多くの事を教えてくれて、我々を成長させてれます。癒しや楽しい時間はもちろん、年老いていく姿や、最期は自分の死をもって、限りある「命」の重みを考える時間を与えてくれます。

人も含め、動物はいつかは年老い、寿命がきます。決して死は避けれないものです。治る病気はしっかり治して、治らない病気とは上手につきあっていく。しかし命が尽きる前に、この治療で少し命が先延ばす事がいいことなのか?飼い主さん同様に、我々にも永遠の課題です。今年は、よりよい最期の迎え方を頭にいれて、診察を行いました。やはり、どの治療の選択肢が正解というわけではなく、家族全員でしっかり決めた治療が、一番納得のいく治療なのかと思います。病気の治療はもちろん、今後も最期を迎える動物に、その家族の皆様と何が出来るかを一緒に考え、寄り添えことも使命だと感じています。それが、今まで私たちが出会い別れた、多くの動物たちとの約束です。

これからも、どんな時でも動物の一番の味方でありたいと思います。動物に関する多くのことにも関わり、少しでも幸せな動物が増えてくれればと思います。また、そんな動物たちが多くの人たちを幸せにし、間接的にでも人の役に立てればと思います。

動物たちに感謝し、多くの動物たちとその周りの人たちが幸せに暮らせるため、2017年もよりいっそう精進することを誓い、今年の締めくくりとさせて頂きます。ありがとうございました☆

みかみ動物病院 院長 三上直樹

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骨付きチキンに注意

あっと言う間に、12月も後半です。そろそろ子どもたちも、楽しい冬休みの始まりです。さて、そんな楽しいイベントごとの一つ、クリスマスが間もなくです。みかみ動物病院でも、クリスマスの飾り付けをしいます。さて、そんな楽しいクリスマスの時ですが、この時期に気を付けてもらいたい事が、骨付きチキンの盗み食いです。毎年この時期になると、よくある相談事の一つです。

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骨つきの肉は大きさによっては、骨が胃や腸で詰まる場合があります。もし、閉塞を起こした場合は、ひどい嘔吐を起こし、食欲がなくなります。場合によれば、摘出の手術による治療が必要なケースもあります。

また、ニワトリの骨は、噛むと縦に割れることがあります。尖った骨は、食道や胃腸を傷つける場合があります。運が悪いと、穿孔し腹膜炎になる場合もあります。腹膜炎を起こしてしまうと、すぐさま命に関わります。治療を行っても助からないケースもあります。

治療はいずれも負担が大きいため、まずは何より盗み食いされないように、十分に注意してください。テーブルの上でも、おいしい匂いがすると油断はできません。また、どうしても欲しがるからと、思わずあげるような方もおられます。決して、人の食べ物は食べささないようにしてください。仮に、骨が悪さしなかったとしても、慣れないものは、お腹を壊して下痢をすることはよくあります。

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さて、みかみ動物病院は年末は30日まで診察を行っています。フードや、継続している薬などの残りは大丈夫でしょうか?フードの注文などは、来週の初めであれば、ぎりぎり年内のお渡しは可能です。今一度、残りのフードや、薬の確認をしてください☆

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猫バンバン運動

12月も中旬となりました、滋賀県の山も頂上付近は雪が目立ち、ついには平地も雪になってきました。寒さも本格的です。人も動物も体調には、十分気を付けなければなりません。

この時期になると、外の猫ちゃんも寒さを避けて少しでも温かいところを探しています。温かい場所で、この時期に猫に人気なのが車です。そんな中、去年より自動車会社がおススメしている、ちょっとした外猫たちへの気遣い、「猫バンバン」運動の話です。

車のボンネットは、太陽があたると非常に温かいです。車の下にもぐれば、雨風がしのげます。場合によりれば、小さい猫などは、エンジンルームに入り込むこともあるかもしれません。ボンネットの上は流石に大丈夫だと思いますが、車の下や、万が一のエンジンルームなどにもぐりこんだ猫のために、車に乗る前にバンバンと車を叩いてから乗ってみて下さい。もしくは、ドアを閉めた衝撃で逃げるかもしれませんので、ドアを閉めてからエンジンをかけるのを数秒待ってください。もしかしたら、入り込んでいた猫がいるかもしれません。少し逃げる時間をとってもらうだけで、万が一の事故を防げます。ちょっとした猫への気遣い。ぜひ、試してみて下さい。

さて、今回のおまけは、スタッフの猫のキャッティーちゃんです。冬のさざんかに負けない、凛々しい姿です☆

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開院三周年&膀胱炎に注意

12月4日で、みかみ動物病院を近江八幡市江頭町で開院してから丸三年となりました。当日もお声をかけていただいたり、お花を頂きまして、ありがとうございました。通院していただいてる飼い主様、また地域の皆様のおかげです。これからも地域に根ざした、動物病院となれるよう精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

imgp8577imgp8574さて、寒くなりましたので、この時期に多い病気の一つ、膀胱炎の話題です。この時期は、寒くなり自然と飲水量が減少するため、トイレに行く頻度も減り、膀胱炎になりやすくなります。特に猫は膀胱炎が多く注意が必要です。症状は、おしっこに血が混ざり赤かったり、トイレの回数が急に増えたり、なかなかトイレから出てこないなどの症状が出てきます。食欲や元気などはあまり減らないですが、残尿感が常にあるため、本人はストレスが大きい病気です。また、膀胱結石が出来ると、外科手術も必要となります。なるべく、早期に発見して、治療することが重要です。

また、予防としては水とトイレの管理が重要となってきます。もちろん、しっかり新鮮なお水を切らさずに用意してもらうことは基本です。特に、猫はお気に入りの水の入れ物や、飲み方があるはずですので、一度あれこれ試してみるのも良いと思います。特にこれまで冬場に膀胱炎になった子は、食事をふやかしたり、ウェットフードに切り替えるのもありだと思います。

さらに、トイレを我慢しすぎることもよくないです。散歩でトイレをする犬は、きっちりトイレに連れていってもらう。猫の場合は、トイレを見直す必要があります。まずは、トイレの数は、飼ってる猫の数より+1が理想です。少なくとも、複数の猫が共用にならないようにしてください。また、なるべくカバーがついてないものが理想です。カバーがついているトイレは、使う猫にとっては匂いがこもって不人気です。また、トイレの砂は、細かいもののほうが良いようです。

膀胱炎も治療よりも、予防が重要です。もし、怪しい症状があれば、尿検査で診断可能ですので、一度ご相談ください☆

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12月の休診日&冬の花壇

12月となりました。残すところあと一月となりました。特に毎年12月はあっという間に時間が過ぎてしまうので、すぐに年末が来てしまいそうです。

12月の休診日のお知らせです。12月1日(木曜)、8日(木曜)、15日(木曜)、22日(木曜)、29日(木曜)はお休みを頂きます。12月23日(金曜・祝日)は通常通り、午前午後ともに診察しています。
また、年末は30日までの診察となります。30日は午前10時~12時、午後15時~18時の診察となります。年始は1月4日(水曜)からの診察を予定しております。

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さて、夏の花壇も5月頃から頑張ってくれた花たちも終わり、冬の花壇へと植え替えとなりました。夏の花壇は、雑草との戦いでしたが、何とかきれいに咲いてくれました。さて、冬の花壇はパンジーとビオラを中心として、冬の間もきれいに飾ってくれます。春になるとチューリップなどの球根類なども一気に成長して、華やかに咲いてくれると思います。ぜひぜひ、楽しみにしてください☆

ウサギのふれあい教室

先日は、近くの北里小学校の依頼で、小学校2年生のふれあい教室に参加してきました。もともと、小学校ではウサギを飼っていて、2年生がお世話をしています。今回はウサギの性格や、体の仕組みについて勉強したり、抱っこの仕方を勉強してもらいました。

まずは、皆でウサギの体の仕組みを勉強しました。特に、歯をしっかりと見てもらいました。ウサギは草食動物であるために、草を噛み切る事と、すりつぶす事が大事になります。犬や猫と違い牙がなく、草を噛み切るために、前歯が発達しています。また、奥歯が大きく歯で草などをすりつぶします。実はウサギの歯は伸び続けるために、干し草などをしっかり食べさして、歯が伸びすぎないように擦り減らす必要があります。あまり柔らかいものだけでは、歯の病気になる場合があります。生徒さんたちは、興味津々で口の中をのぞいていました。

他には、聴診器を使い、心臓の音を聞いてもらいました。小動物の心臓の音は、人よりもかなり早いです。心臓の音は小さいため聞きにくいですが、みんなしっかり聞いてもらいました。

その後は、ウサギの抱っこの仕方を練習してもらいました。ポイントは、緊張しないことです。特にウサギは怖がりなため、抱っこする側に力が入ると怖がります。また、抱き方としては、お腹を上に向けるとウサギは落ち着きます。最初は、怖々の生徒さんもいましたが、徐々にみんな慣れてくれました。最後は、ウサギの抱っこに順番待ちが出来るほどでした。

今後のウサギのお世話に役立つのはもちろんですが、ウサギを通して動物との関わりや、命についてそれぞれ感じてくれることを期待します。imgp8555

さて、今回のおまけは、チューリップの球根の山です。少し前にインターネットや、テレビでも少し話題になったようですが、チューリップのコンテナを倒してごちゃまぜになってしまったため、色や種類は不明のチューリップの訳アリで販売をしていたお花屋さんの球根です。これを注文し、先日200個の球根が届きました。ちなみに、50万球が完売したようです。来年の春のみかみ動物病院の花壇は、チューリップでいっぱいになると思いますので、楽しみにしててください☆

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冬の過ごし方&日めくりカレンダー

寒さも本格的となってきました。寒さが増してくると、気になるのがペットの寒さです。今回はそんなペットの冬の過ごし方の話です。最近ではよく、質問を受ける話題です。

そもそも、犬や猫は寒さには弱いのでしょうか?よく、うちの子はストーブの前にずっといるとか、コタツに入って出てこないなどの話をよく聞きます。ですが、実は人が思うほど動物は寒さには弱くないのです。全身、毛で覆われていますので、比較的に温かいのです。

確かに、暖かいところは動物も気持ち良いため近づくかもしれませんが、暖房器具が必要かと言われれば必要ありません。少なくとも、人が普通のカッコで過ごせるぐらいの寒さであれば問題ないです。そのため、人がいないときもずっと暖房が必要と言うことはありません。

特に猫は、自分で暖かいところを探せるため、自由であればまったく必要はありません。また、犬は散歩時などは、どうでしょうか?基本的には、すぐに運動で体が温まりますので、必ずしも服なども必要ありません。ただし、体調を崩している時は、部屋の暖めはやはり寒い日は暖かくしておたほうがよいです。

また、高齢になってきてからは、人が動物に合わす必要があります。寒い日は20℃ぐらいに設定するぐらいで良いと思います。

また、ウサギや鳥などの小動物は寒さに弱いです。特に、昼と夜の寒暖差が出ないように気を付けてください。特に窓際にケージがある場合は要注意です。昼間は暖かいかもしれませんが、夜は冷たい空気が流れてきます。小動物は環境の変化からくる体調変化から来る病気が多いため、要注意です。

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さて、当院の本棚の上でも密かに活躍している、日めくりカレンダーの話題です。来年度分が発売となっています。犬用の日めくりわんこと、猫用の日めくりにゃんこがあります。お求めの方は、受付までお声がけください。また、再来年のカレンダーのモデル犬、モデル猫も募集しているそうです。ぜひ、ご応募してください☆

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秋の勉強会第七回 子犬教室(パピーパーティー)

ますます寒くなってきました。だんだんと木々も色づいてきました。早いもので11月の前半ももう終わりです。あっという間に、今年も終わりそうです。

先日は、子犬教室を開催しました。6ヶ月までの子犬に集まってもらいました。今回は、ビション、柴犬、プードル、フレンチブルなど、様々な犬種の子犬に参加してもらいました。

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まずは、おしりの匂いをかぎ合っての犬同士の挨拶です。その後、家族の人以外と触れ合いをもってもらうため、それぞれ別の飼い主さんから、おやつをもらいました。今回もみんな上手に出来ました。

子犬の時は、本来は親や兄弟犬などと触れ合うことで、コミュニケーションの仕方を学びます。一番重要な時期に、親から離されてしまったしまった子犬は、犬同士の関わり方がわかりません。そのため、この時期に人が代わりに、様々な経験をさせてあげる必要があります。子犬教室の目的の一つが、これです。

imgp8388imgp8431犬同士の触れ合いは、遅くとも半年ぐらいまでに済ませておく必要があります。特に、同じぐらいの子犬同士がうまくいきやすく、効果的です。半年ぐらいまでの子犬は、人の幼稚園や小学生ぐらいで、好奇心が強く、距離が縮まりやすいのです。半年を越すと、緊張や警戒が出てきますので、そこから慣れるのは難しくなります。

imgp8405今回は、みんなゆっくり距離を詰めることができて、徐々に遊べるようになってきました。フレンチのラテちゃんは、元々に同居犬もいるせいか、離れすぎず行きすぎずの良い距離をもって皆と遊んでくれました。ビションのにこるちゃんは、人も犬も大好きで活発でした。プードルのシェリーちゃんは、子犬にぐいぐい来られると最初は逃げていましたが、徐々に慣れてきました。一番若く小さい、あずきちゃんは、最初は飼い主さんの足元からなかなか出てこれませんでしたが、おもちゃが出てくると興味津々でした。りくちゃんは、エサが出るおもちゃを上手に使って遊んでいました。

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今回は犬種は様々でしたが、上手にお互いの距離の取り方を学びつつ、上手に遊べました。どうやったら遊びにさそえるか、逆にどこまでやったら嫌がられるかが、自然と身についたようです。

これをきっかけに、今後も楽しい犬ライフの手助けになってくれたらと思います。また、子犬教室は希望者が集まり次第で開催予定です。ぜひ、ご参加をご希望の方はご連絡ください☆

秋の勉強会 第六回 知っておきたいプードルの話&11月の休診日

11月の休診日のお知らせです。11月3日(木曜・祝日)、10日(木曜)、17日(木曜)、24日(木曜)、25日(金曜)はお休みを頂きます。尚、11月23日(水曜・祝日)は通常通り、午前午後ともに診察しております。また、26日(土曜)、27日(日曜)は通常通り診察していますが、院長は不在となります。ご迷惑をおかけいたします。

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さて、先日は犬種別セミナーとして、プードルについて、性格や特徴、必要なお手入れ、またプードルに多い病気などを知ってもらい、プードルにより詳しくなってもらい、健康に過ごしてもらうことを目的として開催しました。

トイプードルを飼われている飼い主さんから、うちの子はすごくやんちゃですと言う話をよく聞きます。トイプードルは小型ではありますが、実は非常に活発な犬です。何と、もともとプードルの祖先は、水辺で働く猟犬が祖先となります。そのため、小型犬の中では、群を抜いて活発なんです。小型犬だからといって、散歩が必要ないなんてことはありません。最低でも、30分の散歩が一日2回は必要です。そのため、活発過ぎてあたりまです。

また、トイプードルはその特徴的な耳の作りから、外耳炎になりやすい犬種です。もともと、トイプードルは体が小さいため、耳の中も狭いです。また、耳の中の毛が多く、汚れが溜まりやすい。また、耳が垂れているために、蒸れやすい。外耳炎は様々な原因で起こりますが、トイプードルは特に耳の環境が悪くなり、細菌、カビなどが増えたことにより、病気が始まります。耳の痒みが出たり、赤みや腫れなどが起こります。耳垢も増え、臭いなども出てきます。早期に治療しないと、耳に変形が出る場合もあります。予防が非常に重要で、耳のお手入れをしっかりしてもらうことで予防になります。まず、単純に耳掃除で汚れをとってもらうことにより、細菌の増殖を防ぎます。ただし、家でのお手入れは耳の周りを軽くふくだけで良いと思います。むしろやりすぎると、傷になります。耳のお手入れのもう一つのポイントは、定期的に耳を見てもらう事で、悪化に早く気付くことが出来ます。決して上手にきれいにならなくても、耳に気を使ってもらうこと自体にも価値があります。

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他にも、特徴的な毛質の話や、小さい口だから起こる病気についてなど、多くのことを勉強してもらいました。また、犬種別シリーズも他の犬種でも、いつか開催したいと思います。ぜひ、期待していてください☆